提示
全身組織
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疲労
注)1型に呼吸筋疲労が加われば、2型となる。 注)混合型(acute on chronic):1型と2型に分類され、それぞれ慢性 型の1型、2型が急性増悪したもの。 [nms.co.jp]
心血管
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チアノーゼ
概要 疾患のポイント: 呼吸不全とは、室内気吸入時の動脈血酸素分圧が60Torr以下となる呼吸障害、またはそれに相当する呼吸障害を呈し、意識障害、呼吸数の増加、呼吸困難、チアノーゼ等の症状を来す異常状態のことである。 呼吸不全を動脈血二酸化炭素分圧が45Torrを超えて異常な高値を呈するもの(II型呼吸不全)と然らざるもの(I型呼吸不全)とに分類する。 図表 また、呼吸不全の状態が1カ月以上持続するものを慢性呼吸不全といい、それ未満のものを急性呼吸不全という。 [clinicalsup.jp]
呼吸器障害が存在し、室内気吸入下の動脈血ガスが測定出来なくとも中心性チアノーゼが認められるときや、動脈血酸素飽和度(SaO2)の値から呼吸不全と診断して差しつかえない。PaO2 60Torrは、ほぼSaO290%に相当する。 呼吸不全はさらに動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)の程度により、下記に分類される。 I型呼吸不全………PaCO2が45Torr以下 II型呼吸不全…… PaCO2が45Torrを超えるもの なお、準呼吸不全はPaO2が60Torrを超え,70Torr以下をいう。 [ja.wikipedia.org]
2.チアノーゼ、冷汗、振戦、血圧上昇または低下、頻脈。 3.頭痛、不眠、種々の意識障害。 2)血液ガス分析の結果、室内気吸入時に下記の値を示せば呼吸不全と診断。 1.PaO2 60torr あるいは 2.PaCO2 50torr。 C)病型 1)1型:低酸素血症のみを呈するもので、拡散障害、肺内シャント、換気 血流比不均等などの病態の時に見られる( 肺不全 hypoxic failure)。 [nms.co.jp]
人工呼吸器
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肺疾患
また慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎が感染や心不全などの合併を契機に急性増悪することもあります。 【急性呼吸不全の治療】 急性呼吸不全の治療は大きく分けると、酸素吸入や人工呼吸など呼吸を補助する治療と、呼吸不全を起こした元の病気に対する治療とに分けられます。酸素は生命の維持に不可欠なので酸素投与は必須となります。ただし、Ⅱ型呼吸不全の患者に大量の酸素投与を行うと呼吸が止まってしまうことがあるので、注意が必要です。 【ARDSとはどんな病気ですか?】 [jrs.or.jp]
外来・病棟必携マニュアル意識障害への救急対応コーマスケールの正しい使い方から緊急処置まで 目次 特集1 原疾患別ケーススタディで学ぶ急性呼吸不全の診断と治療 編集/相馬一亥 [概論]呼吸不全とは 相馬一亥 急性呼吸不全への対応と治療 〈特に緊急性が高い疾患〉急性呼吸促迫症候群 金沢 実 〈頻度が高い疾患〉市中肺炎 中田紘一郎 〈稀だが重要な疾患〉肺血栓塞栓症 川崎貞男 慢性呼吸不全の急性増悪への対応と治療 〈特に緊急性が高い疾患〉重症気管支喘息発作 刑部義美 佐々木純 〈頻度が高い疾患〉慢性閉塞性肺疾患 [yodosha.co.jp]
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頻呼吸
一見呼吸器の病気と関係のない 敗血症 や輸血、すい炎などからも生じるため、頻呼吸、発熱、息苦しさなどの症状に注意することが重要です。 自宅での判断は非常に難しいため、発熱やせき、痰、息苦しさ、頻呼吸、誤嚥などの症状が生じた場合には、早めに病院を受診して相談するようにしてください。 予防の基礎知識 急性呼吸窮迫症候群はここまで述べたように原因疾患がたくさんあります。 [saiseikai.or.jp]
B)診断 1)臨床所見(以下の所見より呼吸不全が疑われたら、すぐに血液ガス分析) 1.頻呼吸(30/分以上)、呼吸困難。 2.チアノーゼ、冷汗、振戦、血圧上昇または低下、頻脈。 3.頭痛、不眠、種々の意識障害。 2)血液ガス分析の結果、室内気吸入時に下記の値を示せば呼吸不全と診断。 1.PaO2 60torr あるいは 2.PaCO2 50torr。 [nms.co.jp]
COPD患者にみられる悪循環サイクル 息が吐けなくて空気のとらえ込みが起こってくる 吐く量より吸う量が多いので空気がたまってきて肺が過膨張になる 息切れが激しくなり不安感が増し、頻呼吸になり、空気のとらえ込みが更に進む。また、過膨張から活動性低下 体調・健康障害 換気要求上昇 空気のとらえ込みが更に進むという二つの悪循環サイクルです。 その結果、きついから動きたくない 家でじっとしている 下肢の筋肉が萎縮してくる 寝たきりになる恐れがあります。 [www3.coara.or.jp]
