提示
全身組織
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壊疽
これまでに糖尿病性潰瘍・壊疽、下腿潰瘍、褥瘡(床ずれ)、その他難治性感の創傷などに対する有用性が報告されています。 マゴットセラピーの詳しい情報は以下の表を参考にご覧下さい。 目的 ページタイトル 内容 これまでの治療実績を見る 実際の症例① 治療前・治療後の写真(糖尿病性壊疽、糖尿病性潰瘍、バージャー病、難治性潰瘍 計8症例) 実際の症例② 治療前・治療後の写真(糖尿病性壊疽、潰瘍 計8症例) 実際の症例③ 治療前・治療後の写真(マゴットバッグ使用例。 [btmcl.com]
( 末梢動脈疾患 ) 足が腐ってしまう壊疽が広範囲にわたり、治癒が見込めないほど重篤な場合には、命を守るために足を切断しなければならない場合もあります。 糖尿病の足病変を起こさない、悪くしないために、しっかり予防をしていきましょう。 参考文献 糖尿病治療ガイド2014-2015 [dmic.ncgm.go.jp]
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疼痛
下記に、血行障害、神経障害、感染症の簡単なスクリーニング方法と、血行障害、神経障害、感染症、局所療法、疼痛対策について代表例を示す。 臨床のポイント: 糖尿病性皮膚潰瘍は血行障害、神経障害、感染症が介在するので、まずこれらの評価と治療介入してから局所治療を行わないと奏効しない。 局所治療は創面評価に基づいて外用剤や創傷被覆材を選択する。 悪化する前に糖尿病足病変専門医に紹介する。疼痛緩和も重要である。 ※「臨床のポイント」は監修者による執筆です。 [clinicalsup.jp]
1)堀田 饒:”第4章疼痛疾患 2.糖尿病性神経障害” 神経障害性疼痛診療ガイドブック 小川 節郎編 南山堂:124, 2010 症状の変化 初期は、主に脚の指や脚の裏に「ぴりぴり」「じんじん」といった痛みやしびれるような痛みが生じ、手指には症状は見られません。進行すると手指にも痛みやしびれるような痛みがあらわれるようになり、ちょうど手袋や靴下で覆われる部分に症状が見られるようになります。 [toutsu.jp]
3度 安静時疼痛 いつも足先が痛い、足が痛くて歩けない、夜中に足が痛くて眠れない。 4度 潰瘍・壊死 足の指が紫色や黒くなってきた。足先の傷が治らない。 糖尿病が原因で血液の流れが悪くなり、足先・指先まで血液がかよわずに壊疽(えそ)までに発展するのが 『糖尿病性壊疽(えそ) 』 です。 糖尿病性壊疽(えそ)や閉塞性動脈硬化症による下肢の潰瘍の治療のためには、局所の処置だけでなく、血管の状態(血行がよいか悪いか)、血糖コントロールや他の疾患を合併しているかどうかなど、的確な判断が必要です。 [kiyosu8823.com]
軽度の疼痛があることもある。 糖尿病性壊疽( 足趾壊疽 ) 閉塞性動脈硬化症とは密接に関連しておこる合併症で、手足の末端への血管がほぼ完全に閉塞することによって栄養が行き届かなくなり、先端から手足の細胞が壊死していく。壊死すると、組織が黒く乾いて見える。 [ja.wikipedia.org]
精密検査
また、ヘモグロビンA1cが5.8 6.4%の方は、糖尿病の可能性を否定できない人であり、精密検査が必要です。 放置すると合併症がおきると聞きますがそれはどのようなものですか? 糖尿病特有の合併症として、1.足の壊疽の原因となる糖尿病性末梢神経障害、2.成人の失明の原因の第1位である糖尿病性網膜症、3.新しく人工透析治療を受ける原因の第1位である糖尿病性腎症があります。また動脈硬化性の病気である心筋梗塞や脳梗塞を併発しやすくなり認知症リスクも高まります。 [yell-cl.com]
治療
目的 ページタイトル 内容 これまでの治療実績を見る 実際の症例① 治療前・治療後の写真(糖尿病性壊疽、糖尿病性潰瘍、バージャー病、難治性潰瘍 計8症例) 実際の症例② 治療前・治療後の写真(糖尿病性壊疽、潰瘍 計8症例) 実際の症例③ 治療前・治療後の写真(マゴットバッグ使用例。ASO コレステリン塞栓症、糖尿病性壊疽 計2症例) 詳しい作用機序を見る マゴットセラピーの基礎 マゴットセラピーの詳しいメカニズムと動画(CG)。 [btmcl.com]
治療: 治療は全身の治療と局所の治療に分かれる。 全身の治療は、血行障害、神経障害、感染症を評価したうえで行われる。 局所の治療は、壊死組織の除去、肉芽形成、上皮化のステップに従い、適宜、外用剤や創傷被覆材を使用する。滲出液、浮腫、感染など創傷治癒の増悪因子を少なくし、治癒にむかう環境を整えることが治療を進めていくうえでのポイントになる。 早期発見、看護師と連携した予防、手に負えなくなったときの他科との連携をいかに手際よく行うかが重要である。 [clinicalsup.jp]
血管が細いと傷や潰瘍の治りが悪いため、末梢動脈疾患の治療と同様に血管を広げる治療を行うこともあります。( 末梢動脈疾患 ) 足が腐ってしまう壊疽が広範囲にわたり、治癒が見込めないほど重篤な場合には、命を守るために足を切断しなければならない場合もあります。 糖尿病の足病変を起こさない、悪くしないために、しっかり予防をしていきましょう。 参考文献 糖尿病治療ガイド2014-2015 [dmic.ncgm.go.jp]
治療は患者様の病態・生活スタイルによって様々です。患者さんにあった治療を共に相談することが最も大切と考えております。 その都度、相談・提案をしながら共に改善を目指します。 毎月第3水曜日に開催しており、どなたでも参加できます。 毎回、糖尿病治療に役立つ話題を提供し、実生活に活用できるよう趣向を凝らしています。 [houseikai.or.jp]
予防
素足を避け、靴下を履いて、傷から足を守りましょう 靴下を履くことで水虫の予防や足の保護になります。 吸湿性の良い綿素材の靴下を選びましょう。 内側の縫い目がゴツゴツしていない、きつすぎない物を選びましょう。 重ね履きは血行を妨げてしまうことがあるので避けましょう。 水虫予防のために5本指靴下もお勧めです。 やけどに注意しましょう 湯たんぽや電気あんかなどの低温やけどに注意しましょう。 [dmic.ncgm.go.jp]
その他、糖尿病の合併症として、脳梗塞・心筋梗塞がありますが、これらを予防するためには、血糖はもちろんですが、血圧・コレステロールの管理も重要です。 その他にも、糖尿病性足壊疽(あしえそ)・ED・歯周病・認知症が合併症としてあげられます。最近は、糖尿病と癌(特に膵癌(すいがん))が合併症として注目されています。 糖尿病を放置せず、血糖コントロールを良好に保つことで、これらの合併症を防ぎましょう。 当院ではこれら全てに検査・管理を行い、積極的な合併症予防に努めています。 [houseikai.or.jp]