提示
筋骨格
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骨折
交通事故、 スポーツ外傷 や転倒・転落などで、下腿や足部が固定された状態で、下腿と足部の間に捻転力や回旋力が加わって、脛骨遠位部や足関節の骨折が生じます( 図29 )。 図29 足関節くるぶしの骨折 脛骨遠位部骨折では足関節の関節面のずれがみられることがあり、足関節の骨折では内果(うちくるぶし)や外果(そとくるぶし)などが折れます。また、脛骨遠位部と足関節の骨折が同時にみられることも少なくありません。 症状の現れ方 足関節を中心に痛みとはれが強く、足をついて歩くことが困難です。 [qlife.jp]
足関節の骨折は、腓骨や腓骨の末端で起こり、複数の部位が骨折することもあります。 そして、足関節の骨折のみならず、同時に重度な 靭帯 ( じんたい ) の断裂が引き起こされることもしばしばあります。その場合には靭帯に大きな負荷がかかり、骨のかけらが引っ張られて剥がれることがあります。これを剥離骨折と呼びます。 足首(足関節)の骨折で現れる症状 足関節の骨折は、しばしば捻挫とよく似た症状が現れます。どのような症状のときに、足関節の骨折を疑うべきでしょうか。 [medicalnote.jp]
圧迫骨折を起こすと次々と圧迫骨折を起こすリスクが高くなります。そのため、再び骨折しないようにするため骨粗鬆症の検査を行い、治療薬を内服して骨を強くすることも非常に重要なことで, 背骨だけでなく他の部位の骨折予防にもなります。 骨盤骨折 骨盤骨折には交通事故のように大きな外力外傷によって生じる骨折と主に成長期のスポーツ外傷によって生じる筋肉の付着部が裂離する裂離骨折があります。 また近年高齢者が増加するに従い、骨粗鬆症のある高齢者に軽微な外傷で骨折する脆弱性(ぜいじゃくせい)骨折が増加しています。 [hirose-hosp.or.jp]
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骨障害
図17 母趾種子骨障害のMRI 【外脛骨障害】 図18 外脛骨のレントゲン写真 舟状骨の副骨で、最も多い副骨障害です。舟状骨は内くるぶし(足関節内果)の内下方にある骨です。多くは無症状ですが、運動のしすぎや足関節の捻挫•打撲をきっかけとして症状が出ることがあります。スポーツ活動が盛んな思春期に多くみられます。 症状: 足の内側に出っ張りがあり、運動時に痛みがあります。靴が当たったり、ボールをけるときに当たって痛むこともあります。 [chiba-orthopaedics.com]
治療
治療の方法 ずれがなければギプスで保存的に治療します。しかし、足関節の機能回復と早期の社会復帰のために、ずれが少しでもあれば手術できちんと元にもどして、プレートやネジでしっかり固定して早くからリハビリテーションを行います( 図30 )。とくに関節面は正確にずれをもどさなければなりませんし、整復したあとにみられる空隙には自分の骨や人工骨などで補填することもあります。 [qlife.jp]
予防
今回は、怪我の予防、再発の防止に役立つ足首サポーターの種類から選び方、Q&Aを紹介します。 足首サポーターはどうして必要なのか? サポーターの役目は怪我の予防と再発の防止にあります。足首を固定する商品にはテーピングもありますが、これは怪我をした直後の応急処置で、患部の圧迫固定に使われる場合が多いです。予防や再発防止には、誰もが簡単に使用でき、固定力の種類が多いサポーターがオススメです。 足首サポーターの種類 サポータを必要とする場面は日常使いや運動時など、人によって様々です。 [yamahack.com]
そのため、筋肉のこわばりを予防して、最小限に抑えるためのリハビリが必要です。 具体的なリハビリの方法は部位や術後の経過によって異なりますが、医師や理学療法士の指示に従って関節の可動域を広げる訓練や、筋肉を強化する運動などを日常的に行います。 足関節骨折後のリハビリ期間 リハビリの期間は、骨折した場所や程度、患者さんの年齢、他の病気に有無などによってさまざまです。 手術を終えても痛みが残る、うまく歩くことができず生活に支障があるなど、医学的・社会的・心理的なサポートが必要となることもあります。 [medicalnote.jp]
変形が軽度の場合は足趾の体操も進行の予防が期待できます。保存療法を行っても痛みが改善しない場合には、骨を切って変形を矯正する手術を行います(図8b)。変形の程度や合併病変などを考慮して、いくつかの術式を使い分けています。 図7 外反母趾 図8 外反母趾のレントゲン写真 【屈趾症】 様々な原因で足趾が曲がってしまい、伸びなくなる病気です(図9)。手術が必要なほどの強い屈趾は、すねや足の外傷の後に起こる場合や、神経の病気が原因のことが多いようです。 [chiba-orthopaedics.com]