提示
内視鏡で見る食道の病気 以下に症例を提示し解説します。(内視鏡写真の右下に名前が入っているため写真の一部を加工して名前を消していますが、それ以外は一切修正しておりません。) 食道と胃の接合部分の食道側(すなわち食道の一番下)に病変が現れることが多いため主にその部分の写真を提示しています。 逆流性食道炎 ほぼ正常の食道下部の内視鏡画像です。粘膜表面近くに、たてに走る細かい血管が透見されます。 比較的軽度の逆流性食道炎の内視鏡画像です。食道の粘膜が炎症により肥厚し白っぽくなっています。 [noguchi-hospital.jp]
大阪医科大学一般・消化器外科では最新の情報を提示しながら、豊富な経験に基づいた診断と治療を行っています。 大阪医科大学 一般・消化器外科 高槻市大学町2-7 072-683-1221 上部消化管グループ 食道担当チーフ: 河合 英 診察日:木曜日午後 [osaka-med.ac.jp]
胃腸
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腹痛
好酸球性胃腸症 食物などのアレルギー反応により、胃や腸が炎症をおこし、腹痛、嘔吐、下痢などの症状がおきる病気です。原因となる食物を除いた食事をとるようにして症状がなくなることもありますが、長期間のステロイドや免疫調節薬による治療を必要となる場合もあります。診断にはCT検査や、内視鏡での組織検査が必要です。 胃潰瘍 胃が荒れ、粘膜の一部が欠損した状態のことです。腹痛や吐血、下血などの症状がおこることがあります。深い潰瘍の場合、穴があいて緊急手術が必要になることもあります。 [hosp.hyo-med.ac.jp]
咳や鼻水などの風邪の症状(ウイルス性場合に比較的よくみられる症状) 腹痛 嘔吐・下痢 胸やけ・むかつき 発熱 食中毒の場合は咳や鼻水はなく、激しい腹痛・嘔吐・下痢に襲われますが、ウイルス性の症状の特徴としては、最初は風邪かな?と間違えてしまう症状が出ます。細菌性(食中毒)だった場合は、下痢が水様便であることも多く、時に血便が出ます。 この時に一番注意すべきことは脱水症状になります。 下痢や嘔吐で水分を失ってしまいますが、それに加えあまり水分を摂取できていないと大変危険です。 [kiraku-naika.com]
症状は、腹痛(みぞおちの痛み)や胸やけ、膨満感などがあります。 胃潰瘍は、食事中から食後に、十二指腸潰瘍は、空腹時や夜間に痛むことが多いといわれています。 進行した場合には、出血や穿孔を伴うことがあります。胃・十二指腸潰瘍の下血の場合、タール便と言って、黒色便が出ることが多いです。出血をきたした場合でも痛みが無いこともあります。 ので、症状が無いからといって心配ないとは言えません。 治療は内服薬による治療です。 [minouchi-clinic.jp]
好酸球性胃腸炎(EGE)は、全消化管に炎症が及ぶ可能性があるが、食欲不振、嘔吐、腹痛、下痢、血便、体重減少、腹水などが見られる。また、重症者では、消化管閉塞、腸破裂、腹膜炎を起こすことがある。 4.治療法 新生児 乳児における食物蛋白誘発胃腸炎(N-FPIES)は、炎症の引き金となっている食物を同定できた場合は、これを除去することで改善することが多い。しかし、この同定は困難な場合も多く、これが不可能な場合、炎症は持続する。 [nanbyou.or.jp]
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吐血
出血すると黒い便が出たり吐血しますが命にかかわる場合もあります。 出血しやすい状態であれば専門施設での治療が必要です。 〈 前のページに戻る〉 早期食道がん 熱いものを飲み込んだときにしみるといった症状がある場合と無症状の場合があります。食道表面の粘膜層にとどまりリンパ節転移のない食道がんを早期食道がんといいます。内視鏡による切除で治療可能のものもあります。検査の結果によっては外科手術や放射線治療、化学放射線治療が必要になる場合もあります。 [kochi-clinic.jp]
また、出血した場合は吐血や黒色便(タール便)がみられ、その結果、貧血になると全身倦怠感、息切れ、血圧低下を伴うこともあります。 他に、胸やけ、悪心・嘔吐、食欲不振、体重減少等もみられることがあります。潰瘍の組織欠損が深くなると、胃や十二指腸に穴(穿孔)ができて腹膜炎に至ると、命に関わる病状となることがあります。 検査 内視鏡(胃カメラ)で粘膜の状態を直接観察して、潰瘍の状態、治療効果を知ることができます。さらに、粘膜表面に紺色の色素を散布して、より細かい凹凸を観察することもできます。 [kiraku-naika.com]
吐血した。体重が減ってきた。貧血がある。健康診断で胃の精査ないし手術を勧められた。など 大腸の疾患 「病名」 大腸がん(結腸がん、直腸がん、肛門がん)、家族性大腸ポリポ-シス、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)など 「症状」 健康診断で便潜血、貧血があると言われた。肛門出血や便のまわりに血がついている。おなかにしこりがある。便秘、下痢または便秘と下痢を繰り返す。便秘でおなかが張る。おなかが痛い。体重が減ってきた。 [west-medical-center.city.nagoya.jp]
