提示
PCRによる髄膜炎菌の同定はいくつかの論文で報告されているが、いまのところWHOを含めた国際医療機関において統一された方法の提示はない。 また、髄液中の細菌抗原を検出する方法も行われており、ラテックス凝集法による診断キットがSlidex(Bio-Merieux社)として販売されている。ただし、このキットにはA, B, C群に対する抗体し か含まれていないので、その点に留意する必要がある。 治療・予防 第一選択薬はペニシリンGで ある。 [niid.go.jp]
皮膚
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点状出血
点状出血がみられることもある。敗血症例では ショック並びにDICを来し(WaterhouseFriedrichsen症候群)、細菌性の関節炎を伴うこ ともある。世界各地に散発性又は流行性に発生し、温帯では寒い季節に、熱帯では乾季に多 発する。本邦ではまれである。 [www1.pref.shimane.lg.jp]
また、点状出血が眼球結膜、口腔粘膜や皮膚に認められることもあります。重症化すると意識障害、痙攣、ショックなどに進展することがあります フィリピン症例(サン・ラザロ病院) 咳、くしゃみなどのしぶきと共に放出された髄膜炎菌を鼻腔から吸入することによって感染します。本菌を拡散させないためにも、保菌者・周囲の人が共にサージカルマスクを着用することが効果的です。 また、保菌者とのキスや飛び散った本菌が付着したものを直接手で触ると、鼻や口などを介して感染することがあります。 [kobe-tokiwa.ac.jp]
全身組織
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発熱
症状は他の病原体での髄膜炎と同様で、発熱、頭痛、嘔吐が主となります。抗菌薬治療がこんなに発達した現在においても、発症した場合は後遺症を残したり、あるいは死に至ることもあります。中央アフリカには「髄膜炎ベルト」と呼ばれるこの病気の多発地帯があります。また、先進国でも散発的に発生しており、この病気に対するワクチンが定期接種されている国もあります。 2011 年には、日本でも高校の学生寮で集団発生し、残念ながら1名が亡くなっています 。 [genki-kitakyu-ped.com]
髄膜炎菌性髄膜炎とは (兆候・症状) 2 10日の潜伏期間の後、頭痛と発熱が急に起こり、首が固くなり動かしづらくなります。吐き気や嘔吐、錯乱、光が眩しく感じるなどの症状もあります。重症化すると、痙攣や意識障害がみられ、臓器が機能しなくなり死亡します。発症した人の20%程度が重症になります。治療をしても致死率は10 15%、治療をしない場合の致死率は50%にも上ります。 髄膜炎菌性髄膜炎の感染原因 (発症地域) 髄膜炎はヒトの鼻や喉の粘膜に付着して感染します。 [sendagaya-ic.com]
(2)臨床的特徴 突然の発症がみられ(潜伏期は2 4日)、髄膜炎症状(頭痛、発熱、痙攣、意識障害、髄 膜刺劇症状、乳児では大泉門膨隆)を示す。点状出血がみられることもある。敗血症例では ショック並びにDICを来し(WaterhouseFriedrichsen症候群)、細菌性の関節炎を伴うこ ともある。世界各地に散発性又は流行性に発生し、温帯では寒い季節に、熱帯では乾季に多 発する。本邦ではまれである。 [www1.pref.shimane.lg.jp]
主な症状 侵襲性髄膜炎菌感染症は、発症後12時間以内は発熱、頭痛、吐き気などの風邪に似た症状を示すため、診断が難しく、早期に適切な治療が受けにくいので注意が必要です。発症から13 20時間が経つと、皮下出血や発疹、息苦しい、光を異常にまぶしく感じるなどの症状が起きはじめ、その後急激に悪化し、意識障害や痙攣を起こすことがあります。 髄膜炎菌は、放っておくと体中に回ってしまい、症状がどんどん悪化していきます。 [chiba-city-med.or.jp]
