提示
両急性中耳炎の一例を提示いたします。 当院では提示した写真のように中耳炎の所見を経時的に残し、比較検討することで、的確な治療方針を定めるのに役立てております。 小児の場合は、すでにガイドラインが作成されていて、当院も大いに参考にして治療を行っております。 ガイドラインでは症状や鼓膜所見を丁寧に観察し、軽度、中等度、重症の三つに分けて、それぞれ治療方針が異なります。 [kachidoki-clinic.jp]
耳
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耳鳴り
痛みはないが、耳が詰まったような感じがする 幼児に話しかけても返事をしない、テレビの音を大きくする かるい耳鳴りがする。 滲出性中耳炎の症状 鼓膜の奥の空間(中耳腔)に滲出液と呼ばれるが溜まり、音か聞こえにくくなる中耳炎です。症状としては、主に難聴・耳つまり感・耳鳴りです。 皆様は、山に登った時、耳がつまったように感じたことがありませんか。滲出性中耳炎もこれとよく似た症状を訴えます。 [hida-ear.com]
病名 滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん) 部位 耳 主な症状 聞こえにくい、自分の声や音がこもる、耳鳴り 診療科 症状の解説 鼓膜の奥に液体がたまる病気です。液体がたまると、鼓膜やその周辺の骨の動きが悪くなり、外からの音が鼓膜から伝わりにくくなって、聞こえが悪くなります。また、痛みが無いため、お子さんの場合、症状の発見が遅くなることがあります。 主な原因 主に鼻と耳をつないでいる耳管の機能が低下することが原因です。風邪をひいて鼻やのどの炎症が原因になることが多いです。 [kmu.ac.jp]
メニエール病 めまいが反復し、耳閉感、耳鳴り、聴力(低音域が多いです)の低下を伴うものをメニエール病と呼びます。 外耳炎 頻回な耳掃除による刺激や耳漏の刺激により外耳道に炎症を起こしている状態です。 外耳道異物 外耳道の異物になるのは小児ではビーズ、BB弾、消しゴム、キャップなどが多いです。成人では毛(自分の毛、ペットの犬や猫の毛)、綿棒の先端、ティッシュペーパー、イヤホンの先端、補聴器の部品などがあります。 [masaki-ent.com]
耳鳴りの原因は何か、どんな治療が必要なのか、医師より詳しい説明がございます。 4:治療 内視鏡で鼻・耳の状態を調べます 鼓膜切開が必要な場合はその場で行います 鼻水の吸引 喉に炎症がある場合は薬を塗ります 鼻を通すため通気を行います ネブライザーによる鼻・喉への直接的治療 5:投薬 症状に合ったお薬を処方いたします。 “赤ちゃんなのでまだ薬を飲ませたことがない”という方には、シロップをお出ししますのでご安心ください。 6:通院 中耳炎は早目に完治させることがとても重要です。 [okuno-clinic.jp]
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耳痛
中耳腔には急性中耳炎のような炎症性の膿がたまるのではなく、ねっとりした液体がたまるだけで、耳痛、耳漏、発熱はみられません。 症状は難聴だけ であり急性中耳炎とは異なります。 子供は耳が聞こえにくくても自分では訴えません。そのため、親の判断で通院をやめてしまうことがよくあります。 放置していると、 難聴のため言葉の発達が遅れ たり 発音が障害 されたりします。また、治癒しないと 真珠腫性中耳炎 や 癒着性中耳炎 の原因になり、生涯難聴が残りますし、入院手術が必要になります。 [mimi-hana.com]
症状 急性中耳炎などで見られる、耳痛や耳だれなどはなく、耳がつまった感じ、聞こえにくいなどを訴えます。難聴をきたすことがあります。年齢が低い場合には気付かれないままのことがあります。 テレビの音を大きくしたり、向こうを向いているときに呼びかけても反応しない、聞き返しが多いなどの症状で気付かれます。 治療 耳鼻科の先生に診ていただきます。鼻の処置や耳管に通気をしたり、鼓膜切開を行って、中の浸出液を吸引することで治癒することが多いのですが、なかなか治らない場合があります。 [senoopc.jp]
繰り返す、急性中耳炎(発熱、耳痛、耳だれ)。 治療 治療は、原因疾患の治療と、鼻腔処置、耳管通気療法を行う治療があります。特に小児例では、難治性となりやすく、鼻汁のコントロールが最重要となります。難治例である場合は鼓膜切開、さらにそこから中耳腔に、チューブを挿入留置する治療もあります。(チューブ挿入により、耳管を介しての鼓室内の圧調節が不要となるため、中耳炎になりにくくなります。) 経過と予後 小児では、3〜5歳に受診のピークがあり、10歳までに大部分が治癒します。 [senoh-jibika.com]
神経学
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めまい