治療
特集1 原疾患別ケーススタディで学ぶ急性呼吸不全の診断と治療.特集2 外来・病棟必携マニュアル意識障害への救急対応コーマスケールの正しい使い方から緊急処置まで 目次 特集1 原疾患別ケーススタディで学ぶ急性呼吸不全の診断と治療 編集/相馬一亥 [概論]呼吸不全とは 相馬一亥 急性呼吸不全への対応と治療 〈特に緊急性が高い疾患〉急性呼吸促迫症候群 金沢 実 〈頻度が高い疾患〉市中肺炎 中田紘一郎 〈稀だが重要な疾患〉肺血栓塞栓症 川崎貞男 慢性呼吸不全の急性増悪への対応と治療 〈特に緊急性が高い疾患 [yodosha.co.jp]
治療 酸素の補充を目的とした治療が行われます。具体的には、酸素投与や非侵襲的陽圧換気、挿管したうえでの人工呼吸管理、膜型人工肺での呼吸管理などが検討されます。 慢性に経過する呼吸不全では、日常生活を行うためのサポートが必要となることもあります。在宅酸素療法と呼ばれる方法を導入し、家でも呼吸苦を軽減して過ごせるようにします。 呼吸不全では、肺障害を引き起こす疾患に対しての根本治療も行います。肺炎や敗血症であれば抗生物質の投与が検討され、気胸であれば脱気を行うための胸腔ドレナージが行われます。 [medicalnote.jp]
所属事務所の発表によると、2013年11月にステージ4の中咽頭がんを発症、以来3回のがん手術と4回の放射線治療を受けてきたが、昨年11月に発症した2度に渡る腸閉塞とその手術による衰弱、さらに今年4月に受けた在宅介護の医療機関のモルヒネ系鎮痛剤の誤投与により極端な体力減退に陥り、4月11日に緊急入院。入院先のスタッフの治療で3ヶ月間も耐えたが、12日に亡くなった。 通夜と葬儀はすでに親族のみで済ませており、後日「大橋巨泉を偲ぶ会」が開催される。 大橋巨泉(おおはしきょせん) 1934年東京都出身。 [oricon.co.jp]
疫学
日本での2001年の疫学調査では、40歳以上の男女の推定で500万人以上がCOPDに罹っているとみられますが、実際にCOPDの診断で治療を受けている人は、1999年現在で21万人に過ぎないということで、今は氷山の一角であろうと思われ、これから増えてくる病気だろうという警告が出されています。 COPDの危険因子 原因の8割 9割を占めるのが喫煙です。もうひとつは高齢化です。 [www3.coara.or.jp]
病態生理
【目 次】 I.ARDSの管理・ケアに必要な基本的知識 疾病の知識〜読めばわかるARDSのエッセンス〜 ARDSの病態生理〜興奮した好中球が肺を硬くする〜 ARDSの診断〜“肺に何が起きているのか”をイメージすれば診断できる! [sogo-igaku.co.jp]
SARSの起源、感染経路、病原性、不顕性感染の有無、病態生理、季節的流行の可能性など、依然として不明な点が多い。集団発生においては「スーパー・ス プレッディング事例」と呼ばれる、ひとりの有症状の患者が多数への感染伝播に関与した事例が注目されているが、そのメカニズムは解明されていない。 わが国では、集団発生期間中に報告のあった可能性例16例と疑い例52例すべてが、他の診断がつき取り下げられたか、あるいはSARS対策専門委員会でSARSの可能性が否定されている 3) 。 [niid.go.jp]
予防
〜 看護過程の展開(外傷)〜リスクを知り積極的にARDSの発生を予防する!〜 看護過程の展開(敗血症)〜敗血症の定義が変わる直前ですが〜 看護過程の展開(内科系)〜肺から始まったARDSでも,肺だけのケアでは終わらない〜 [sogo-igaku.co.jp]
予防の基礎知識 急性呼吸窮迫症候群はここまで述べたように原因疾患がたくさんあります。肺炎や胃酸の誤嚥、 敗血症 、多発外傷、 急性すい炎 、輸血、脂肪塞栓(脂肪細胞が血管を詰まらせる状態)、溺水、刺激性ガスの吸入、心肺バイパス(人工心肺を用いること)、血液製剤投与などさまざまであり、予防できないものも多く含まれます。 かぜや肺炎にかからぬようにワクチン接種を行ったり、嚥下機能(えんげきのう/食物を飲み込み、食道を経て胃に送る機能)に問題のある方は、誤嚥に気をつけることが大切です。 [saiseikai.or.jp]
5) 感染予防 慢性呼吸不全患者の多くは感染を契機に増悪し,入院加療が必要となる。特に,感染によって悪化した呼吸機能は感染が治癒しても感染前の状態に戻らない。帰宅後の手洗いや,うがいの励行,インフルエンザが流行している時期の外出を控えさせる。インフルエンザワクチン接種は毎年薦める。 肺炎球菌ワクチンも有効で、初回接種から5年以上経過した場合、再接種可能である。 [ja.wikipedia.org]
先頭に戻る 5)予防接種 インフルエンザワクチン予防接種 インフルエンザの年齢としての罹患率と死亡率では、子供は圧倒的にかかる率が多く、年齢が上がってくると少なくなります。ところが死亡率をみると、こどもの死亡率は非常に低くて、70歳ぐらいからボンと上がっています。高齢者のインフルエンザの死亡率が非常に高いのです。ましてCOPDという基礎疾患があれば死亡率はもっと上がりますので、インフルエンザワクチンは非常に効果があります。 [www3.coara.or.jp]