提示
詳細に臨床症状が報告されている第1 例(米国例)の臨床症状を以下に提示する。 医師(B)が実験中に外見上健康なサルにより手の咬傷を受けた。3日後咬傷部の紅斑、リンパ管炎、所属リンパ節腫大が生じた。6日目に発熱、10日目に 神経症状(上行性麻痺)が出現し、脳脊髄液の単核細胞上昇(112/mm3)、蛋白増加が認められた。外傷部皮膚には水疱も生じた。17日目に痙攣・昏睡 状態となり、呼吸不全(呼吸筋麻痺)にて死亡した。 [niid.go.jp]
筋骨格
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筋萎縮症
脳血管障害:脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血後後遺症 2.神経変性疾患:パーキンソン病、進行性核上性麻痺、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症など 3.認知症:アルツハイマー病、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症など 4.免疫性神経疾患:多発性硬化症、急性散在性脳脊髄炎 5.てんかん:大発作、部分発作など 6.不随意運動性疾患:本態性振戦、片側顔面けいれん、眼瞼けいれんなど 脊髄の病気 1.横断性脊髄炎など 2.脊椎疾患:変形性頚椎症や腰椎症、ヘルニア 運動神経の病気 1.筋萎縮性側索硬化症、脊髄性進行性筋萎縮症 [seichokai.or.jp]
診療実績 2017年度 入院 疾患名 症例数 ①血管障害 脳梗塞 292 脳出血 2 内頚動脈狭窄症 7 脊髄梗塞 3 脳静脈奇形 2 可逆性脳血管攣縮症候群 3 ②感染、炎症 細菌性髄膜炎 4 無菌性髄膜炎 11 ヘルペス脳炎 5 橋本脳症 1 その他の脳症、脳炎(辺縁系脳炎も含み) 24 低血糖性脳症 3 クロイツフェルト・ヤコブ 1 視神経炎 1 肥厚性硬膜炎 4 脳梁エンセファロパチー 3 チャーグ ストラウス症候群 6 ③変性 筋萎縮性側索硬化症 24 球脊髄性筋萎縮症 1 パーキンソン [kawagoe.saitama-med.ac.jp]
全身組織
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疲労
東北大学病院における特定疾患受給者における割合 50% 25% 男女比 1:3 1:10 発症年齢 25歳前後にピーク 50歳以上はまれ 35歳前後にピーク 高齢発症あり 視力障害の特徴 中心暗点(真ん中が見えない) 失明 水平性半盲(下・上半分が見えない) 両側性障害(同時発症) 脊髄障害の特徴 片側の感覚障害 片側の運動障害 レルミッテ徴候 横断性障害(両側の感覚障害、両脚の脱力) 強いしびれ、痛み 有痛性筋痙攣 特徴的な脳病変由来の症状 眼振 核間性眼球運動障害 小脳失調 記憶障害 姿勢時振戦 易疲労 [ms.med.tohoku.ac.jp]
神経学
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頭痛
症状 急性横断性脊髄炎は突然の頭痛、頚部痛、背部痛などで始まり、障害レベルでの締め付け感などがあります。障害部位以下の対麻痺、四肢麻痺、対称性知覚障害、膀胱直腸障害が出現し、数時間から数日でピークに達します。障害の程度は、炎症を起こした脊髄のレベルと炎症の重症度によってさまざまです。 診断と治療 急性横断性脊髄炎を疑う場合はMRI、髄液検査などを行います。髄液検査では細胞数とタンパク質濃度の軽度の上昇がみられます。MRIでは急性期にT2で病変部に高信号を認めます。多くは単発で多髄節にわたります。 [onitaiji.com]
頭痛、下肢のしびれ感出現、近医に入院。その後対麻痺が出現、徐々に臥床状態になった。発症後2ヶ月で当院に転院し、横断性脊髄炎と診断され、入院後16日より、往診でPT開始。筋力は下肢近位部で右1、左1 、遠位部で右0 1、左1 2であった。上肢は4- 4であった。Th7以下での表在及び深部感覚の重度鈍麻を認めた。ADLはほぼ全介助で、尿意はなくバルーン留置状態であった。開始時ASIA(motor)は 51点、FIM は60点であった。 [jstage.jst.go.jp]
