提示
泌尿生殖器
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卵巣疾患
表.卵巣がんの腫瘍マーカー 項目名 感度 特異度 卵巣がん以外で高値となる疾患・病態 HE4 53% 100% 高齢、閉経、喫煙 CA125 80 90% 65% 卵管・子宮・膵・肝がん等、子宮内膜症、子宮筋腫、良性卵巣疾患、 胸/腹膜炎、妊娠、月経 CA602 60 85% - CA72-4 50 60% - 胃・大腸・膵臓・乳・肝がん等、卵巣腫瘍、子宮内膜症、胆石症、肺炎、妊娠 CA54/61 40 60% - 子宮がん、子宮内膜症、良性卵巣疾患、妊娠 STN 40 50% - 卵巣嚢胞、呼吸器疾患 [crc-group.co.jp]
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骨盤痛
1年毎の検診にて問題の無い場合でも、もし「骨盤痛、腹部膨満感、不快感、疲労感、頻尿」などの症状が3週間以上続いたら、可能性の一つとして卵巣がんも考慮して、「かかりつけの婦人科医」に相談されることをお薦めします。 多くは、中年太りの初期ですのでご心配せず、お気軽に婦人科を受診してください。 卵巣がん家系の人 卵巣がんには遺伝的なリスクがあります。母親や姉妹が卵巣がんである場合は、そうでない場合に比べリスクが 3倍位高いとされています。 [ms-sophia.net]
胃腸
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腹部膨満感
1.症状 卵巣腫瘍は悪性でも良性でも、大きくなると腹部膨満感を生じますが、小さいものの大半は無症状です。卵巣腫瘍が破裂した場合や、捻転した場合は強い腹痛を生じます。 2.検査・診断 内診や.画像検査(超音波診断、MRI検査、CT検査)で大きさの評価や、良性・悪性の鑑別をします。 ただし、良性・悪性の確定診断は通常手術によって得られた摘出物を用いて行います。 3.治療 (1) 良性腫瘍 良性と判断される場合、病状、大きさ、種類などによって経過観察することもあります。 治療は手術療法を行います。 [himeji.jrc.or.jp]
主な症状 卵巣腫瘍の症状には、腹部膨満感(お腹が張って苦しい)、下腹部痛、頻尿などがあります。小さいうちは無症状で経過することが多く、大きくなったり腹水がたまったりした状態で症状が出現することが多いです。時に腫瘍の破裂や、茎捻転といって腫瘍がお腹の中でねじれてしまうと突然の強い下腹部痛が出現することもあります。 検査方法と診断方法は 検査や診断の手順としては、問診に続き、触診・内診と超音波検査が行われ、卵巣腫瘍の有無を診断します。また、これにより良・悪性の予測もある程度可能です。 [wakayama-med.ac.jp]
【症状の現れ方】 卵巣腫瘍の主な症状は、腹部膨満感(ぼうまんかん)、下腹部痛、性器出血、便秘、頻尿、おりものの増加などがあります。一般に、最も多く現れる初発症状は、下腹部、とくにどちらか片側の腹痛です。卵巣腫瘍は早期発見が完全な治療を受けるためには必要ですが、特徴的な初発症状が乏しく、腫瘍のサイズがかなり大きくなってからでないと症状が出てきにくい病気で、発見が遅れがちです。 【治療の方法】 通常、良性の卵巣嚢腫が疑われ、腫瘍のサイズが直径10cm以内であれば腹腔鏡下腫瘍摘出術が可能です。 [yomidr.yomiuri.co.jp]
自覚症状としては腹部膨満感(お腹の張り)、下腹部痛、頻尿などがありますが、症状がない方も多くいます。 中には赤ちゃんの頭くらいの大きさになっても腫瘍の成長速度がゆっくりなことが多いため太ってきたと思う方も少なくありません。 ただ腫瘍が捻じれる 卵巣腫瘍茎捻転や破裂を起こした場合には急激な下腹部痛が起こります。 治療法 薬などでは小さくすることできないため、手術が基本となります。 当院で行っている卵巣腫瘍に対する腹腔鏡下手術では、下記のような手術創になります。 [yokoso.or.jp]