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高熱
症状 菌血症(敗血症)による高熱、皮膚、粘膜における出血斑、関節炎が出現しその後、頭痛、吐き気、精神症状、発疹、項部硬直(首の後ろが硬くなる)などの髄膜炎症状が現れます。劇症型の場合には、突然発症し、頭痛、高熱、けいれん、意識障害、血液凝固異常などを起こし、ショック状態で死亡する場合もあります。死亡率は10-15%で、早期に診断され適切な治療がされても5-10%、無治療の場合は50%とされています。 治療法 抗生物質による迅速な治療が必要です。 [forth.go.jp]
【症状】 高熱、関節痛などの初期症状に続き、頭痛、嘔気、精神症状、頚部硬直などの髄膜炎様症状を呈し、重症例では菌血症から死にいたる場合もあります。 【髄膜炎菌髄膜炎ワクチン 4価/MCV4-D MENACTRA(メナクトラ)サノフィ社製】 1回接種 、筋肉注射。接種対象者:2歳以上55歳以下 *国内承認済ワクチン(2015年) 海外では欧州を始め広く承認を受け使用されていますが、アメリカでは2005年に認可されています。 [ohue.jp]
臨床症状 気道を介してまず血中に入り、 1)菌血症(敗血症)を起こし、高熱や皮膚、粘膜における出血 斑、関節炎等の症状が現れる。引き続いて 2)髄膜炎に発展し、頭痛、吐き気、精神症状、発疹、項部硬直などの主症状を呈する。3)劇症型の場合には突然発症し、頭痛、高熱、けいれん、意識障害を 呈し、DIC(汎発性血管内凝固症候群)を伴い、ショックに陥って死に至る (Waterhouse-Friderichsen症候群)。 [niid.go.jp]
、急性疾患、過去の接種で危篤な副反応があった人 高熱、急性疾患、過去の接種で危篤な副反応があった人 ワクチン製造過程にてジフテリアトキソイドを使用しているため、ジフテリアトキソイドによってアナフィラキシーを呈したことがある人 高熱、急性疾患、過去の接種で危篤な副反応があった人 ワクチン製造過程にて破傷風トキソイドを使用しているため、破傷風トキソイドによってアナフィラキシーを呈したことがある人 *)掲載内容は全てではありません。 [japantravelclinic.com]
劇症型の場合、突然の頭痛、高熱、けいれん、意識障害、DIC(汎発性血管内凝固症候群)を伴い、ショックに陥って死に至ります。 治療しなければ例外なく死に至ります。 診断方法は 血液や髄液の培養検査や、髄液中の細菌抗原の存在の有無を検出するラテックス凝集法を用いた診断キットで診断します。 治療法は 髄膜炎が疑われたら、できるだけ早く抗菌薬投与をおこないます。 予防法は ① ワクチン接種 リスクがある人はワクチン接種をおこないます。 [vaccine4all.jp]
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倦怠感
ワクチンの副反応 国内臨床試験では、注射部位反応として疼痛、発赤、腫脹(はれ)が、全身反応として筋肉痛、倦怠感発熱などが報告されています。 海外では、重篤なものとしてショック、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、ギラン・バレー症候群が報告されています。 出典 [katayama-clinic.jp]
注射部位の疼痛、発赤、腫脹、しこり等、その他発熱、倦怠感、頭痛、めまい、下痢、筋肉痛、等。アナフィラキシー様の症状などは稀です。 ※1 Mencevax ACWY(メンセバックス;4価髄膜炎菌ワクチン) は国内未認証の輸入ワクチンです。輸入ワクチンに関してはこちらをご覧ください。 [travel-vaccination.jp]
臨床症状は6日 2週間の潜伏期の後、発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状(腹痛、嘔吐、下痢等)、リンパ節腫脹、出血症状がみられます 3)4)5) 。致死率は中国において2009年では30%程度であり 3) 、現在では調査が進み10数%程度になっています 5) 。 [yoshida-pharm.com]
