提示
胃腸
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下痢
症状は感染した臓器によって異なりますが、下痢やその他の腸の症状、眼の症状がよく起こります。 この感染症では、エイズ患者など、免疫系の機能が低下している人にのみ症状が現れます。 症状は様々ですが、慢性の下痢、腹痛、発熱、体重減少、眼の炎症などがみられます。 感染組織のサンプル中に原虫が特定できれば、この感染症と診断されます。 抗寄生虫薬によって症状をコントロールできますが、感染症を根治させることはできません。 [msdmanuals.com]
ヒトの腸内に寄生して下痢の原因になるランブル鞭毛虫(ディプロモナス類;図31-3)、ヒトの性感染症を引き起こすトリコモナス(パラバサリア類)、アユの寄生虫のグルゲアやヒトを含めた哺乳類に感染するエンケファリトゾーンなどの微胞子虫、ヒトに寄生してアメーバ性赤痢を引き起こすエントアメーバなどである。まずこれらの生物がアーケゾアの候補となった。 図31-3 ランブル鞭毛虫 Giardia lamblia ( 橋本哲男)。 [kagakubar.com]
治療
とその用法(井関基弘・木村英作・福本宗嗣) 原虫症,蠕虫症の治療薬と治療法 寄生虫学のまとめ(井関基弘) 索 引 MEMO ・障害調整生存年数Disability Adjusted Life Years(DALYs) ・マラリアとノーベル賞 ・インターネットで見る寄生虫症 ・アジア条虫 ・エキノコックス流行地の拡大 ・考古寄生虫学 ・昆虫恐怖症(ダニ恐怖症) ・ハエ症(ハエ幼虫症) ・ウジ療法(マゴットセラピー) ・ヒル療法 [tmd.ac.jp]
予防
(木村英作) 1.自然環境の影響 2.人間活動の影響 3.個人的予防 4.地域社会での予防と法規 【各 論】 1 原虫類(井関基弘) 1.原虫類総論 2.消化管寄生 1.赤痢アメーバ 2.ランブル鞭毛虫 3.クリプトスポリジウム 4.イソスポーラとサイクロスポーラ 5.肉胞子虫と大腸バランチジウム 6.ブラストシスチスと微胞子虫 3.血液・組織寄生 1.マラリア原虫とバベシア 2.トリパノソーマ 3.リーシュマニア 4.トキソプラズマ 5.ニューモシスチス・ジロウェキ 6.病原性自由生活アメーバ類 [tmd.ac.jp]