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腹部腫瘤
おもな初期症状は、 腹部膨満感 肥満・妊娠等の理由がないのにお腹が膨れてきた 腹部腫瘤自覚 自己触診で下腹部にしこりが触れる トイレが近い 卵巣腫瘍は起源細胞によって分類されることが多い。由来細胞を決定した後、良性腫瘍、境界悪性腫瘍、悪性腫瘍と悪性度を分類する。 表層上皮性・間質性腫瘍 卵巣を覆う表層上皮や卵巣間質が腫瘍化した場合、 性索間質性腫瘍 卵胞または黄体に由来する場合、 胚細胞腫瘍 卵子に由来する場合、境界悪性腫瘍は前癌状態ではなく低悪性度の癌である。 [ja.wikipedia.org]
初期症状 1)腹部膨満感 肥満・妊娠等、理由がないのにお腹が膨れてきた場合 2)腹部腫瘤自覚 自分で触って下腹部にしこりが触れる場合 3)検診異常 検診で下腹部に腫瘍があるとか卵巣が腫れているといわれた場合 診断に必要な検査 1)画像診断 超音波・CT・MRI等の画像診断で腫瘍の大きさや内容の性状を検査します。また腹水や胸水の貯留の有無や明らかな転移病巣の有無等、がんの進行の程度を調べます。1cm以下の小さな癌は解らない場合があります。 [pref.aichi.jp]
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下腹部腫瘤
[症状] 症状は、ある程度腫瘍が大きくならないと現われないことが多く、一般的には、下腹部腫瘤感(しゅりゅうかん)(下腹部になにかかたいものを触れる)、膨満感(ぼうまんかん)、下腹部痛、圧迫感などの腹部症状が主です。下腹部痛の多くは鈍痛で、激痛があるときには茎捻転(けいねんてん)や破裂が疑われます。 月経困難症(「 月経困難症 」)や腹水貯留(ふくすいちょりゅう)なども、卵巣腫瘍発見の契機となります。 [kotobank.jp]
精密検査
閉経後ではありえないことですので、精密検査が必要です。CT,MRI,超音波、さらには腫瘍マーカーという血液検査をします。それで、異常所見があれば、総合的に判断して手術が必要かどうかを決めます。 Q 卵巣腫瘍というのは、すべて悪性ですか? A 卵巣腫瘍は卵巣が腫大しているものすべての総称です。つまりほとんどは良性の腫瘍で、一部が悪性腫瘍つまり、ガンということになります。さらに卵巣腫瘍では低悪性度群の腫瘍があります。ちょうど良性と悪性の中間のものと思っていいでしょう。 [web.sapmed.ac.jp]
悪性腫瘍の疑いが強いときには、進行期、組織型を推定するため、精密検査(CTスキャン、MRI、穿刺(せんし)細胞診、腹腔鏡、胃腸検査、その他)を行ないます。 問診 転移性がんの可能性を考え、消化器がんや乳がんの手術をしたことがないかどうか、また、卵巣機能不全や不妊症は上皮性卵巣がんになるリスクの高い病気なので、そうした病気をもっていないかどうか聞かれます。 外診 卵巣がんの場合、胸水(きょうすい)や腹水がたまることが多く、外から見て腹部などが膨れていることがあります。 [kotobank.jp]
超音波
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卵巣腫瘤
卵巣腫瘍 卵巣腫瘍とは 良性の卵巣腫瘤には、機能性嚢胞と腫瘍が含まれます。そのほとんどは無症状です。 卵巣腫瘍の種類 機能性嚢胞は、卵胞嚢胞や黄体(黄体嚢胞)から生じます。大部分の機能性嚢胞は直径1.5cm未満です。非常にまれに15cmに達するものがありますが、8cmを超えるものは通常ほとんどみられません。機能性嚢胞は、普通は数日から数週間で自然に消散します。黄体嚢胞の場合、嚢胞内腔に出血し,卵巣被膜を膨張させたり、腹膜内に破裂したりすることがあります。 [okayamasaiseikai.or.jp]
