治療
手術治療について 柏に赴任して以来、手掌内小皮切(傷の小さい直視下手術)も数多く行ってきましたが、これまでの手術と同等のリスクで、さらに低侵襲な治療が受けられると分かると、ほとんどの方は内視鏡治療を希望します。 ※ 以前のように、手掌から前腕にかけての大きな皮膚切開を用いた手術は、ほとんど行われなくなっています。 このような背景から、 リウマチ・手外科 では、直径4mmの内視鏡を用いた鏡視下手根管開放術を中心に施行しています。 [kashiwakousei.or.jp]
今後は透析アミロイドーシスの疾患について、どのような症状があり、どのような治療が行われているか解説していきたいと思います。次回は透析アミロイドーシスの代表的疾患である手根管症候群について説明いたします。 長い間放置しておくと... 手根管症候群を長い間放置しておくと、親指の付け根の部分の筋肉の母指球筋が萎縮してきて、 写真 のようになります。このような状態になると、握力もかなり低下します。握力の簡単なチェックの方法はペットボトルの蓋が片手で開けられるかどうかで判定できます。 [morita-amyloid.com]