提示
筋骨格
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腰背部痛
脊椎(胸椎・腰椎・仙骨)転移は、 ブロック注射しても良くならない難治性腰背部痛 下肢痛(しびれ)、下肢麻痺(不完全麻痺 完全麻痺) 仙骨転移では馬尾症候群(膀胱直腸障害;排尿障害、排便障害) になります。 甲状腺分化癌 ( 乳頭癌 ・ 濾胞癌 )で、最初におこる骨関連事象(骨が問題でおこる障害)は、脊椎転移が最も高頻度で47% 、頭蓋骨は6% と報告されます。[J Clin Endocrinol Metab. 2012; 97(7):2433-9.] [nagasaki-clinic.com]
全身組織
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曲げることができない
一般的に膝を曲げて横向きになり、腰の負担を軽くした姿勢で2 3日安静を 保つと痛みは徐々に軽くなります。その後は無理をしない範囲で日常生活に戻していきましょう。そのほうが回復も早くなります。 痛みが強くなったり、手足の感覚が鈍く力が入りにくい、全身の発熱が続くなどの場合は自己判断せず、整形外科医を受診してください。 治療には、手術をしない 保存的治療 と 手術治療 があります。 保存的治療の中心は 薬物療法 です。痛みがあると筋肉が緊張してこわばり、血行が悪くなります。 [min-iren.gr.jp]
知覚障害 腫瘍の発生した部位の背中に早くから鈍痛が現われ、背中を曲げたり伸ばしたりすると痛みが放散(ほうさん)します。また特定の神経に沿って痛みが放散することもあります。腫瘍によっては、四肢(しし)(手足)や胴体の知覚がにぶくなることもあります。 局所症状 脊髄が腫瘍におかされると、四肢、胴体の一定範囲に知覚障害、筋力低下、筋萎縮(きんいしゅく)が出現します。 これらの症状とともに、CT、MRIなどの検査により診断が確定します。 [kotobank.jp]
治療
治療法 脊椎転移によるがん性疼痛に対して、平成11年から「ステロイドのくも膜下投与法」を行っています。脊椎麻酔(脊髄くも膜下麻酔)と同様の方法で、ステロイド(リンデロン2-4 mg)を腰部のくも膜下腔に投与します。 この10年間で約100名の患者さんに対して500回以上実施し、良好な鎮痛効果が得られています。副作用や合併症はみられていませんが、まだ新しい方法なので、常に効果と安全性について検討を重ねながら実施しています。 閉じる [kmu.ac.jp]
骨転移の治療法 内科的治療 元々のがんに対する治療(抗がん剤、分子標的薬、ホルモン剤など)に加え、鎮痛剤や骨を壊す細胞を邪魔して骨転移の広がりを抑える薬などを使用します。 放射線治療 骨転移部位への放射線照射によって痛みを抑え、腫瘍を小さくする効果があります。 [kumamoto-med.jrc.or.jp]
薬剤が効きやすい遺伝子変異をもつ肺がん、リンパ腫などでも、骨転移による症状が少なければ、まずそれぞれの腫瘍に対する治療を行うことがあります。 5 骨転移に対する放射線治療 外照射 従来からもっとも一般的に行われる治療です。痛みがある部位に放射線治療を行うと7割の患者さんで痛みの改善が期待できます。 副作用は治療をする部位出現します、治療の部位によって異なりますが一般には強い放射線治療を行うことは少ないので副作用も重大なものは稀です。 [cick.jp]
予防
PS(パフォーマンスステータス)0(無症状で社会生活に制限を受けない)、または1(軽い家事、事務など軽労働はできる)の、全身状態の良い 甲状腺がん 患者に予防効果が高いとされます。血清カルシウム値が高値でなければ、 低カルシウム血症 予防のため、カルシウム剤・ビタミンD製剤併用します。 [nagasaki-clinic.com]
当院では、整形外科医が積極的に関わり、麻痺や骨折の危険を予測して最善の予防策や治療法の提案を行っています。 リハビリテーション 骨転移により自由に体を動かせなくなると、運動機能が低下してしまいます。 当院では、患者さんの体力や状態に合わせたプログラムを提案して、がんのリハビリを行うと同時に、日常の基本動作やご家族が介助する際に気をつけていただきたいこと、コルセットや補助具の正しい着け方などをお伝えします。 [kumamoto-med.jrc.or.jp]
痛みを押さえることで、痛みの慢性化を予防します。 以上、いくつかの理由で神経ブロックは効果を発揮します。今まで痛みがとれなかった患者さんが、一旦でも痛みがなくなる時間があるので、ペインクリニック医と患者さんとの信頼関係がよくなり、治療に参加しやすくなって早期に腰痛の改善がはかれます。 Q16. 腰痛の予防にはどのようにしたらよいですか? A16. [ntt-east.co.jp]