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悪寒
敗血症例では発熱、悪寒、虚脱を呈し、重症化を来すと紫斑の出現、ショック並びにDIC(Waterhouse-Friedrichsen症候群)に進展することがある。 本疾患の特徴として、点状出血が眼球結膜や口腔粘膜、皮膚に認められ、また出血斑が体幹や下肢に認められる。 世界各地に散発性又は流行性に発症し、温帯では寒い季節に、熱帯では乾期に多発する。 学生寮などで共同生活を行う10代が最もリスクが高いとされているため、特に共同生活をしている例ではアウトブレイクに注意が必要である。 [pref.tottori.lg.jp]
敗血症例では発熱、悪寒、虚脱、を示します。重症化により紫斑、ショック、DIC(Waterhouse-Friedrichsen症候群)に至ることもあります。特徴としては眼球結膜や口腔粘膜、皮膚に点状出血が、体幹や下肢に出血斑が認められます。 伝播予防策は標準予防策に飛沫予防策を追加して行います 19) 。 消毒薬抵抗性については特に報告がありません。通常選択する消毒薬を用いて必要な消毒を行います。 [yoshida-pharm.com]
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てんかん
致死率は約 10% 、命を取り留めても 10 20% の人に聴覚障害、体の麻痺やてんかんなどの後遺症が残るとされています。 好発年齢 : 3-5 か月と 16 歳以上の 2 つのピークがあります。 診断法 :髄液や血液の細菌培養検査によって診断されます。 治療法 :抗菌薬を十分量かつ十分期間投与します。他の細菌性髄膜炎の時と同様、入院での注意深い全身状態の管理のもと、点滴による投与が必要です。診断がつき次第、あるいは疑いが生じた時点で早急に抗菌薬の投与を開始する必要があります。 [genki-kitakyu-ped.com]
致命率は10%、回復した場合でも10 20%に難聴、まひ、てんかんなどの後遺症が残る。 診断 髄液培養、血液培養 治療 抗菌薬 予防法・ワクチン 海外では髄膜炎菌ワクチンが使用されているが、日本では薬事承認されたワクチンはない。患者と、家庭内や幼稚園等で接触、キス、歯ブラシや食事用具の共有による唾液の接触、同じ住居でしばしば寝食を共にした人は、患者が診断を受けた24時間以内に抗菌薬の予防投与を受けることが推奨される。 [ishikawa.med.or.jp]
神経学
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頭痛
症状 菌血症(敗血症)による高熱、皮膚、粘膜における出血斑、関節炎が出現しその後、頭痛、吐き気、精神症状、発疹、項部硬直(首の後ろが硬くなる)などの髄膜炎症状が現れます。劇症型の場合には、突然発症し、頭痛、高熱、けいれん、意識障害、血液凝固異常などを起こし、ショック状態で死亡する場合もあります。死亡率は10-15%で、早期に診断され適切な治療がされても5-10%、無治療の場合は50%とされています。 治療法 抗生物質による迅速な治療が必要です。 [forth.go.jp]
症状は他の病原体での髄膜炎と同様で、発熱、頭痛、嘔吐が主となります。抗菌薬治療がこんなに発達した現在においても、発症した場合は後遺症を残したり、あるいは死に至ることもあります。中央アフリカには「髄膜炎ベルト」と呼ばれるこの病気の多発地帯があります。また、先進国でも散発的に発生しており、この病気に対するワクチンが定期接種されている国もあります。 2011 年には、日本でも高校の学生寮で集団発生し、残念ながら1名が亡くなっています 。 [genki-kitakyu-ped.com]