頭痛 頭痛には、首の後ろから後頭部、こめかみに痛みがあり、肩こりを伴うことが多い「緊張型頭痛」、女性に多く、吐き気や視野の中にキラキラした光が現れることがある拍動性の「片頭痛」や男性に多く、頭痛のある側の結膜充血や鼻汁などを伴う「群発頭痛」があります。それぞれに応じて薬物療法などで改善が見られます。 てんかん てんかんは、人口100人に約1人の割合でみられる病気です。3歳以下と60歳を超えた高齢者に多くみられます。 [takamatsu-municipal-hospital.jp]
1.緊張型頭痛 2.片頭痛 3.群発頭痛 脳神経内科・認知症センターページ内コンテンツ [seichokai.or.jp]
頭痛 片頭痛に対しての予防薬やトリプタン系薬剤の適切な治療。薬物乱用頭痛と呼ばれるお薬の飲みすぎによる頭痛などの正確な診断と効果的な治療を行っています。 血管性うつ 脳卒中後遺症としてのうつ(活力の消失)の診断、治療を行い高い効果をあげています。 認知症 『物忘れ外来』に代表されるように、アルツハイマー型認知症、血管性認知症の診療に多くの実績があります。アルツハイマー病:各種精査によりアルツハイマー病を早期発見し、抗認知症薬による治療をおこなっています。 [dokkyomed.ac.jp]
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感覚障害
抄録 【はじめに】感染後横断性脊髄炎では感染後に脊髄が横断性に障害され、運動麻痺・感覚障害及び膀胱直腸障害などが生じ、後遺症が問題となる。今回、対麻痺症状を呈した2例を経験したので報告する。 【症例1】36歳、女性。感冒症状発現の10日後頃より排尿障害、対麻痺が出現し、近医から当院に転院し、急性横断性脊髄炎と診断され、入院後12日より、往診で理学療法(PT)開始。筋力は下肢近位部1 1 、遠位部2- 2、上肢は4であり、弛緩性対麻痺とTh7以下での表在感覚中等度鈍麻、深部感覚は軽度鈍麻を認めた。 [jstage.jst.go.jp]
髄節性感覚障害 脊髄の髄節性の障害は デルマトーム にあてはめて理解する。その際に髄節間の重複や左右間の重複の存在に注意する必要がある。大脳病変により髄節性と類似の感覚障害がみられることがある。 脊髄由来の乖離性感覚障害 [ 編集 ] 脊髄由来の乖離性感覚障害 として前脊髄動脈症候群にみられる乖離性感覚障害、脊髄癆型(脊髄後索)乖離性感覚障害、脊髄空洞症型(脊髄灰白質型)乖離性感覚障害が知られておりミエロパチーを疑う所見となる。 [ja.wikipedia.org]
実際の病気では、脊髄内のどの位置で、どの範囲が傷害されるか、脊髄に入ってくるあたりの神経がどの程度巻き込まれるかで、様々のタイプの感覚障害が現れます。医師は、感覚障害の出現の様子や感覚障害の性質と分布から、脊髄の傷害範囲と共に疾患の種類を推測します。その中で以下のようなタイプが典型的です(図2)。 図2 1. 脊髄に入ってくる感覚神経に限局的傷害があると、手や足の一部の感覚鈍麻やしびれ、痛みが現れます。椎間板が側方にヘルニアを起こすときが代表的です。 2. [kameda.com]
典型的(古典的)多発性硬化症 視神経脊髄炎(NMO) 東北大学病院における特定疾患受給者における割合 50% 25% 男女比 1:3 1:10 発症年齢 25歳前後にピーク 50歳以上はまれ 35歳前後にピーク 高齢発症あり 視力障害の特徴 中心暗点(真ん中が見えない) 失明 水平性半盲(下・上半分が見えない) 両側性障害(同時発症) 脊髄障害の特徴 片側の感覚障害 片側の運動障害 レルミッテ徴候 横断性障害(両側の感覚障害、両脚の脱力) 強いしびれ、痛み 有痛性筋痙攣 特徴的な脳病変由来の症状 [ms.med.tohoku.ac.jp]
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知覚障害