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嚥下障害
幼児 成人における好酸球性食道炎(EoE)では、嚥下障害のために日常生活が障害されるとともに、長期経過例では、食道狭窄を起こし観血的な治療が必要となる。 幼児 成人における好酸球性胃腸炎(EGE)は胃-大腸に至る重要な臓器が障害されるが、欧米では症例数が少ないこともあり、診断治療研究が進んでいない。多くの患者を抱える我が国で研究を進歩させる必要がある。60%程度の例で再発を繰り返し、慢性化してステロイド依存性となるなどして薬剤治療にともなう様々な副作用が問題となる。 [nanbyou.or.jp]
また、食道癌の術後には反回神経麻痺などが原因で嚥下障害が生じることもあるので、嚥下リハビリテーションも術前から行っています。 当科での標準的な周術期経過 4.手術成績 最近10年間の食道癌の治療成績を示します。他病死など食道癌以外の原因でお亡くなりになった患者さんは含まれていません。 [yamadai-gesurgery.jp]
精密検査
貧血を指摘された場合の精密検査で胃がんが発見されることもあります。 胃がんの診断方法 胃がんが疑われると、胃の内視鏡検査や胃X線検査を行います。胃がんの広がりを調べるために超音波検査、CT、注腸検査も行います。 胃X線検査 バリウムを飲んで、胃の形や粘膜の状態を見ます。検診で最も用いられる方法です。異常が認められると内視鏡検査などの精密検査が必要になります。 超音波内視鏡検査 胃がんの診断がついた方に、その胃の壁の中の深さを診断する目的に行います。 [kiraku-naika.com]
治療
当科では以下のような基準を用いて治療の適応を判断しています。 1.活動状態(performance status; PS) 2.肺機能検査 3.心臓機能検査 4.肝機能検査 5.腎臓機能検査 6.耐糖能検査 食道癌の治療:内視鏡治療 食道癌の内視鏡治療は早期食道癌に対して適応となります。食道癌治療ガイドラインでは適応が以下のように定義されています。 [asahikawa-med.ac.jp]
2)治療の選択 食道がんの治療には、大きく分けて内視鏡的切除、手術、放射線治療、薬物療法(化学療法)の4つがあります。それぞれの治療法の特長を生かしながら、単独または組み合わせた治療を行います。 治療法は主に病期(表2)で決まりますが、同じ病期でも、患者さんの希望やがん以外の病気、体の全体的な状態を考慮して治療を決めていきます。担当の先生とよく相談し、十分に納得した上で治療を受けましょう。 図3〜図5は、食道がんに対する治療方法を示したものです。 [ganjoho.jp]
病気の具合によっては、それぞれの治療を組み合わせた治療法(集学的治療)を行う場合もあります。 ここではそれぞれの治療(図7)について解説します。 内視鏡治療 内視鏡治療は、内視鏡で見ながら食道の内側からがんを切り取る方法です。がんが食道内側の表層(粘膜層)だけにとどまる場合に行います。治療期間は病変の大きさにより、1 2時間程度で終わり、入院も数日から1週間程度で済みます。 [dokkyo-srg1.jp]
疫学
情報提供元 「消化管を主座とする好酸球性炎症症候群の診断治療法開発、疫学、病態解明に関する研究」 研究代表者 国立成育医療研究センター 免疫アレルギー研究部および、アレルギー科 上級研究員 野村 伊知郎 診断基準 以下の3疾患と診断されたものを対象とする。 1.新生児乳児食物蛋白誘発胃腸炎N-FPIES 診断治療指針 Step3で対象とする。 診断と治療の手順 以下の5つのステップに分かれている。 [nanbyou.or.jp]
予防
2 感染症予防 過去には全世界的に抗生剤を不適切に使用し(本当は必要なかったのに強力な抗生剤を使用など)、MRSAなどの耐性菌が出現し、問題となった時代がありました。現在では予防的な抗生剤の投与は必要最小限にとどめ、抗生剤を適正に使用することにより食道癌術後には特殊な耐性菌の出現は激減しています。 3 周術期リハビリテーション 上記のように当科では主に胸腔鏡・腹腔鏡視下での食道癌手術を行っていますが、低侵襲な鏡視下手術においても術後肺炎などの合併症を認めることがあります。 [yamadai-gesurgery.jp]
緩和ケア 緩和ケアとは生命を脅かす疾患に関連する問題に直面している患者とその家族に対して、痛みとその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を 早期に同定し、適切に評価し対応することを通して、苦痛を予防し緩和することによって、患者と家族のQOLを改善するアプローチです(WHO, 2002年)。大腸癌の進行に伴い、苦痛が生じた際には、緩和ケア科や旭川市内における関連病院と連携し患者様のQOL向上に努めていきます。 [asahikawa-med.ac.jp]
配偶者や家族がHBV持続感染である場合は感染予防のためワクチン接種をお勧めします。 経過 成人してからの感染ではたいてい急性肝炎として発症します。数%の割合で重症化することがありますが、一般的には数週間で回復過程に入ります。ただし急性肝炎でも遺伝子型Aの場合は持続感染し、慢性肝炎となることがあり要注意です。 母子感染した子供は持続感染者となり、思春期以降に肝炎を発症します。 [kanden-hsp.jp]