髄膜炎菌性髄膜炎とは (兆候・症状) 2 10日の潜伏期間の後、頭痛と発熱が急に起こり、首が固くなり動かしづらくなります。吐き気や嘔吐、錯乱、光が眩しく感じるなどの症状もあります。重症化すると、痙攣や意識障害がみられ、臓器が機能しなくなり死亡します。発症した人の20%程度が重症になります。治療をしても致死率は10 15%、治療をしない場合の致死率は50%にも上ります。 髄膜炎菌性髄膜炎の感染原因 (発症地域) 髄膜炎はヒトの鼻や喉の粘膜に付着して感染します。 [sendagaya-ic.com]
(2)臨床的特徴 突然の発症がみられ(潜伏期は2 4日)、髄膜炎症状(頭痛、発熱、痙攣、意識障害、髄 膜刺劇症状、乳児では大泉門膨隆)を示す。点状出血がみられることもある。敗血症例では ショック並びにDICを来し(WaterhouseFriedrichsen症候群)、細菌性の関節炎を伴うこ ともある。世界各地に散発性又は流行性に発生し、温帯では寒い季節に、熱帯では乾季に多 発する。本邦ではまれである。 [www1.pref.shimane.lg.jp]
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痙攣
重症化すると、痙攣や意識障害がみられ、臓器が機能しなくなり死亡します。発症した人の20%程度が重症になります。治療をしても致死率は10 15%、治療をしない場合の致死率は50%にも上ります。 髄膜炎菌性髄膜炎の感染原因 (発症地域) 髄膜炎はヒトの鼻や喉の粘膜に付着して感染します。髄膜炎菌に感染したひとがセキやくしゃみをして飛び散った唾液等を直接吸いこむことで感染が広がります。また、感染したひとが使った食器の共用で感染することもあります。 [sendagaya-ic.com]
(2)臨床的特徴 突然の発症がみられ(潜伏期は2 4日)、髄膜炎症状(頭痛、発熱、痙攣、意識障害、髄 膜刺劇症状、乳児では大泉門膨隆)を示す。点状出血がみられることもある。敗血症例では ショック並びにDICを来し(WaterhouseFriedrichsen症候群)、細菌性の関節炎を伴うこ ともある。世界各地に散発性又は流行性に発生し、温帯では寒い季節に、熱帯では乾季に多 発する。本邦ではまれである。 [www1.pref.shimane.lg.jp]
発症から13 20時間が経つと、皮下出血や発疹、息苦しい、光を異常にまぶしく感じるなどの症状が起きはじめ、その後急激に悪化し、意識障害や痙攣を起こすことがあります。 髄膜炎菌は、放っておくと体中に回ってしまい、症状がどんどん悪化していきます。さらに、ほかの細菌と比べて100 1000倍の毒素を出し、症状の進みが非常に早いため、発症から1 2日以内で意識がなくなったり、ショック状態となり、そのまま死亡してしまうこともあるのです。 [chiba-city-med.or.jp]
本菌は飛沫感染により人から人へ伝播し、気道を介して血中に入り、さらには髄液にまで侵入することにより、敗血症や髄膜炎(頭痛、発熱、痙攣、意識障害、髄膜刺激症状、乳児では大泉門膨隆)を起こすことがある。 髄膜炎菌は、髄膜炎において髄液中に検出頻度の高い細菌である。本検査は、髄液中の髄膜炎菌を迅速に検出する事ができる。 ページトップへ戻る 補足情報 1 迅速検査にて陰性時には高感度な培養法の追加依頼を推奨いたします。 ページトップへ戻る 前画面に戻る 検査案内TOPへ戻る [uwb01.bml.co.jp]
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錯乱
吐き気や嘔吐、錯乱、光が眩しく感じるなどの症状もあります。重症化すると、痙攣や意識障害がみられ、臓器が機能しなくなり死亡します。発症した人の20%程度が重症になります。治療をしても致死率は10 15%、治療をしない場合の致死率は50%にも上ります。 髄膜炎菌性髄膜炎の感染原因 (発症地域) 髄膜炎はヒトの鼻や喉の粘膜に付着して感染します。髄膜炎菌に感染したひとがセキやくしゃみをして飛び散った唾液等を直接吸いこむことで感染が広がります。 [sendagaya-ic.com]
