提示
全身組織
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発熱
急性気管支炎 気管支に炎症が及んだ状態で、発熱、乾いた咳で始まり、次第に湿った咳(痰をともなう)へと変化します。原因はウイルス感染によるものが多く、原則は咳止めや痰が出やすくなるような薬等で様子をみます。高熱で膿状の痰(膿性痰)がある場合は細菌感染も考えられますから、抗菌薬を内服します *1 。どの年齢にもみられる病気です。 4. 肺炎 発熱、咳、多呼吸等が主な症状です。子どもの肺炎の原因(原因微生物)は年齢によって異なります。 [shionogi.co.jp]
ポリオウイルスが感染すると100人中5 10人は、カゼ様の症状を呈し、発熱を認め、続いて頭痛、 嘔吐(おうと)があらわれ麻痺が出現します。一部の人は永久に残ります。呼吸困難により 死亡することもあります。 感染の合併症として麻痺の発生率は1,000 2,000人に1人ですが、麻痺患者が1人発生したときには、 その周りに100人以上の感染者がいるといわれています。 [saitama.med.or.jp]
咽頭ジフテリアは発熱、おう吐、頭痛、咳などを主症状として、扁桃に偽膜がみられます。鼻ジフテリアは鼻炎とともに鼻汁に血液が混じり、鼻孔周囲にびらんがみられます。ジフテリア毒素によって、心筋炎、神経麻痺がおきます。心筋炎は発病2 3週間後に発症し、突然心筋炎で死亡することがあります。神経麻痺では、呼吸筋及び手足の筋肉の麻痺などが起きます。 百日咳 :風邪のような症状が1 2週間続いた後、息を吸う間もないほどの、連続性の激しい咳が出始めます(咳発作)。 [town.tadaoka.osaka.jp]
神経学
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痙攣
新生児破傷風の1例(Vol. 29 p. 50-51: 2008年2月号) 「破傷風(tetanus)は、破傷風菌(Clostridium tetani )の感染により、菌が産生する毒素によって開口障害・強直性痙攣等を引き起こす急性細菌性感染症である。新生児破傷風は、破傷風トキソイドに対する免疫を持っていない母親から生まれた新生児に発症することがある。」 「本症の死亡率は約30%と高く、特に新生児においては約75%と死に至る危険性が高い。 [blog.goo.ne.jp]
第三期: 生命に最も危険な時期であり、頚部筋肉の緊張によって頚部硬直をきたし、次第に背筋 にも緊張、強直をきたして発作的に強直性痙攣がみられ、腱反射の亢進、バビンスキーなどの病 的反射、クローヌスなどがこの時期に出現する。 第四期: 全身性の痙攣はみられないが、筋の強直、腱反射亢進は残っている。諸症状は次第に 軽快してゆく。 [niid.go.jp]
破傷風の病期と症状 病期 状態の解説・症状 一般的な期間 第一期(潜伏期) 身体、受傷部の違和感、頸部や顎の疲労感、寝汗、歯ぎしり 1〜7日間 第二期(痙攣発作前期) 「破傷風顔貌」と呼ばれる状態で次第に開口障害が強くなる。語・嚥下障害、咬筋・頸部筋などの圧痛、四肢硬直 数時間〜1週間 第三期(全身痙攣持続期) 生命に最も危険な時期。 [ja.wikipedia.org]
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痙攣
新生児破傷風の1例(Vol. 29 p. 50-51: 2008年2月号) 「破傷風(tetanus)は、破傷風菌(Clostridium tetani )の感染により、菌が産生する毒素によって開口障害・強直性痙攣等を引き起こす急性細菌性感染症である。新生児破傷風は、破傷風トキソイドに対する免疫を持っていない母親から生まれた新生児に発症することがある。」 「本症の死亡率は約30%と高く、特に新生児においては約75%と死に至る危険性が高い。 [blog.goo.ne.jp]
第三期: 生命に最も危険な時期であり、頚部筋肉の緊張によって頚部硬直をきたし、次第に背筋 にも緊張、強直をきたして発作的に強直性痙攣がみられ、腱反射の亢進、バビンスキーなどの病 的反射、クローヌスなどがこの時期に出現する。 第四期: 全身性の痙攣はみられないが、筋の強直、腱反射亢進は残っている。諸症状は次第に 軽快してゆく。 [niid.go.jp]
破傷風の病期と症状 病期 状態の解説・症状 一般的な期間 第一期(潜伏期) 身体、受傷部の違和感、頸部や顎の疲労感、寝汗、歯ぎしり 1〜7日間 第二期(痙攣発作前期) 「破傷風顔貌」と呼ばれる状態で次第に開口障害が強くなる。語・嚥下障害、咬筋・頸部筋などの圧痛、四肢硬直 数時間〜1週間 第三期(全身痙攣持続期) 生命に最も危険な時期。 [ja.wikipedia.org]
治療
典型的な症状だったので破傷風の治療を医師がした、ということです。 この絵にあるような特徴的な症状 。 日本で新生児破傷風? リスクは2つ。 お母さんの免疫が不十分。小さい頃うけた三種混合ワクチンでつけた免疫が低下していること。 妊娠する世代がブースターワクチンをしていないことがリスク。 もうひとつはお産のケアに関連する感染管理。 この事例では、臍帯を切るときの清潔が保たれていなかったのではないか?ということが問題指摘されています。 日本の医療でそんなことあるのかな? [blog.goo.ne.jp]
