提示
感染の初期には非特異的細胞傷害性T細胞 (CTL) のみが活性化しているが、感染が長引くと 主要組織適合抗原 (MHC) クラスIの抗原提示による特異的CTLの活性化とMHCクラスIIの抗原提示による遅延型過敏反応型T細胞( Th1細胞 )がともに活性化される。活性化CTLは感染したマクロファージを殺し、これによって肉芽腫中心の壊死が起こる。Th1細胞は リンホカイン の分泌を行ってさらにマクロファージを活性化し、結核菌を貪食、分解して感染が拡がるのを防ぐ。 [ja.wikipedia.org]
人工呼吸器
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肺疾患
特にIgG4関連腎臓病や自己免疫性膵炎、IgG4関連肺疾患、後腹膜線維症/動脈周囲炎などは頻度も高く、定期的にフォローすることが必要です。 広い測定範囲を保持しています。再現性に優れています。 IgG4のカットオフ値135 mg/dLが設定された臨床研究ではThe Binding Site社の試薬が用いられています。 [ivd.mbl.co.jp]
慢性の肺疾患を有する 50 60代の患者である。 症状は軽度か非特異的で呼吸困難と咳嗽である。 (2) エイズでは全身性感染で、侵入門戸は肺かどうか不明。 しばしば肺以外に感染。リンパ節や骨髄生検の方が肺よりよくみつかる。血液、骨髄、尿、便の培養でみつかる。 (3) 肺病変が生検でみられなくてもBAL洗浄液でみつかる。 組織像は肉芽腫形成が不良で乾酪壊死はない。 (4) レントゲン所見 縦隔のリンパ節腫大、粟粒陰影、肺の結節陰影、斑状陰影、間質浸潤影を呈する。 [aids-chushi.or.jp]
治療
S, Egeler RM; Curr Opin Pediatr, 2008一部改編) 国内外の治療成績をもとに、最良と考えられる治療法を提案します。 [ncchd.go.jp]
IgG4関連疾患の治療の第一選択肢はステロイド治療です。初期使用量はプレドニゾロン0.5〜0.6 mg/kg/dayにて治療を開始します。初期治療にて効果が認められない場合は、診断を見直すことが必要です。 腎臓など疾患が進行した場合回復が難しい不可逆的病変については、積極的に治療する。 腎機能がすでに低下した症例でも、ステロイド治療開始後、最初の1か月で腎機能は著明に回復しますが、多くの症例で腎機能は正常化しません。 [ivd.mbl.co.jp]
(6) 治療開始が早ければ通常の治療(INH RFP)に反応しするが、長期を要する。 [訳註:エイズの結核では治療を中止すると再発しやすい。] (2)非定型抗酸菌 Mycobacterium avium-intracellulare (1) エイズの非定型抗酸菌症は非エイズのそれとはかなり違う。 非エイズでは空洞や斑状陰影をもち、潜在性に進行する。慢性の肺疾患を有する 50 60代の患者である。 症状は軽度か非特異的で呼吸困難と咳嗽である。 [aids-chushi.or.jp]
予防
TMP/SMX少量が非エイズでは予防効果あり。 [訳註:TMP/SMX ST合剤] ピリメサミン・スルファドキシン(Pyrimethamine-sulfadoxine fansidar)は副作用少なく予防効果あり。週に1錠、28週間。ペンタミジンのネブライザー投与も検討中。 [訳註:ファンシダールも副作用はST合剤と同程度。ペンタミジンのネブライザー吸入は効果がその後確認されていて、日本でもやっている。] (1) TMP/SMX:第一選択。1/2の症例では毒性あるいは無効のために続けられない。 [aids-chushi.or.jp]