治療
つまり、普通の黄色ブドウ球菌とMRSA、普通の腸球菌とVREが臨床的に区別して扱われているように、普通のセラチアと「多剤耐性セラチア」は、治療や対策の際に、区別して取り扱われる必要があります。 対策に必要なレベル (A)患者毎の対応で良い場合 上記の(1)や(2)の場合で、写真1に示すような通常のセラチアによる感染症が散発的に発生している場合は、個々の症例毎に、感染原因の特定や抗菌薬の投与など感染症の治療が中心となります。 [idsc.nih.go.jp]
予防
予防には、施設の清掃や消毒を徹底することです。 セラチア菌Q&A Q1)健康な人も血液に菌が入ると発病するの? A1)健康な方では発病する事はほとんどありません。たとえば、歯科治療を受けて歯を抜いた時には、抜歯したところから細菌が血液に入る事があります。この場合を『菌血症』と言い、あくまでも一時的な疾病です。重症の感染症である『敗血症』となるのは、抵抗力の極度に弱くなった方に限られます。 Q2)セラチア菌に感染したら、どうなりますか? [hattorikogyo.com]