提示
3.治療のポイントをキーワードで提示 4.鑑別診断に役立つ臨床写真を併載 5.具体的な処方例の提示 6.好発部位をわかりやすく図示 7.治療上の注意点が一目でわかる 8.欄外に疾患概念などの解説や脚注を付記 9.難治例の治療法を具体的に提示 目次 【第2巻】 角化異常症(非遺伝性と類症) 尋常性乾癬/乾癬の治療方針/乾癬の薬物療法/乾癬のPUVA療法の適応と実際/乾癬のナローバンドUVB療法の適応と実際/膿疱性乾癬/急性汎発性発疹性膿疱症/疱疹状膿痂疹/再発性環状紅斑様乾癬/乾癬性紅皮症/関節症性乾癬 [bookclub.kodansha.co.jp]
皮膚
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蕁麻疹
低補体血症性蕁麻疹様血管炎(抗C1q血管炎) 蕁麻疹より長時間持続する蕁麻疹様紅斑を呈し、紫斑・灼熱感・色素沈着を伴う。皮膚真皮浅層に白血球破砕性血管炎像を認める。蕁麻疹様の皮疹は、真皮上層に浮腫を呈するので、血管壁にはフィブリノイド壊死を認めにくい。免疫蛍光抗体法にて、血管壁に免疫グロブリンや補体の沈着を認め、免疫複合体関連血管炎である。 Top 目次 このページの先頭へ戻る [vas-mhlw.org]
先生写真みて、話聞いて… 皮膚科の先生「あ〜丘疹も有りますね〜色素沈着が有りますね〜」 「⁉️」 皮膚科の先生 「多分… 蕁麻疹様血管炎 だと思います」 「 じんましんようけっかんえん⁉️ 」(・・・・何ですのんソレ⁉️) とりあえずググってみました 【蕁麻疹様血管炎】 蕁麻疹に似るが、個々の皮疹が 24 時間以上 持続し、消退後に色素沈着を伴う.組織学 的に血管炎が証明される。 血液検査(CRP上昇,補体低下,末梢血白血球数増加など) と皮疹部の生検による 血管炎の確認。 [ameblo.jp]
蕁麻疹様の発疹と組織学的に血管炎が見られる疾患です。 何らかの基礎疾患を有する症候性蕁麻疹様血管炎と基礎疾患のない特発性蕁麻疹様血管炎に分けられます。 症候性蕁麻疹様血管の基礎疾患としては SLE シェーグレン症候群 ウイルス性肝炎 等があげられます。 女性の方が多いとされています。 臨床症状 蕁麻疹に似た浮腫性紅斑、膨疹が出現します。 蕁麻疹と異なり、発疹の持続時間は24時間〜72時間と長く、紫斑(内出血)、色素沈着を残します。 [mitakahifu.com]
抄録 おのおの12年, 20年を経過して寛解した蕁麻疹様血管炎の2例について報告した。いずれも基礎疾患あるいは合併症は認められなかったが, 発症誘因としては薬剤投与も考えられた。治療として抗ヒスタミン剤などは無効で, 中等量から少量の副腎皮質ステロイド剤が効果的であった。長年月に及んで病勢が持続していたことは, 何らかのウイルス感染か, 免疫異常が存在していた可能性がある。何らかの原因で血管内皮細胞の活性化が持続したのか, あるいは循環免疫複合体の排除が障害された結果かもしれない。 [jstage.jst.go.jp]
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慢性蕁麻疹
急性蕁麻疹が50.5%、慢性蕁麻疹46%、コリン性蕁麻疹3.5%で、小児には急性蕁麻疹が多く、成人には慢性蕁麻疹が多い傾向が見られました。急性蕁麻疹の場合、小児の6割、成人の約7割は原因不明です。 松本 当院では蕁麻疹患者さんは全体の5%で、やはり小児に急性蕁麻疹が多い傾向がありましたね。 廣田 当院の蕁麻疹患者さんは全体の7 8%、年齢別に見ると10歳以下が25%、10歳以上は75%ですが、成人のほとんどが慢性蕁麻疹です。 [tokiskinclinic.com]
蕁麻疹/皮疹 の写真へ 慢性蕁麻疹, 蕁麻疹様血管炎 発疹が6ヶ月以上続くと、慢性蕁麻疹とみなされ、多くの場合血管と自己免疫の要素があります。蕁麻疹様血管炎は皮膚血管炎の一形態です。急性蕁麻疹と蕁麻疹様血管炎は裸眼には同じように見えますが、顕微鏡ではかなり違うもので、異なる原因から発生します。非血管性蕁麻疹はアレルギー反応ですが、蕁麻疹様血管炎は血管壁の炎症またはそれへの攻撃を意味し、全身性血管炎やループスやシェーグレンなどの自己免疫疾患に関連しているかもしれません。 [blog.goo.ne.jp]
じんま疹の主な病型: 特発性のじんま疹: 急性蕁麻疹 慢性蕁麻疹 刺激誘発型のじんま疹: アレルギー性のじんま疹 食物依存性運動誘発アナフィラキシー 非アレルギー性のじんま疹 アスピリン蕁麻疹(不耐症によるじんま疹) 物理性蕁麻疹(機械性蕁麻疹、寒冷蕁麻疹、日光蕁麻疹、遅延性圧蕁麻疹、水蕁麻疹、振動蕁麻疹) コリン性蕁麻疹 接触蕁麻疹 血管性浮腫: 特発性の血管性浮腫 外来物質起因性の血管性浮腫 C1エステラーゼ阻害因子(C1-esterase inhibitor、 C1-INH)低下による血管性浮腫 [clinicalsup.jp]
