提示
全身組織
-
下肢の浮腫
下肢に浮腫が起こる。 メージュ病(Meige disease):家族性遺伝性に発症する早発性リンパ浮腫。 クリッペル・トレノニー・ウェーバー症候群(Klippel-Trenaunay-Weber症候群):生まれつき四肢の広い範囲にできる血管腫があり、その側の四肢の肥大や長さの延長がみられるもの。 ターナー症候群、クラインフェルター症候群、ダウン症候群、ヌーナン症候群、黄色爪症候群、重複睫毛症などとともに リンパ浮腫が見られることがある。 [central.or.jp]
治療
(3)医師による診察、治療構成の確認 CPTを開始する際には、必ず医師の診察を受け、既往歴、現病歴、内臓性浮腫およびその他の浮腫をきたす疾患との鑑別、合併症や皮膚疾患の有無、適応禁忌を確認する。 治療方針は、単純性のリンパ浮腫であるのか、脂肪浮腫、静脈性浮腫等を合併する混合型であるかにより異なる。 (4)治療法とケア 1.スキンケア 治療開始前に、左右肢の温度や皮膚状態(発赤、発疹、熱感、冷え、外傷、創傷、潰瘍、真菌感染等の有無等)、急性皮膚炎や蜂窩織炎等の有無を確認する。 [hhk.jp]
予防
(2)スキンケアを行う リンパ浮腫の発症や悪化のきっかけとなりやすい炎症を予防するために、以下のことに注意して皮膚の保護を行うことが大切です。 1.皮膚の清潔を保つために ・ せっけんやボディーソープは肌に合うものを使用し、よく泡立てて皮膚を優しく洗いましょう。皮膚のしわや指の間も洗い、よくすすいでから水分を拭き取りましょう。 ・ 皮膚の病気は治しておきましょう。 ・ 下着は小まめに取り換えましょう。 [ganjoho.jp]
発症予防や症状悪化の回避を目指した日常生活における留意点やセルフケア指導(患肢挙上、リスク管理等)を併せて行うことにより、奏功的に治療効果を得られる。 (2)適応と禁忌 CPTの「適応」は、主にリンパ輸送障害や慢性静脈疾患に起因する局所性浮腫であり、施術介入による身体的悪影響を伴わず、過剰な貯留液の軽減を期待できる疾患が対象となる。 「禁忌」については、後述する一般禁忌と局所禁忌に区別される。悪性腫瘍がリンパ管に浸潤し発生した浮腫は相対禁忌とされる(表2)。 [hhk.jp]
スキンケアは、けが・傷・虫刺され、ペットによるかき傷、水虫、巻き爪等に注意して、蜂窩織炎などの 合併症を予防することです。弱い皮膚を保護するために低刺激のクリームやローションなどで保湿し、 乾燥を防ぎます。また、入浴時にはタオルやスポンジなどでゴシゴシこすらないようにします。 ご自宅でのセルフケアは大変重要です。ご自宅でもできるだけバンデージを行ったり、 正しくスリーブを装着していただくことで、かなり太く、硬くなってしまった腕や脚もある程度すっきりとした 状態を保つことができます。 [central.or.jp]