提示
全身組織
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倦怠感
オオキヌハダトマヤタケ、アセタケ、クサウラベニタケ 副交感神経麻痺型(アトロピン様) 30分〜1時間 異常な興奮、流涎、散瞳、うわ言、錯乱状態、症状が進むと痙攣、筋硬直、意識不明 イボテングタケ、テングタケ、ハエトリシメジ 中枢神経麻痺型(幻覚剤様) 30分〜1時間 幻視、幻聴、知覚麻痺、めまい、言語障害、酩酊状態、重症では精神錯乱、筋弛緩が起こり意識不明 シビレタケ、ヒカゲシビレタケ、オオワライタケ 末梢血管運動神経刺激型(肢端紅痛症) 数時間以上 不快感、吐き気、しびれ感、全身倦怠感、数日後 [fsc.go.jp]
(5) アサリ毒 中毒症状--食後24 28時間で、悪寒、食欲、不痛、倦怠感、悪心、嘔吐、便秘 等 があり、皮下出血班が必ず見られる。2 3日後に、口、歯茎、鼻等 の粘膜 に出血、口臭が特徴、黄疸も見られる。重傷の場合は、神経錯乱 を起こし 1週間以内に死亡する。 毒化機構--原因は、渦鞭毛藻説や酵素説があるが不明である。中腸線に蓄積される。 毒 化 貝--アサリ、カキ、カガミガイ等。 そ の 他--春先に特定の地域で毒化する。 [www1.kaiho.mlit.go.jp]
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胃洗浄
対症療法として、胃洗浄、人工呼吸 毒化機構--二枚貝が有毒プランクトン(渦鞭毛藻 Alexandrium 属)を摂取、中腸線 に蓄積される。 毒 化 貝--二枚貝のホタテガイ、ムラサキガイ、アカザラ、アサリ、ヒラオウギ、 マガキ等。 そ の 他--北海道で生産量の多い養殖ホタテが夏頃になると毒化して、業者を悩ま し ています。また、広島のカキも毒化し、その範囲が広がっています。 毒性分はサキシトシンであり、その毒力はフグ毒に匹敵します。 [www1.kaiho.mlit.go.jp]
治療
0.16ミリグラムOA当量/kg OA当量とは、OA群を毒性の強さに応じてOAの量として換算した総毒量 治療法 治療方法はなく、対症療法のみ。 時間とともに毒は排泄され、12時間を越えると回復に向かう。 回復すれば後遺症はない。 3日以内に回復する。 実験室内で発がんプロモーター作用があることが知られている。 その他の特徴 世界中で発生あり。毒化地域は拡大傾向にある。 毒は中腸腺に蓄積する。 過去に死亡事例はない。 [city.sakai.lg.jp]
対 応--治療薬なし。対症療法として、胃洗浄、人工呼吸 毒化機構--二枚貝が有毒プランクトン(渦鞭毛藻 Alexandrium 属)を摂取、中腸線 に蓄積される。 毒 化 貝--二枚貝のホタテガイ、ムラサキガイ、アカザラ、アサリ、ヒラオウギ、 マガキ等。 そ の 他--北海道で生産量の多い養殖ホタテが夏頃になると毒化して、業者を悩ま し ています。また、広島のカキも毒化し、その範囲が広がっています。 毒性分はサキシトシンであり、その毒力はフグ毒に匹敵します。 [www1.kaiho.mlit.go.jp]
予防
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予防法は? 丑の日を前に不安を解消しておきましょう! 毒のある血液をもつウナギ族! 知られざる身近な毒物 ウナギ、アナゴ、ウツボ、ハモ・・・「ウナギ目」の魚類は、共通の特徴として血液(血清)に『イクチオヘモトキシン』というタンパク質の毒が含まれているといいます。 これはフグ毒とは別物で、即命を落とすほど猛毒でないせいか、知らない人もけっこう多いようです。 食品として同じ扱いのウナギとアナゴ(農林水産省的には、ウナギはアナゴより脂肪分が多い。違いはそこだけ!なのだそうです。 [tenki.jp]