提示
全身組織
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発熱
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 熱性けいれん ねっせいけいれん febrile convulsion 小児が 38 以上の急激な発熱に伴って全身の けいれん を起すもので,けいれんの原因となるような異常は一切ないものをいう。けいれん発作は3 5分で治まり,生命の危険はない。5歳以下の 小児 に好発し,ことに1歳代にピークがある。 学童期 になると自然に消失する。発熱の際,解熱剤や 鎮痙剤 を投与すると,予防できる。 [kotobank.jp]
『熱性けいれん』は38度以上の発熱に伴って起こるけいれん(ひきつけ)です。『髄膜炎、脳炎、下痢や代謝異常によるけいれんは除く』とされています。 日本では小児の3 8%にみられます。年齢は6カ月から5歳までですが、初めて熱性けいれんを経験する年齢は80%が3歳までで、ピークは1歳代です。 原因は不明ですが、熱(風邪によるものが多い)が急に上昇する際に起こることが多く、発熱の初日がほとんどです。発熱が数日続いても熱性けいれんを繰り返す頻度は低く、約15%です。 熱性けいれんには遺伝傾向があります。 [kantoh.johas.go.jp]
その後の発熱時に座薬を使用するかどうかについても必ずしも全員が必要なわけではありません。熱性けいれんガイドライン2015では、以下の場合に座薬を使用することを推奨しています。通常は、発熱時(37.5 以上)に使用して、1-2年間けいれんがなければ、予防投与を中止します。 1)以前の痙攣時間が長かった(15分以上) 2)いずれか2つ以上を満たす熱性けいれんが2回以上反復した場合 a. 家族内に熱性けいれんの既往がある b. 1歳未満で熱性けいれんを起こした c. [miyakawa-clinic.jp]
発熱の原因 1) 扁桃腺炎(282例中211例) 2) 麻疹(282例中24例) 3) 突発性失神(282例中3例) 4) 水痘(282例中3例) 5) 流行性耳下腺炎(282例中2例) ※ ウイルス感染による発熱が多いそうです。 7. 熱性けいれんの時期 熱性けいれんは発熱直後に多くみられます(235例中189例)。特に、熱の上がりぎわにけいれんが多いことが知られています。 ※ 発熱から3日後にけいれんを起こした時は、髄膜炎などを疑うべきです。 8. [www2.oninet.ne.jp]
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小児疾患
現在は 外科 など内科以外の科から小児疾患を扱うべく独立した 小児外科 、小児循環器外科(小児心臓血管外科)、小児整形外科、小児眼科、小児耳鼻咽喉科、小児泌尿器科を分科として扱う専門病院も日本国内に存在する。 分野 [ 編集 ] 小児科は内科に対して年齢区分による分類であり、必然的に全ての 臓器 の疾患、 感染症 などを扱う。 小児科のエキスパートを表す資格としては、日本においては 日本小児科学会 認定医 、 日本小児科学会専門医 が存在する。 [ja.wikipedia.org]
神経学
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痙攣
熱性けいれん ***熱性けいれんとは*** 発熱に伴っておこる「けいれん(痙攣)」で、他に痙攣の原因となる病気の無いものをいいます。1歳台に一番多く、5 6歳位までに自然とおこさなくなっていきます。 熱性痙攣は決して特別な事ではなく、子どもの7 8%でみられます。また、3分の1の人が、繰り返すと言われています。 痙攣は、多くの場合、2 3分でおさまり、後に後遺症を残す事はありません。 [mokubo.jp]
熱性けいれんだと思っても、髄膜炎(ずいまくえん)などが原因で痙攣することもあります。 【熱性けいれんの予防は?】 痙攣予防の座薬を使用することがありますが、熱性けいれんを1度でも起こしたお子さん全員が使用するわけではありません。 痙攣した当日にその後の痙攣予防目的でジアゼパム座薬を使用する場合もありますが、必ずしも全員が必要なわけではなく、その時の状況などで医師の判断で対応することがほとんどです。 [miyakawa-clinic.jp]
てんかんについて 熱もないのに痙攣発作を繰り返す「てんかん」という病気があります。熱性けいれんはこれとは違います。熱性けいれんはお子さんが成長すると(脳が成熟すると)起こさなくなります。熱性けいれんを起こした人のうち2 5%は後にてんかん発作が見られることがあります。 熱性けいれんを何度も繰り返す場合や長時間の痙攣、あるいは熱のない痙攣が見られるような場合は頭部の画像検査や脳波検査なども必要になります。 [kubo-shonika.com]
ダイアップ間に合わず痙攣してしまったことは1度だけ。 いま4歳ですがあと2年ほどはダイアップ使いつつ様子見ましょうと言われてますがダイアップ使わなくなる最初の発熱時がこわいですね。 1日に数回痙攣した時は入院しました。 入院中も痙攣をしたのですが看護師さんたちはもう慣れたもので命に関わったり後遺症がのこるおとは本当にないからって説明うけて安心はしましたがやはり痙攣避けられるなら避けたいですよね。 本人も痙攣後はぐったり寝てるし負担なんだろうとおもいます。 [women.benesse.ne.jp]
