提示
そこで、口の中の病気の状態を取りまとめて提示しながら「口内炎」と「口の中のがん」についても簡単に説明します。 「粘膜疾患」は、見た様子から三つに分けて考えることができます。病変が1)腫れているもの(腫脹)、2)えぐれているもの(潰瘍)、3)色調の変化のみ(あるいは付着している)のもの(色素沈着・母斑など)です。これらについて、さらに詳細な特徴(色調・粘膜の性状・病変の範囲や個数)を見ていくと次のようになります。 腫れ(腫脹) 腫れについて見てみます。 [jda.or.jp]
全身組織
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疲労
口内炎が悪化するしくみ 粘膜を正常に保つためのビタミンの不足や、疲労、ストレス、ウイルス感染、外的刺激などにより、タンパク質分解酵素の一種プラスミンが発生します。 増え続けたプラスミンによって、炎症のもと(ヒスタミン)や痛みのもと(プロスタグランジン・ブラジキニン)が出て、血管を拡張します。 炎症を起こすと血管からこれらの物質が漏れ出やすくなり、むくみが起こり、痛みが発生します。 炎症が続くと、粘膜の表面がただれてびらん様になります。 さらに、ただれた部分がえぐられ、口内炎ができます。 [daiichisankyo-hc.co.jp]
粘膜の健康に関わるビタミンB 2 は、食事で摂った栄養をエネルギーに変換される時に使われるため、疲労やはげしい運動などで大きく失われます。また、睡眠不足や風邪なども体内のビタミンB 2 を消費。口内炎の原因をつくってしまいます。 また、ビタミンB 1 やビタミンB 6 は、神経組織や免疫機能に影響する成分。ストレスにより必要量が増すことで不足気味になり、口内炎ができやすくなります。 [chocola.com]
(出典:東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック) 1.ストレスや疲労 PIXTA 口内炎で一番多いのは、舌や口のなかに小さな腫瘍ができる「アフタ性」と呼ばれるもの。 「これはストレスや疲れが原因と言われています。睡眠不足や栄養不良、過度な運動など、心身の疲れがたまり、免疫力が低下しているため、体から『少し休みなさい』というシグナルが出ている状態です」(新谷先生、以下同) このタイプの口内炎は、なぜか若い人に多くできる傾向があるそうです。 [tg-uchi.jp]
顎と歯
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アフタ性口内炎
… ※「アフタ性口内炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版について 情報 [kotobank.jp]
歯茎のできもので多いのは「アフタ性口内炎」 1-1 白っぽく痛みのある「アフタ性口内炎」の症状と原因 アフタ性口内炎とは、口腔粘膜にできる直径数ミリの円形もしくは楕円形の境界がはっきりした浅い潰瘍で、その周りを取り囲んで幅の狭い赤くなった部分があり、潰瘍面が白色に近いものを言います。頬の裏側や唇、舌などにできる口内炎と同じタイプのもので、痛みをともない、食べ物がしみるなどの症状があります。 口内炎は、ストレスや環境の変化、寝不足などによる免疫力の低下などが原因で発症すると考えられています。 [koukugeka-book.net]
5)アフタ性口内炎(aphthous stomatitis) 図5 ベーチェット病患者に発生したアフタ性口内炎 アフタとは、粘膜における円形ないし楕円形の比較的浅い有痛性潰瘍で、周囲に発赤を伴い、潰瘍表面は線維素性偽膜で覆われているものをいう。アフタが繰り返し口腔粘膜に生じるものを再発性アフタ(recurrent aphthae)とよぶ。口腔粘膜に多数のアフタを生じた場合はアフタ性口内炎と呼ばれる。 [city.kagoshima.med.or.jp]
もっとも多い「アフタ性口内炎」 一般的にもっとも多くみられるのが「アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)」です。原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB 2 が欠乏すると口内炎ができます)などが考えられています。 アフタ性口内炎にかかると、赤く縁取られた2 10mm程度の丸くて白い潰瘍が、ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生します。小さなものが2 3個群がって発生することもあります。普通は10日 2週間ほどで自然に消滅してあとは残りません。 [daiichisankyo-hc.co.jp]
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咽頭痛
突然の38 40 の発熱が1 3日間続き、全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛、嘔吐、四肢痛などがある場合もある。咽頭所見は、軽度に発赤し、口蓋から口蓋帆にかけて1 5mmの小水疱、これから生じた小潰瘍、その周辺に発赤を伴ったものが数個認められる。 ア. 突然の高熱での発症、 イ. [niid.go.jp]
治療
治療 ※治療といっても、基本的には対症療法しかなく、完治することは難しいと言われています。 口内炎は多くの病気が関与して発症することが多いため、その 原因となっている病気があればその治療 を行っていきます。 《内科的》・・・口の中の洗浄消毒、抗生物質やステロイド剤などの投与 《外科的》・・・全身麻酔をかけて、歯についた歯石や歯垢の除去、レーザー治療、抜歯 すべての歯を抜く(抜歯)方法が、一番治る確率が高いといわれています。 [kyowa-next.com]
疫学
疫学 疫学パターンはエンテロウイルス属の特徴に沿う。すなわち熱帯では通年性にみられるが、温帯では夏と秋に流行がみられる。我が国では毎年5 月頃より増加し始め、7月頃にかけてピーク を形成し、8月頃から減少を始め、9 10月にかけてほとんど見られなくなる。国内での流行は例年西から東へと推移する。その流行規模はほぼ毎年同様の傾向がある。患者の年齢は5歳以下 が全体の90%以上を占め、1歳代がもっとも多く、ついで2、3、4歳代の順で、0歳と5歳はほぼ同程度の症例が報告されている。 [niid.go.jp]
予防
予防 若いときからの毎日の予防が大切です!! ※歯垢・歯石が歯に付着しないようにすること ・小さい頃から 歯磨き を習慣づける。 ・ 栄養バランス のとれた食事or歯垢歯石が付きにくいフードにする。 ・免疫力を低下させるウイルス感染症を予防するために、毎年 ワクチン接種 を行う。 ・ウイルス感染の機会をなくすために、 室内飼い にする。 ・動物病院での 定期検査 大切な家族だからこそ、よく観察して早期発見、早期治療を心がけてあげて下さい(o v_v)o [kyowa-next.com]
フッ素を配合した歯肉炎予防の歯磨き粉や、歯垢を落とす歯磨き粉を使用します。 歯磨き後に抗菌マウスウォッシュで口をよくすすぎます。細菌が住みつきやすいところをすみずみまでケアします。 1日1回はフロスをして、歯間の食べかすを取り除きます。 歯ぐきからの出血がしばらく続いたとしても、以上のケアを続けていきましょう。痛みが強まった、出血が止まらない、という場合は歯医者さんに相談するとよいでしょう。 歯ぐきの問題は予防することができます。 [oralb.braun.co.jp]