提示
2013年から新設された血管腫外来では、放射線科の医師とともに患者さんに最適な治療をご提示し、治療の相談をさせていただいております。 また現在、当科ではイチゴ状血管腫に対する内服治療の治験の取り組みを開始しております。 まずは、担当者の初診外来を受診されて、ご相談ください。 診察の上、レーザー治療が必要な場合には、レーザー専門外来をご紹介いたします。 [kompas.hosp.keio.ac.jp]
形成外科では同一の疾患に対して複数の治療方法がある場合が多いことから、当科ではこれらを全て提示し、それぞれの患者さんにとって最善の治療法を提供するよう心がけております。 スタッフ紹介 当科での治療内容 外傷(キズ)、瘢痕(キズあと) 熱傷(やけど) 広範囲のやけどは、救急医と緊密に連携して治療にあたっています。 顔面外傷 皮膚の「キズ」だけでなく鼻骨、頬骨や眼窩などの顔面骨骨折まで治療します。 特に顔面骨骨折は新鮮例だけでなく、変形治癒した陳旧例も治療しております。 [himeji.hosp.go.jp]
診療上の重要度の高い医療行為について、エビデンスのシステマティックレビューとその総体評価、益と害のバランスなどを考量して、患者と医療者の意思決定を支援するために最適と考えられる推奨を提示する文書。(福井次矢・山口直人監修『Minds診療ガイドライン作成の手引き2014』医学書院.2014.3頁) 以下の内容は、専門医の監修を受けた上で掲載しております。 血管腫・血管奇形IVR研究会 幹事 今井茂樹医師 監修 ※以下の内容は、Wikipediaにも投稿しています。 [pava-net.com]
頚部内頚動脈狭窄症の症例提示 (ステント留置前MRA) (血管撮影 右) (血管撮影 左) 右側(赤矢印)は「症候性」病変で、左側(青矢印)は偶然に明らかになった「無症候性」病変。 (ステント留置後MRA) (血管撮影 右) (血管撮影 左) 手術後、狭窄の改善が認められます。 頚部内頚動脈狭窄症の症例提示 血管撮影(画像左)で認めた高度狭窄例に対して頚動脈内膜剥離術(CEA)を施行しました(画像中央、画像右)。 [shiga-neurosurgery.com]
治療
血管奇形は、その種類や大きさ、場所によって大きく治療法が異なります。手術による切除からレーザー治療、硬化療法(放射線科と協同)など、さまざまな方法を用いて治療します。 慶應義塾大学病院での取り組み 血管腫の種類、場所、大きさによりお示ししたさまざまな方法で治療を行っております。2013年から新設された血管腫外来では、放射線科の医師とともに患者さんに最適な治療をご提示し、治療の相談をさせていただいております。 また現在、当科ではイチゴ状血管腫に対する内服治療の治験の取り組みを開始しております。 [kompas.hosp.keio.ac.jp]
まず外科的治療が基本的な治療方針ですが、血管奇形の種類によって異なります。 (動静脈奇形の場合) 動脈と静脈が様々なところで直接つながってしまった状態です。出血すると命にかかわることもあります。 塞栓術などで治療することもありますが、もし切除可能であれば完全切除を目指します。 安易に部分切除を行うと逆に急性増悪を引き起こすことがあり、結果その後の治療が困難となることもあるため十分お話をしながら治療を決定します。 [hosp.mie-u.ac.jp]
代表的な治療方法 基本的には、経過観察のみでよくなる、とされますが、最近では早期から色素レーザー治療を行うことがあります。レーザー治療を行うことによって、より早期に赤みが消えることが期待されます。 *非典型的な例 眼の周囲や、口の周囲などに大きな病変ができた場合には、より積極的な治療を行う必要がある場合があります。経過の中で、血管腫の中に潰瘍(きず)ができることがあります。血管腫の一部に消えない成分が含まれていて、のちに治療を要することもあります。 [plaza.umin.ac.jp]
疫学
疫学 推定10,000人 3. 原因の解明 多くは先天性で、血管の発生異常(奇形)により生じた病変と考えられているが、証明されていない。原因は不明であるが、遺伝学的、 分子生物学的解析からは、静脈奇形におけるTie2変異、毛細血管奇形に患肢肥大と微細動静脈瘻合併を特徴とするParks-Weber症候群の RASA1変異などが発見され、遺伝子治療や分子標的創薬の可能性が見出されつつある。 4. [nanbyou.or.jp]
予防
院長Blog 乳児血管腫(いちご状血管腫)について 先日 予防接種に来られた患者さんで乳児血管腫の子供さんがおられました。新聞にも乳児血管腫の内服治療薬についての記事が載っていたことより乳児血管腫について少し調べてみました。 乳児血管腫とは皮膚の表面や内部に未熟な毛細血管が増殖してできる良性腫瘍(赤あざ)です。発生頻度は0.7%と比較的見られる機会の多い皮膚疾患です。 [funauchi.org]
肝血管腫の予防については、原因がはっきりわかっていないため何に気をつけるのかをうまく患者様にお伝えしにくいということになります。その中でも伝えるとするなら、肝臓に負担をかける 暴飲暴食を控える ことや 適度なアルコール摂取 、 適度な運動 をおすすめします。これらは肝血管腫にかかわらず、患者様自身の健康維持のために良い影響となるため、看護者側からお伝えできたら良いと思います。 経過観察や定期健診は、血液検査データの確認や腫瘍肥大を確認するために何より重要 です。 [kango-oshigoto.jp]