急性横断性脊髄炎(acute transverse myelitis) 急性横断性脊髄炎は、急性または亜急性に横断性脊髄症状(対麻痺、四肢麻痺、体幹のあるレベル以下の対称性知覚障害、膀胱直腸障害)を呈し、その原因となる他疾患(髄外圧迫性病変、ギランンバレー症候群、結核、梅毒、動静脈奇形、外傷、腫瘍など)が明らかでないものをいいます。急性横断性脊髄炎の原因は不明ですが、上気道感染、下痢など先行感染が1-2週前にあることが多く、免疫が脊髄に対し病的に活性化するために起こると考えられています。 [onitaiji.com]
急性のものは急性横断性脊髄炎となることが多く,急性に発症,数時間から2 3日で両下肢麻痺,下半身の知覚障害および膀胱・直腸障害を呈する。視神経炎を伴う場合は デビック病 Devic’s diseaseと呼ばれ, 多発性硬化症 の一型である。 出典 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版について 情報 大辞林 第三版 の解説 せきずいえん【脊髄炎】 細菌ウイルスなどの病原体による脊髄の炎症性疾患および変性疾患の総称。 [kotobank.jp]
1995 に準拠) 早期症状 1.外傷部位周囲の水疱あるいは潰瘍 2.接触部の激痛あるいは掻痒感 3.所属リンパ節腫大 中期症状 1.発熱 2.接触部の感覚異常 3.接触部側の筋力低下あるいは麻痺 4.結膜炎 5.しゃっくり(吃逆)の持続 晩期症状 1.副鼻腔炎 2.項部硬直 3.24 時間以上の頭痛 4.悪心・嘔吐 5.脳幹部症状:複視、構語障害、眩暈、失調症、交差性麻痺、交差性知覚障害、脳神経麻痺 6.意識障害 7.脳炎ならびに中枢神経症状 病原診断 1.ウイルス分離: ウイルス分離が最も [niid.go.jp]
円錐上部症候群(L4 S2) 円錐症候群(S3 ) 馬尾症候群 自発痛 知覚障害 下肢 会陰部 会陰部、下肢 運動障害 下肢(下垂足、筋萎縮、線維束攣縮) - 下肢(下垂足、筋萎縮) 深部腱反射 膝蓋腱反射(-) ( )、アキレス腱反射(-) ( ) 膝蓋腱反射( )、アキレス腱反射( ) 膝蓋腱反射(-)、アキレス腱反射(-) 病的反射 バビンスキー反射( ) バビンスキー反射(-) バビンスキー反射(-) 表在反射 肛門反射(-) 肛門反射(-) 膀胱直腸障害 間欠性跛行 - - 急性および亜急性 [ja.wikipedia.org]
治療
横断性脊髄炎の症状と治療法、原因について、教えてください。 よろしくお願いします。 No.2 回答者: MiJun 回答日時: 2001/12/07 18:43 以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「脊髄損傷」 この中で特に「原因と危険因子」「症状」「治療」と関連リンク先を参考にしてください。 「多発性硬化症」に関しては、以下のURLサイトには関連質問の回答がありますが、参考になりますでしょうか? この中で#2で紹介したサイトも参考にして下さい。 ご参考まで。 [oshiete.goo.ne.jp]
【 横断性脊髄炎の治療方法 】 横断性脊髄炎は、未だ他の脊髄炎と同様に、効果的な治療法の確立には至っていません。治療は、症状を管理し、軽減させることに重点が置かれ、神経学的相関によっても、方針が異なってきます。治療開始から最初の数週間は、炎症を抑える目的で、コルチコステロイド療法が処方されます。また、患者さんの身体機能維持のため、人工呼吸器を使用したり、麻痺などの急性症状がある場合は、リハビリ終了後から治療を開始します。 閲覧履歴 まだ病院情報は閲覧していません。 [hospita.jp]
予防
治療・予防 症例数が少なく、確立していないが、アシクロビルあるいはガンシクロビルが有効であり、予防・治療にこれらの投与が推奨されている。治療量は体重1kg あたり10‐15mgのアシクロビルを8時間ごとに最低14日間静注、さらに、神経症状がみられた場合にはガンシクロビルを体重1kg あたり5mgを12時間ごとに14日間以上投与する。静注終了後、経口投与も考慮する。患者の外傷部あるいは結膜、唾液からウイルスが分離されることよ り、治療においては、手袋ならびにマスク、眼鏡等の粘膜部保護が必要である。 [niid.go.jp]