髄膜炎菌は飛沫感染し、感染すると、発熱、激しい頭痛、頸部硬直、羞明(異常なまぶしさを感じること)、嘔吐、錯乱などの症状が出現します。感染したら速やかに抗生物質治療を受けてください。予防接種を受け、衛生状態に注意を払うことが予防策になります。 【アドバイス】 ・モンゴル到着前に、髄膜炎菌性髄膜炎ワクチンの接種を検討してください。 ・在留邦人の皆様は、現地医療機関でのワクチン接種を検討してください。 ・手を洗うなど、厳格な衛生管理を徹底してください。 [tokutenryoko.com]
胃腸
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嘔吐
吐き気や嘔吐、錯乱、光が眩しく感じるなどの症状もあります。重症化すると、痙攣や意識障害がみられ、臓器が機能しなくなり死亡します。発症した人の20%程度が重症になります。治療をしても致死率は10 15%、治療をしない場合の致死率は50%にも上ります。 髄膜炎菌性髄膜炎の感染原因 (発症地域) 髄膜炎はヒトの鼻や喉の粘膜に付着して感染します。髄膜炎菌に感染したひとがセキやくしゃみをして飛び散った唾液等を直接吸いこむことで感染が広がります。 [sendagaya-ic.com]
症状は他の病原体での髄膜炎と同様で、発熱、頭痛、嘔吐が主となります。抗菌薬治療がこんなに発達した現在においても、発症した場合は後遺症を残したり、あるいは死に至ることもあります。中央アフリカには「髄膜炎ベルト」と呼ばれるこの病気の多発地帯があります。また、先進国でも散発的に発生しており、この病気に対するワクチンが定期接種されている国もあります。 2011 年には、日本でも高校の学生寮で集団発生し、残念ながら1名が亡くなっています 。 [genki-kitakyu-ped.com]
髄膜炎菌は飛沫感染し、感染すると、発熱、激しい頭痛、頸部硬直、羞明(異常なまぶしさを感じること)、嘔吐、錯乱などの症状が出現します。感染したら速やかに抗生物質治療を受けてください。予防接種を受け、衛生状態に注意を払うことが予防策になります。 【アドバイス】 ・モンゴル到着前に、髄膜炎菌性髄膜炎ワクチンの接種を検討してください。 ・在留邦人の皆様は、現地医療機関でのワクチン接種を検討してください。 ・手を洗うなど、厳格な衛生管理を徹底してください。 [tokutenryoko.com]
突然の発熱、頭痛、疲労感、嘔吐、関節痛、発疹などが主な症状です。ほとんどの場合、早期に抗生物質を投与することで治癒します。 髄膜炎菌ワクチンは、アフリカや中東へ渡航される方には推奨されるワクチンです。髄膜炎ベルト(下記参照)と呼ばれるサハラ以南の地域は感染率が高く特に推奨されます。 また近年では、アメリカへ留学する際に(学生寮に入る場合)、州の法律で髄膜炎菌ワクチンの接種が義務化されております。 感染症 髄膜炎について詳しくはこちらをご覧下さい。 [travel-vaccination.jp]
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吐き気
吐き気や嘔吐、錯乱、光が眩しく感じるなどの症状もあります。重症化すると、痙攣や意識障害がみられ、臓器が機能しなくなり死亡します。発症した人の20%程度が重症になります。治療をしても致死率は10 15%、治療をしない場合の致死率は50%にも上ります。 髄膜炎菌性髄膜炎の感染原因 (発症地域) 髄膜炎はヒトの鼻や喉の粘膜に付着して感染します。髄膜炎菌に感染したひとがセキやくしゃみをして飛び散った唾液等を直接吸いこむことで感染が広がります。 [sendagaya-ic.com]
症状 菌血症(敗血症)による高熱、皮膚、粘膜における出血斑、関節炎が出現しその後、頭痛、吐き気、精神症状、発疹、項部硬直(首の後ろが硬くなる)などの髄膜炎症状が現れます。劇症型の場合には、突然発症し、頭痛、高熱、けいれん、意識障害、血液凝固異常などを起こし、ショック状態で死亡する場合もあります。死亡率は10-15%で、早期に診断され適切な治療がされても5-10%、無治療の場合は50%とされています。 治療法 抗生物質による迅速な治療が必要です。 [forth.go.jp]
