提示
全身組織
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発熱
1.発熱性好中球減少症について 薬を用いたがんの治療に伴って好中球が500/μl未満に減少している際に、体温が37.5度以上に発熱した状態のことを「発熱性好中球減少症」と呼びます 1) 。寒気がする、体が震えるなどの症状を伴うことがあります。 「 発熱 」 2.原因 白血球は病原体を排除する役割があり、その中でも重要な役割を担っているのは好中球です。 [ganjoho.jp]
〈症例7〉30歳男性 下痢と発熱 1週間前から、水様便と38 台の発熱が続く。近医で、シプロキサンとカロナールを処方。解熱したが、脱水状態となり入院。 入院時の血算と生化学。 [hhk.jp]
例として、細菌性肺炎を合併した場合は呼吸困難や発熱が出現 し、髄膜炎などを合併した場合には意識障害・発熱などの症状が出現する。好発感染臓器は肺、泌尿器、腸管、皮膚などであるがあらゆる臓器に感染を起こしう る。 6. 主な治療法 軽症例では経過観察のみでよい場合もある。産生低下型ではG-CSF(顆粒球刺激因子)の投与を行う。免疫関連型ではステロイドや 免疫抑制剤が奏功することもある。骨髄不全が原因の場合には造血幹細胞移植を行うこともある。 [nanbyou.or.jp]
また、がん化学療法により好中球数1,000/mm 3 未満で発熱(原則として38 以上)あるいは好中球数500/mm 3未満が観察され、引き続き同一のがん化学療法を施行する症例に対しては、次回以降のがん化学療法施行時には好中球数1,000/mm 3 未満が観察された時点から、フィルグラスチム(遺伝子組換え)[フィルグラスチム後続2]50μg/m 2 を1日1回皮下投与する。 [iryohoken.go.jp]
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倦怠感
無顆粒球症の初期症状は、発熱や寒気、のどの痛み、倦怠感などです。薬剤を服用中にこのような症状が出たら、かぜと思ってそのままにせずに、すぐに受診して医師にご相談下さい。 (薬剤科 田渕 真弓) 【白血病と食事】 白血球が異常を示した場合、その要因にはいろいろな疾患が考えられますが、その中でも、白血病について食事との関連を挙げてみましょう。 白血病は血液のがんと云われています。白血球の減少により細菌の侵入を防御する働きが弱くなり感染症にかかり易くなります。 [nho-kumamoto.jp]
精密検査
再検査及び精密検査や治療が必要な場合 【経過をみて再検査を行う】 ・ 白血球数(WBC) 2600 3299/μ ・血小板数(PLT、PL) 11 13.9万個/μ 【精密検査や治療が必要】 ・ 白血球数(WBC) 2599/μ 以下、11000/μ 以上 ・ 血小板数(PLT、PL) 10.9万個/μ 以下、45万個/μ 以上 [okazakinaika.jp]
治療
更新・確認日:2018年10月04日 [ 履歴 ] 1.発熱性好中球減少症について 薬を用いたがんの治療に伴って好中球が減少している際に、体温が37.5度以上に発熱した状態のことを「発熱性好中球減少症」と呼びます。 2.原因 がんの治療に用いる薬の副作用によって、感染の原因となる病原体を排除する役割を担っている好中球が少なくなり、感染症にかかることによります。 [ganjoho.jp]
再検査及び精密検査や治療が必要な場合 【経過をみて再検査を行う】 ・ 白血球数(WBC) 2600 3299/μ ・血小板数(PLT、PL) 11 13.9万個/μ 【精密検査や治療が必要】 ・ 白血球数(WBC) 2599/μ 以下、11000/μ 以上 ・ 血小板数(PLT、PL) 10.9万個/μ 以下、45万個/μ 以上 [okazakinaika.jp]
通常、先天性・特発性好中球減少症の治療に用いられます。 次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄性白血病で骨髄中の芽球(白血病細胞)が十分減少していない、または末梢血液中に骨髄芽球が認められる。 妊娠または授乳中 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 [rad-ar.or.jp]
疫学
疫学 約2,000人(推定) 3. 原因の解明 原因はほとんどの場合不明であるが、好中球の産生障害、成熟障害または破壊によって好中球減少が出現する。骨髄における好中球産生 は多くの場合低下または成熟停止であるが病型によっては亢進している場合もある。遺伝性・家族性の場合は原因遺伝子としてELA2、Gfi1などが一部の 症例で知られているが、多くは不明である。自己免疫性の場合は成熟好中球または骨髄前駆細胞を阻害する自己抗体もしくはTリンパ球が原因と考えられている が詳細は不明である。 4. [nanbyou.or.jp]
予防
4.予防のためにできること 感染症を予防するために、石けんを用いてしっかりと手を洗い、速乾式アルコール液で手や指を消毒しましょう 1) 。また、皮膚を清潔に保つために毎日シャワーを浴びたり入浴したり、口の中を清潔に保つためにうがいや歯磨きを行います 1,2) 。部屋をできるだけ清潔にし、好中球が減少している時期はペットに近づくことや生花を置くことは避けます 1,2) 。食事は調理後すぐに食べるなど、食中毒にならないように気を付けることも大切です 2) 。 [ganjoho.jp]