精密検査
2日以上にわたり皮疹が同じ部位に持続する場合 2日以上にわたり皮疹が同じ部位に持続する場合は、蕁麻疹様血管炎や膠原病の部分症状を疑い精密検査が必要です。 治療 原因・悪化因子の同定とその除去ないし回避です。蕁麻疹の発症には複数の因子が関与することが多く、皮疹の出没が毎日続いている場合には、悪化因子の回避に努力しつつ薬物療法を行います。 薬物療法の基本はヒスタミンH1受容体拮抗薬の内服です。 この中には古典的な抗ヒスタミン薬とヒスタミンH1受容体拮抗作用を持つ抗アレルギー薬が含まれます。 [hiratsuka-cl.com]
治療
治療として抗ヒスタミン剤などは無効で, 中等量から少量の副腎皮質ステロイド剤が効果的であった。長年月に及んで病勢が持続していたことは, 何らかのウイルス感染か, 免疫異常が存在していた可能性がある。何らかの原因で血管内皮細胞の活性化が持続したのか, あるいは循環免疫複合体の排除が障害された結果かもしれない。 [jstage.jst.go.jp]
レーザー レーザー外来では、色素レーザーとQスイッチアレキサンドライトレーザーの2種のレーザー治療器を導入し、「赤あざ」と呼ばれる表在性血管腫や、「青あざ、黒あざ」と呼ばれる色素沈着症など、主に保険適応がある疾患に対して治療を行っています。症例により治療回数や効果は様々ですが、根気よく治療を重ねることで、手術痕や瘢痕を残すことなく治療効果を挙げることができます。 アトピー性皮膚炎 小児から成人まで、アレルギーとドライスキンの両面から患者さん一人一人に合わせた治療を行っています。 [hospital.med.gunma-u.ac.jp]
当センターでの治療 治療は血管炎で障害されている臓器の種類と程度、患者さんの全身状態などを評価した上で、「ANCA関連血管炎診療ガイドライン2017」( )を参考に決定します。このガイドラインは、当教室の針谷らが中心となって作成したもので、どのように治療を選択するかがエビデンスに基づいて記述されています。初期治療(寛解導入治療と呼びます)には、副腎皮質ステロイドと免疫抑制薬(主としてエンドキサン )あるいはリツキサン を使用します。 [twmu.ac.jp]
で症状の特徴がつかめる、クリアな症例写真 2.診断のポイントをキーワードで提示 3.治療のポイントをキーワードで提示 4.鑑別診断に役立つ臨床写真を併載 5.具体的な処方例の提示 6.好発部位をわかりやすく図示 7.治療上の注意点が一目でわかる 8.欄外に疾患概念などの解説や脚注を付記 9.難治例の治療法を具体的に提示 目次 【第2巻】 角化異常症(非遺伝性と類症) 尋常性乾癬/乾癬の治療方針/乾癬の薬物療法/乾癬のPUVA療法の適応と実際/乾癬のナローバンドUVB療法の適応と実際/膿疱性乾癬/急性汎発性発疹性膿疱症 [bookclub.kodansha.co.jp]
病態生理
特色 患者さんに安全かつ質の高い医療を提供する 患者さんの背景、診断や治療法など臨床的問題に対する意思決定の科学的根拠(エビデンス)、疾患の病態生理(臓器障害及び免疫異常)などを十分に評価し、一人一人の患者さんにより適切な医療(personalized medicine)を提供することに努めています。関節リウマチやあらゆる膠原病で使用される様々な薬物治療やアフェレーシスについて豊富な使用経験があります。 [bokutoh-hp.metro.tokyo.jp]
予防
1週間程度、抗ヒスタミン薬により皮疹が治まってもしばらく予防的に内服します。慢性型では継続的な内服により症状の出現を予防し、薬の服用間隔を広げるなどして慎重に量を減らしていくことが多いです。1種類の薬で十分な効果が得られない場合には増量や、他の薬への変更を考えます。 薬について、何か不明な点や気になる点があれば、医師または薬剤師にお尋ねください。 (薬剤師 大園ゆかり) 診療科の特色 皮膚科 私達は急性期病院の皮膚科として、主に入院治療が必要な皮膚疾患を診療しています。 [nho-kumamoto.jp]
原因の回避 アレルギー性、非アレルギー性を問わず、原因となる物質が明らかな場合は、原因を遠ざけることが予防の基本になる。 もちろん、物理性じんましんであれば、誘発要因となる刺激を避けることが予防になる。 原因が特定できた場合に関して言えば、予防はそれほど難しくない。 アナフィラキシーショックのリスクが懸念されるような症例では、医師の指導に従って、予防を徹底するようにする。 継続的に症状を抑える 原因不明の突発性のじんましんは、抗ヒスタミン薬の服用により、症状をコントロールするしかない。 [fdoc.jp]