主な症状 侵襲性髄膜炎菌感染症は、発症後12時間以内は発熱、頭痛、吐き気などの風邪に似た症状を示すため、診断が難しく、早期に適切な治療が受けにくいので注意が必要です。発症から13 20時間が経つと、皮下出血や発疹、息苦しい、光を異常にまぶしく感じるなどの症状が起きはじめ、その後急激に悪化し、意識障害や痙攣を起こすことがあります。 髄膜炎菌は、放っておくと体中に回ってしまい、症状がどんどん悪化していきます。 [chiba-city-med.or.jp]
引き続いて 2)髄膜炎に発展し、頭痛、吐き気、精神症状、発疹、項部硬直などの主症状を呈する。3)劇症型の場合には突然発症し、頭痛、高熱、けいれん、意識障害を 呈し、DIC(汎発性血管内凝固症候群)を伴い、ショックに陥って死に至る (Waterhouse-Friderichsen症候群)。 菌血症で症状が回復し、髄膜炎を起こさない場合もあるが、髄膜炎を起こした場合、治療を 行わないと致死率はほぼ100%に達する。抗菌薬が比較的有効に効力を発揮するので、早期に 適切な治療を施せば治癒する。 [niid.go.jp]
このような経過から、発熱、せき、鼻水などの風邪症状に加えて、急激な頭痛、吐き気、意識障害、項部硬直の症状が現れた場合、髄膜炎菌などによる髄膜炎の可能性がありますので、できる限り早急に医療機関を受診することをお勧めします。 日本国内での最近の侵襲性髄膜炎菌感染症の患者発生は、13年 23人 14年 37人 15年 34人 16年 43人 17年 23人です。死亡率は15%と非常に高く、救命されても脳障害や難聴、身体障害などの後遺症が残ることがあります。 [asahi.com]
眼
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羞明
髄膜炎菌は飛沫感染し、感染すると、発熱、激しい頭痛、頸部硬直、羞明(異常なまぶしさを感じること)、嘔吐、錯乱などの症状が出現します。感染したら速やかに抗生物質治療を受けてください。予防接種を受け、衛生状態に注意を払うことが予防策になります。 【アドバイス】 ・モンゴル到着前に、髄膜炎菌性髄膜炎ワクチンの接種を検討してください。 ・在留邦人の皆様は、現地医療機関でのワクチン接種を検討してください。 ・手を洗うなど、厳格な衛生管理を徹底してください。 [tokutenryoko.com]
治療
死亡率は10-15%で、早期に診断され適切な治療がされても5-10%、無治療の場合は50%とされています。 治療法 抗生物質による迅速な治療が必要です。 予防等 埃っぽい風や上気道炎が咽頭の髄膜炎菌に対する抵抗力を弱めると考えられています。流行地では、人混みを避ける、風邪をひかないなど体調管理に心掛けましょう。また、流行地に滞在される方は予防ワクチンの接種が勧められます。メッカ巡礼に際してはワクチン接種が要求されます。 [forth.go.jp]
世界保健機関(WHO)は、侵襲性髄膜炎菌感染症の治療を行わなかった場合、約半数に及ぶ50%が死亡すると報告しており、適切な治療を受けた場合でも、発症後24 48時間以内に5 10%が死亡する可能性があります。 後遺症が残る確率も高く、早期に適切な治療を受けた場合でも、11 19%の割合で壊疽による手足の切断、聴覚障害や言語障害、知能障害などの後遺症が残ってしまうことがあります。 主な感染経路 髄膜炎菌感染症は、人と人が長時間集まる場所で感染が広まります。 [chiba-city-med.or.jp]
治療・予防 第一選択薬はペニシリンGで ある。また、一般に髄膜炎の初期治療に用いられるセフォタキ シム(CTX)、セフトリアキソン(CTRX)、セフロキシム(CXM)は髄膜炎菌にも優れた抗菌力を発 揮するので、菌の検査結果を待たずしてCTX、CTRXをペニシリンGと併用すれば、起炎菌に対して広範囲な効果を現わし、早期治療の助けとなる。 予防としてはまずワクチンが挙げられる。現在ではA、C単独もしくはその2群、およびA、C、Y、W-135の4群混合の精製莢膜多糖体 ワクチンが使用されている。 [niid.go.jp]