しかし、その後一般的な新生児痙攣の治療・鑑別診断を行ったため、再度破傷風を疑い、十分な沈静を行うまでには10日程度を要した。 診断に際し、臍周囲・脱落した臍帯断端・便の嫌気性培養検査を行ったが、すべてにおいて菌は検出できなかった( 表 )。これらの結果は、菌の分離率が約30%程度と低いほか、嫌気性培養の検体採取時期が遅れ、有効な検査を行うことができなかったことも一因であると考える。 日本国内では、10年以上にわたり新生児破傷風の発生はない。 [idsc.nih.go.jp]
治療体制が整っていない地域や戦場ではさらに高い致死率を示す。 治療 [ 編集 ] 破傷風発症による発作(痙攣)は光や音に反応して起き、少しの刺激で痙攣が誘発されるので、刺激を避ける目的で部屋に暗幕を垂らしてできるだけ部屋を暗くしたり、音を遮断した静かな部屋で治療する。 外傷 外傷が認められる場合は外傷に対する治療を行う。 対病原体 破傷風菌に対する 抗生物質 メトロニダゾール 、 ペニシリン 、 テトラサイクリン の投与が行われる。体内の毒素に対しては、抗生物質は効かない。 [ja.wikipedia.org]
破傷風毒素検出試験 治療・予防 治療として、TIG の投与や、さらに感染部位の充分な洗浄やデブリードマンを行い、抗菌薬を投与する。対症療法として、抗痙攣剤の投与、呼吸や血圧の管理も重要である。 破傷風毒素に対する特異的治療薬であるTIG は、組織に結合していない血中の遊離毒素を特異的に中和することができるが、既に組織に結合した毒素を中和することができないと考えられている。従って、 その投与は可能な限り早期に実施することが望ましい。 [niid.go.jp]
疫学
さらに、この噂を受けて、 フィリピン 保健省は1995年に 疫学調査 を行い、Lancet誌に発表しています(3)。 上のグラフは参考文献(3)から引用しています。タイトルは「 1980年 1994年 の フィリピン における 破傷風 トキソイド接種数と自然 流産 数」で、左側の縦軸(白丸)が 破傷風 トキソイド ワクチン 接種を受けた女性の数、右側の縦軸が自然 流産 の数(黒い四角)を表します。接種者数は 右肩上がり に増加しているのに対し、自然 流産 の数はそれとは無関係に増減しています。 [d.hatena.ne.jp]
参考資料として ・国立感染症研究所ホームページ「破傷風とは」 ・「予防接種に関するQ&A集・百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオ」-一般社団法人日本ワクチン産業協会(岡部信彦 川崎市健康安全研究所所長、多屋馨子国立感染症研究所感染症疫学センター第三室(予防接種室)室長 ) 監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏 更新:2014/10 [kansensho.jp]
疫学 [ 編集 ] 集団感染によるアウトブレイクは起きない [2] 。日本では 感染症法 施行規則で5類感染症全数把握疾患に定められており、診断した医師は7日以内に最寄りの 保健所 に届け出る。年間100件を超える届出がある [3] 。 世界的には、先進諸国での発症症例数の報告は少ない。これは、 三種混合ワクチン 等の普及による所が大きい。 発展途上国 では正確な統計ではないが、数十万〜100万程度の死亡数が推定されており、その大多数が 乳幼児 である。 [ja.wikipedia.org]
予防
これは、女性が出産時に血中に十分な量の 抗体 (これが 胎盤 を通じて 新生児 に移行し、 破傷風 感染 を予防します)を持つこと、そしてその状態を、女性が生涯で妊娠可能な期間を通じて維持することを目的に、 エビデンス に基づき決められたものです。 3について、これはもっとも重要な事実と思われますが、実際に 流産 が増えたのか?ということです。答えはノーです。 [d.hatena.ne.jp]
ベトナムの予防接種についてはユフセフはじめ国連機関の支援もありますが、広くいきわたらせるということではまだ課題があり、研修先の病院では「破傷風病棟」がある、ということを説明していただきました。 そこで足がぴーんとのびてしまっている赤ちゃんの写真。 赤ちゃんの足は通常開脚M字になるのですが。 「日本ではみかけませんけど、臍帯を家庭のはさみできるようなことがあり、子どもも運ばれてくる」というおはなしでした。 [blog.goo.ne.jp]
母親が予防接種を受けていれば予防可能であるにもかかわらず、不衛生な環境の中での出産、消毒されていない器具を使い、へその緒を切ることで、赤ちゃんに破傷風が感染してしまいます。また、母親自身も命の危険にさらされます。 予防接種を受ける親子(ネパール) UNICEFNYHQ2012/1668SHEHZAD NOORANI ワクチンで予防可能 3回で約2米ドルの予防接種さえ受けられれば、母親と生まれてくる子どもは、5年間破傷風を予防できるのです。 [prtimes.jp]