提示
筋骨格
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頸部痛
3番目に数の多い血管芽腫(提供:飛騨先生) 海綿状血管腫は、脊髄内の出血(髄内出血)で発症することが多く、頸部痛、背部痛、その後に伴う 手足の運動麻痺、知覚障害などがみられます。 海綿状血管腫のMRI画像(提供:飛騨先生) 硬膜外腫瘍 硬膜外腫瘍とは、硬膜の外側に腫瘍ができる脊髄腫瘍です。この腫瘍は、硬膜の外側から脊髄を圧迫します。硬膜外腫瘍には、肉腫、骨髄腫、脊索腫などの種類があり、もっとも発症頻度が高いものは転移性腫瘍です。 [medicalnote.jp]
神経学
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感覚障害
しびれ 、感覚障害、筋力低下などが生じます。このような麻痺は神経内科の疾患である脊髄炎や多発性硬化症などでも生じますので、鑑別が必要です。 一般に圧迫による脊髄症状は、知覚・運動が同時に障害され、圧迫部位より遠位の反射が亢進するのが一般的です。 診断 脊髄腫瘍はX線(レントゲン)では発見できませんので、X線像が正常でMRIで脊髄腫瘍が認められれば診断は確定します。腫瘍の種類や広がりを確かめるために、造影MRIが行われます。手術の計画のためにはCTを追加することが多いかと思います。 [joa.or.jp]
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坐骨神経痛
しびれや痛みの部位はおしりから太ももの裏、ふくらはぎにかけて多く(坐骨神経痛)、足首の筋力低下を伴うこともあります。治療は、まずは内服薬(ビタミン剤や血流改善薬)やリハビリなどで治療しますが、症状が悪化する場合や連続して歩ける距離が100m以下の時は手術を考慮します。手術は背中を縦に切開し、骨の一部と靱帯を取り除きます。1カ所の手術の場合は1-2時間程度で終了し、術後はコルセットの必要はありません。 腰部脊柱管狭窄症のMRI 術前 二カ所(矢印)に狭窄があり神経が圧迫されている。 [twmu-mcens.jp]
治療
患者さんはがんの治療を始める前、または始めるか、治療を始めた後に臨床試験に参加することができます。 フォローアップ検査が必要になるかもしれません。 脳/脊髄腫瘍の小児に対して様々なタイプの治療法があります。 脳/脊髄腫瘍の小児に対して各種治療法が適用されます。標準的治療法(現在用いられている治療法)もあれば、臨床試験において検証されているものもあります。治療法についての臨床試験は現在行われている治療法の改善やがん患者さんに対する新しい治療法に対する情報を得るために行われるものです。 [imic.or.jp]
疫学
脊髄脊椎疾患の疫学調査 社会医学講座と共同で、脊椎脊髄疾患の疫学調査を行っています。地域住民を対象として、頚髄症・腰部脊柱管狭窄症・頚椎靭帯骨化症などの有病率・自然経過・発症因子など患者さんに還元できるデータを積み重ねています。 脊椎脊髄疾患にてお悩み・お困りの患者さんがおられましたら、是非当科へご相談ください。 脊椎・脊髄外科グループ 一般の方向けはこちら [hirosaki-u-ortho.jp]
予防
髄膜腫の再発予防に対する工夫 髄膜腫では腫瘍摘出のみで対応すると硬膜の浅い層と深い層の間に腫瘍が残存することがあり、再発しやすくなる可能性が近年指摘されています。当科では現在、腫瘍の母床硬膜を含めた腫瘍全摘術、人工硬膜を用いた母床硬膜の再建を行っています。 5. 髄膜腫の術後髄液漏予防に対する工夫 髄膜腫の手術では可能な限りくも膜の温存したくも膜外での手術に努め、髄液漏の予防に力を入れています。 6. 髄内病変に対する手術 上衣腫、星細胞腫、血管系腫瘍等の髄内腫瘍も手がけています。 [ho.chiba-u.ac.jp]