治療をしても致死率は10 15%、治療をしない場合の致死率は50%にも上ります。 髄膜炎菌性髄膜炎の感染原因 (発症地域) 髄膜炎はヒトの鼻や喉の粘膜に付着して感染します。髄膜炎菌に感染したひとがセキやくしゃみをして飛び散った唾液等を直接吸いこむことで感染が広がります。また、感染したひとが使った食器の共用で感染することもあります。 アフリカ中央部で多く発生し、毎年乾季(11月 6月)に流行します。先進国でも局地的に発生しています。サウジアラビアでも感染の恐れがあります。 [sendagaya-ic.com]
登校(園)基準 :有効な治療開始後 24 時間を経過するまでは隔離が必要です。病状により学校医その他の医師におい て感染のおそれがないと認められるまで出席停止です。 [genki-kitakyu-ped.com]
疫学
一方、A群は過去30年間の髄膜炎菌182株中には1株も認められていない(本号 4ページ 参照)が、1999年以降に3株分離され、そのうち2株は患者本人もしくは近親者に中国への渡航歴があり、Multilocus sequence typing(MLST)法による分子疫学的分類によっても中国で近年流行のあった遺伝子型と一致した(本号 5ページ およびIASR 24: 264, 2003 参照)。 [idsc.nih.go.jp]
そのため、患者発生時には感染拡大防止のため迅速に積極的疫学調査(家族や関係者の鼻咽頭細菌検査など)が必要です。患者に関わる関係者の保菌率が有意に上昇していることが明らかになっています。 侵襲性髄膜炎菌感染症とは 髄膜炎菌による侵襲性感染症(本来無菌環境と考えられる部位から起因菌が分離された感染症)のうち、本菌が髄液または血液から検出された感染症のことを言います。 乳幼児だけでなく学生寮などで共同生活を送っている 10 代の若い人たちの間でも流行が見られています。 [kobe-tokiwa.ac.jp]
予防
ワクチンで予防できる感染症 各項目をクリックしてください 髄膜炎菌性髄膜炎について 重要ポイント 髄膜炎菌はセキやくしゃみなどによる飛沫感染です。 特に髄膜炎ベルトと呼ばれるサハラ以南のアフリカ中央部で乾季に流行しますが、欧米の一部などでも流行することがあります。 髄膜炎菌ワクチンは1回接種すれば約5年間有効です。 髄膜炎菌性髄膜炎を予防するには 髄膜炎菌ワクチンは1回接種すれば約5年間抗体が維持されます。髄膜炎菌に感染したひとと接触した場合、抗生物質を予防的に投与することもあります。 [sendagaya-ic.com]
として、学校保健安全法の「学校において予防すべき感染症(学校感染症)」に指定されました。感染した場合は、保健所と病院へ速やかに連絡し治療を急ぐだけでなく、周囲へのワクチン接種、抗菌薬の予防投与を行うことを促し、さらなる感染の拡大を防ぐ必要があります。 予防法 髄膜炎菌感染症はワクチンで防ぐことができます。乳児期、思春期の感染を避けるため、早めに接種しておくことが重要です。日本脳炎ワクチンの標準的な定期接種対象年齢の3 5歳頃に合わせて髄膜炎菌ワクチンの接種を検討すると良いでしょう。 [chiba-city-med.or.jp]
予防法 :この病気の患者と、家庭内や保育所、幼稚園で密に接触していた人、キス、歯ブラシや食事用具の共用による唾液の接触、あるいは同じ住居で寝食をともにした人は、患者が診断を受けた 24 時間以内に抗菌薬の予防投与を受けるべきです。 また、海外、特に中央アフリカに渡航する人は、事前にワクチンによる予防を行うことが望ましいです。これまで輸入ワクチンを使用するしかなかったのですが、2015年5月にやっと国内での製造・販売が 承認され、必要時には以前よりも接種しやすくなりました。但し任意接種です。 [genki-kitakyu-ped.com]