熱性痙攣発症前の明らかな神経学的異常もしくは発達遅滞 非定型発作 無熱性けいれんの家族歴 上記の因子がない場合は1%、1つ持つ場合は2%、2つ以上もつ場合は10%のてんかん発症率があるといわれています。単純型と複合型に関していえば、単純型は1.2%、複合型は7.5%の発症率です。 ページの先頭へ けいれんを起こしたときの対処法 けいれんを起こしたときの対処法ですが、 熱性痙攣の予防に関してですが、以下の3つに分かれると思います。 [hosp.ikeda.osaka.jp]
人工呼吸器
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風邪
[2] 子どもの発熱と熱性けいれん体験レポート (ハンドルネーム:るうちゃん) 我家の次女が一歳9ヶ月のとき、風邪をひいていた時のことです。 熱は38度5分で、朝病院にも連れて行き、お薬も飲ませていました。 ある日、お昼寝からさめた次女をいすに座らせてアクエリアスを飲ま せて水分補給させていると、次女がいきなり壊れたおもちゃのように全身を震わせ口から泡を出しているではありませんか! [kiken-kaihi.org]
治療
* 熱 性 けいれん の 治療 熱性けいれんの治療は、最近は殆どジアゼパム坐剤(ダイアップ坐剤)が使われています。ただ、けいれん中であればジアゼパムの靜注をすることもあります。また、複合型の患者で日頃から予防する場合は、以下のやり方が行われています。 ・ダイアップ坐剤を用いた発熱時の間欠的予防投与 ・フェノバルビタールあるいはバルプロ酸の持続内服治療 一覧にもどる [wada-ped.jp]
病院での治療法は 特効薬があるわけではないので、突発性発疹だとわかれば、なにも治療する必要はありません。 しかし、実際には、はじめのうちは熱のわりにきげんがよいし、咽頭を見て多少、突発性発疹の診断に参考になる粘膜疹を見ることがありますが、たぶん突発性発疹だろうと思うだけで、発疹がでるまでは、はっきりわからないのがふつうです。 この病気自体は通常は自然に治るのですが、経過をみるあいだ、ほかの病気の可能性がないかどうかを考えながら、念のために薬を使うことはあります。 [hugkum.sho.jp]
熱性けいれんの治療 こどもが熱性けいれんを起こすのを2度と見たくない、と思われる親御さんがほとんどでしょう。熱性けいれんの予防に、ジアゼパン(商品名ダイアップ)というけいれん止めの座薬が使われることがあります。熱の上がりはじめの 37.5 38 位の時に座薬を入れ、8時間後にもう1回入れる、という方法です。 熱性けいれんを起こしたすべてのお子さんが、この座薬で予防したほうがよいということではありません。 2015年に熱性けいれんの治療のガイドラインというものが出されました。 [mana-kodomo.com]
熱性けいれん治療・予後 基本は予防になります。発熱がみられたらけいれん予防座薬を投与します。予後は良好なことが多いのでこの薬をつかわないこともあります。 熱性けいれん注意点 あわてないで、痙攣の様子を詳しく観察してメモをとってください。それがあとで治療していく上での重要な資料になります。吐いたものをのどに詰まらせないように、顔を横に向けてください。5分経っても痙攣が治まらなかったら救急車を呼んでください。 [nose-kids-cl.com]
疫学
口で言ってもらうのはかなり不確かなので、撮ってもらうというデータがすごく、後々のもし治療が必要な時の場合の参考になります」 医療監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏 協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏 協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ 更新:2016/11/20 [kansensho.jp]
先天性胆道閉鎖症 新生児肝炎 概念 先天性の肝外胆管閉塞による閉塞性黄疸 新生児、乳幼児で発症、原因不明 予後 不良、肝硬変発症2ヶ月前に葛西の手術(肝管空腸吻合術)が必要 自然軽快する 疫学 女児に多い 男児に多い 灰白色便 非常に多い 認めることもある(青色が多い) 便schmit反応 認めることもある 認める LAP 500IU以上の上昇 軽度上昇 リポプロテインX 認める 認めない 十二指腸液採取 胆汁認めない 胆汁認める 先天性総胆管拡張症 (ICD-10:Q44.5) [ 編集 ] 先天性総胆管拡張症 [ja.wikipedia.org]
予防
一見するとややこしい基準ですがあくまでガイドライン的なものですので主治医と相談して予防を行うかどうか決められるとよいと思います。 解熱剤を早めに使用する(たとえば37度台で使用)ことは発症の予防にはならないことだけは認識してください。 間歇的な予防法を行っても発作が予防できない場合は抗けいれん薬を毎日内服し予防するかどうかを考慮しますが、このようなケースは少ないと思います。 予防を行う期間は2年、ないしは4 5歳までとなっています。 [hosp.ikeda.osaka.jp]