提示
泌尿生殖器
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腎不全
内科 腎臓・人工透析 当科では、腎疾患のトータルケアとして、健診での尿異常などが認められた場合の対応、腎生検による診断から腎疾患治療、腎不全対策から腎不全治療、さらに透析治療法として血液透析および腹膜透析の管理を行っています。 現在、慢性腎臓病という概念が提唱され、腎臓病は将来腎不全にいたって人工透析が必要となる恐れがあるだけでなく、心筋梗塞や脳血管障害などの心血管疾患の強力な危険因子となることが確認されています。 [okayama-kyoritsu.jp]
急性及び慢性腎炎、ネフローゼ等の治療、CKD患者や保存期腎不全の治療・教育・管理、腎不全に対する血液透析、CAPDをはじめ各種の血液浄化療法も行っています。 腎外来は水曜日を除いて毎日(再来は予約制)行っています。 腎生検は基本的に水曜午後に行っています。 血液透析は月曜日 土曜日、昼間のみ。主に透析導入及び他施設では治療困難な合併症を有する患者さんの治療に当たっています。 [koseikan.jp]
3 か月以上継続する腎障害である慢性腎臓病に対して、短期間で急激に腎機能が悪化した場合を急性腎不全と言います。様々な薬剤や病気が原因となりますが、慢 性腎臓病を基礎疾患として持つ場合(つまり、血管障害を基礎疾患として持つ場合と考えてよいです)に発症しやすいと考えられています。 急性腎不全の主な原因 消炎鎮痛薬、造影剤、カテーテル検査 一般に収縮期血圧(血圧測定で上の値です) 140 mmHg、拡張期血圧(血圧測定で下の値です) 90 mmHgが高血圧です。 [square.umin.ac.jp]
心血管
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高血圧症
当科では腎臓が関与した多くの疾患に対応 糖尿病性腎症などの代謝疾患、SLE、関節リウマチ、強皮症などの膠原病、高血圧症や血管炎などの血管障害、骨髄腫腎などの血液疾患、妊娠高血圧症候群など、 多くの疾患が腎臓に関与しています。 さらに電解質異常など、輸液管理の知識も必要です。 近年、慢性腎臓病が心血管疾患の独立した危険因子であることがわかり、 循環器の知識にも精通した有能な腎臓内科医が必要とされています。 [med.kindai.ac.jp]
精密検査
腎臓病だけではなく、高血圧管理や、二次性高血圧に関しての精密検査から根本治療にも幅広く取り組んでおります。 症例数・治療・成績 平成26年度の実績は、腎臓内科退院429例(平成25年度374例)、腎生検37例(36例)で、内訳はIgA腎症、膜性腎症、半月体形成性糸球体腎炎など多岐にわたります。IgA腎症に対する扁桃摘出パルス療法治療完遂例4例(9例)でした。 慢性透析導入47例(49例)、腹膜透析導入はそのうち約30%を占めており、腹膜透析導入に積極的に取り組んでいます。 [saichu.jp]
治療
薬物療法 まず、CKDの原因となった病気の治療を行う事が大切です。例えば、糖尿病・高血圧や脂質異常症のコントロールを行います。慢性腎炎や膠原病なども、専門医で治療を受けましょう。循環器疾患を有する場合も、適切な治療を受けましょう。 i)高血圧の治療 血圧の管理は最も重要なCKD治療の一つです。高血圧治療ガイドラインには、腎障害を伴う高血圧症の治療目標は130/80mmHg未満に、尿タンパクが1日1g以上認められる場合には125/75mmHg未満にするように勧告されています。 [ncvc.go.jp]
予防
腎機能の維持、脳血管障害の予防、すべての基本は血圧の管理にある ADPKDは多くの場合、若い時には何の症状も示しません。30 40代になって、まず血圧の上昇という形で症状が現れます。 ADPKDの治療としては、食事療法や薬物療法などで血圧を適正に管理することが、腎機能の低下を防ぎ透析導入を遅らせる上で、また脳血管障害を予防する上でも大変重要なことです。実際、ADPKD患者さんの透析導入年齢は、1990年頃は平均55歳であったのが、今は62歳になっています。 [adpkd.jp]
また予防法は? 高齢者の方や高血圧や糖尿病、コレステロールや中性脂肪が高い方も注意した方がよいでしょう。 軽度のCKDでは自覚症状がないので、気になる方は尿検査を行なって下さい。健康診断などで尿タ ンパクと言われた方は、ぜひ詳しい検査を受けることをお勧めします。 腎臓の働きを示す『GFR』という項目の値が、60ml/分/1.73 未満であれば、CKDです。しかし、 段階があるので、まずは自分の腎臓の状態を知ることから始めましょう。 [kuma-clinic.jp]