治療
Q 卵巣がんの治療法について教えて下さい。 A 卵巣がんの治療の基本は手術療法です。つまり初期のものでの進行している場合でも、とにかく初回手術で可能な限り腫瘍を切除して、残存腫瘍を少なくすることが重要です。その他の重要な治療法として抗がん剤を使った化学療法があります。卵巣がんは固形がん(血液以外のがん)の中でも非常に抗がん剤が効きやすいがんの一つです。そのため、抗がん剤の使用によりより高い治療効果が期待できます。放射線治療は日本ではあまり卵巣がんにはおこなわれてはいません。 [web.sapmed.ac.jp]
早期に病気が見つかったことを前向きにとらえ、悲観せずに治療を受けましょう。早期発見すれば、治療法の選択も広がります。 術後の性生活などは、 卵巣がん の「あなたへのひとこと」も参考にしてください。 [babycome.ne.jp]
3.治療 (1) 良性腫瘍 良性と判断される場合、病状、大きさ、種類などによって経過観察することもあります。 治療は手術療法を行います。 a.卵巣腫瘍核出術 卵巣腫瘍部分のみ摘出し、正常部分の卵巣を残します。 b.付属器切除術 卵巣全体を卵管とともに取り除きます。 (2) 境界悪性腫瘍/悪性腫瘍 手術療法を中心に治療しますが、進行期にあわせて化学療法や放射線療法などを併用します。 妊孕性温存療法 条件が整えば妊孕性温存を考えた治療も可能です。 [himeji.jrc.or.jp]
疫学
症状・疫学 卵巣は子宮と骨盤に靭帯(ひものようなもの)でぶら下がっている、子宮の左右にある2 3cm大の、卵を持った、女性ホルモンを放出している臓器です。 その卵巣にこぶができた状態が卵巣腫瘍です。良性、境界悪性(中間型)、悪性腫瘍に分類され、その種類は多彩です。 1.漿液性嚢胞腺腫 さらさらの液体が溜まった腫瘍で全卵巣腫瘍の15 25%を占めます。 2.粘液性嚢胞腺腫 粘液が溜まった腫瘍で全卵巣腫瘍の5 30%を占めます。30 を超える大きさに成長することもあります。 [yokoso.or.jp]
予防
7.予防と検診 1)予防 日本人を対象とした研究結果では、がん予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスのよい食事、身体活動、適正な体形、感染予防が効果的といわれています。 2)検診 がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減少させることです。わが国では、厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(平成28年一部改正)」で検診方法が定められています。 しかし、卵巣がんについては、現在、指針として定められている検診はありません。 [ganjoho.jp]
年齢や組織別に発生のメカニズムが違っているため、一律に原因を説明できず、予防する方法はありません。また発生に食事や生活習慣との関係はありません。なお腫瘍(新生物)ではなく自然に軽快して治療の必要がない嚢胞(卵胞嚢胞、黄体嚢胞など)もあります。 必要な検査 内診 超音波検査、骨盤MRI検査:嚢腫の正常、がんとの鑑別などを行います。 血液検査:種類によっては特異的な腫瘍マーカーの上昇があります。 [kmu.ac.jp]
卵巣がんのスクリーニング* 卵巣がんの予防* 乳がんおよび卵巣がんの遺伝学* (注)*の項目はがんinfoの項目には含まれていません。 卵巣がんになるリスクが高い女性は、がん予防を目的として卵巣を取り除く手術を検討することもあります。 卵巣がんになるリスクが高い女性の中には、予防的に卵巣を摘出する手術(健康な卵巣を取り除くことで、卵巣がんが発生しないようにする手術)を選ぶ人もいます。ハイリスクの女性に対し、この手術は卵巣がんの進行するリスクを非常に減少させることが証明されています。 [imic.or.jp]