メニエール病 めまいが反復し、耳閉感、耳鳴り、聴力(低音域が多いです)の低下を伴うものをメニエール病と呼びます。 外耳炎 頻回な耳掃除による刺激や耳漏の刺激により外耳道に炎症を起こしている状態です。 外耳道異物 外耳道の異物になるのは小児ではビーズ、BB弾、消しゴム、キャップなどが多いです。成人では毛(自分の毛、ペットの犬や猫の毛)、綿棒の先端、ティッシュペーパー、イヤホンの先端、補聴器の部品などがあります。 [masaki-ent.com]
さらに内耳(蝸牛、三半規管)へと真珠腫が進展すると、感音難聴や めまい を生じ、一旦、感音難聴を生じてしまうと回復は困難です。もっとも進展した例として、頭蓋内へ進展してしまうと、髄膜炎や脳膿瘍といった重篤な症状を生じる可能性があり、その場合は生命に関わることになります。 治療 治療は、初期のうちは外来での処置によって治癒することがありますが、基本的には手術による真珠腫の摘出が原則です。 [kompas.hosp.keio.ac.jp]
病気が進行することで耳の骨を壊し、難聴、めまい、顔面神経麻痺、ひいては髄膜炎をおこすこともあるので、外来での適切な処置と、手術による根本的な治療が必要となります。 滲出性中耳炎は、 お子さんと高齢の方に多い中耳炎 です。 鼓膜の奥に貯留液がたまり、聞こえが悪くなります。鼻の奥(上咽頭)と耳(中耳)をつなぐ耳管(じかん)という管の働きが妨げられておこる病気です。 さらにその原因として、はなづまりやはなみず、はなすすりがあるといわれています。 [morita3387.jp]
人工呼吸器
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喉の炎症
中耳炎の治療 鼻水の処置 鼻水がたまったり喉に炎症があると、中耳炎が悪くなったり、長引いたりします。まずは鼻水を貯めないのが一番です。 鼻水を吸う処置を行う 投薬によってうまくコントロールしていく 耳管通気療法 鼓膜に空気を送り込み、鼓膜の張りを元にもどすような処置を行います。この処置を行えない幼小児の場合には鼓膜マッサージ療法を行っております。 治療を続けても改善されない場合 鼓膜切開 鼓膜を切ってたまっている水(浸出液)を吸い出します。鼓膜には麻酔をかけるので、ほとんど痛みはありません。 [sas3387.jp]
治療
6)滲出性中耳炎の治療法は --- もくじへ戻る 先ず、今の滲出性中耳炎の状態をよくつかまえなければなりません。そのためには鼓膜をよく観察します、それから聞こえの程度を調べます、また中耳の状態を調べる検査をします。そしてその状態にあった治療法を考えていきます。 鼻・のどの治療 滲出性中耳炎は耳の治療だけでは治りません。中耳炎をおこしやすくしている鼻やのどの病気を治さないことには、再発を繰り返します。 [yokotajibika.jp]
滲出性中耳炎の治療には、保存的治療と外科的治療があります。 当院では保存的治療が中心です。 滲出性中耳炎の治療は、一度では終わらず通院が必要な場合が多いです。 特に、小児の滲出性中耳炎は繰り返すことが多く、通院回数も多くなりがちです。 通院しやすい耳鼻科で治療を受けましょう。 当院では、数ヶ月治療しても改善しなかったり、頻回に繰り返すなど外科的治療が必要と思われる場合には、大学病院等をご紹介しています。 鼻に薬をスプレーしたり、鼻の奥にたまっている鼻水などを吸引して取り除いたりします。 [okamura-jibika.jp]
治療がどうしても長期にわたる傾向がありますが、当院では症状の程度と頻度に応じて治療方針を分けています。 そして、できるだけ通院回数を減らすとともに、早期の治癒に向かうように対応しています。 軽症の場合 原因である上気道感染の治療および耳管通気療法を行うとともに副鼻腔炎を合併している例ではその治療を行います。患者さんの年齢と程度によっては定期検診による経過観察のみの場合もあります。 かなりの難聴、保存的治療では改善しない場合 原因である疾患の治療に加えて、難聴の改善を図る必要があります。 [yanagida-jibika.jp]
予防
難聴や乳幼児の場合、それに伴う、言語発達障害の予防、引き続いて起こる、真珠腫や癒着性中耳炎などを予防してゆく必要があります。 10歳までに90%以上治癒します。しかし、10歳以上の子どもの場合難治性になることが多いので、マクロライド系の抗生物質を少量で長期間使用することがあります。 鼓膜にチューブを入れたままにして、浸出液が貯まらないようにする治療が必要なこともあります。 この場合3ヶ月ほど保存的に治療して、うまく行かなければチューブを入れます。1年以上入れておくことが多いということです。 [senoopc.jp]
[…] step3 「急性中耳炎・滲出性中耳炎」予防のためにできること 鼻水のケアをしっかりと! 子どもは耳管が太くて短く、角度も水平に近いため、病原菌が中耳に入り込みやすくなっています。鼻水には細菌やウイルスが含まれるため、すすり上げるのはよくありません。こまめにかんだり、吸引したりして取り除きましょう。滲出性中耳炎は、急性中耳炎から起こるほか、アデノイド肥大や副鼻腔炎など、のどや鼻の病気が関係していることも。耳の治療に加え、原因となる病気を治すことも大切です。 [hugkum.sho.jp]