提示
症例提示1 症例提示2 症例提示3 National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について 当院は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。 この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、 患者様に最善の医療を提供する事を目的としております。 [mchp.jp]
心血管
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心臓病
糖尿病の大血管障害と心臓病 糖尿病の大血管障害と心臓病 糖尿病は動脈硬化を加速させ、太い血管がつまりやすくなります。 進行すると脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などを招きます。 狭心症 心臓に血液を送っている太い血管の内側が狭くなって、血液が充分に送られなくなるために心臓が酸素不足に陥り、胸が痛くなったり、動悸が起こったりします。 [tokai.ac.jp]
心臓病は遺伝するものなのでしょうか? 心臓病は生活習慣の影響が大きい 筋梗塞を引き起こす動脈硬化の危険因子として、「高血圧」「脂質異常」「糖尿病」「喫煙」などが挙げられます。これらは生活習慣だけでなく、家族歴も関与する病気とされ、血縁者のなかにこうした病気を患っている人がいれば、発症しやすい可能性は否定できません。 一方、生活習慣の影響も大きく、家族の場合、同じ食生活など生活習慣が似通うことも多いため、心筋梗塞や狭心症を発症しやすいともいえます。 [xn--ymsx5oniia519h1i2a.com]
冠動脈バイパス術 図1 心臓を栄養する動脈である冠動脈が狭くなったり、詰まったりすると狭心症症状がでたり心臓の機能が低下することがあります(虚血性心臓病)。冠動脈の血流をよくする外科的治療として、冠動脈バイパス術があります。これは体内の別の血管を、 狭くなった先の冠動脈に吻合することで迂回路をつくり、血流をよくする というもので(図1)、良好な長期成績が期待できます。 [cs1.med.kyushu-u.ac.jp]
精密検査
医療機器による血管閉塞性病変に対する精密検査 さらに、サーモグラフィーによる皮膚温の測定、TcO2による組織酸素分圧測定、CTスキャンやMRIやMRAや下肢動脈造影検査により血管病変の形態学的検査を行ない、確定診断のもとに治療方針を決定していきます。 1. 薬物療法は、最も基本的な治療法であり、軽症から重症に至るまで全ての段階で目的に応じて至適薬剤が選択されます。 [med-nagoya-junnai.jp]
次にABI(Ankle Brachial pressure Index)測定という足の血圧と腕の血圧を測り比較する検査を行い、閉塞性動脈硬化症が疑わしい場合には、さらに造影CT検査、MRA検査、血管造影検査などの精密検査を行い診断します。 [mchp.jp]
心臓MRIなどで不整脈の起こる可能性の高い症例では、心臓電気生理学検査という精密検査を行い植え込み型除細動器 ICDなどの適応について検討します。 肥大型心筋症 一般的な心不全治療と同様に心臓の働きを上手にコントロールする薬剤を用います。筋肉の肥厚が強く狭窄の著しい閉塞性肥大型心筋症では、エタノール注入による筋肉の焼灼術や外科的に厚くなった筋肉を切除することもあります。 [kawati.or.jp]
治療
このような病態は虚血性心筋症と最近は呼ばれており、難治性の病態として治療方法が盛んに検討されております。 狭心症、心筋梗塞に対する一般的な治療法 内服治療 通常、狭心症に対する内服治療は、血管拡張剤(血液供給量を増やす)、βブロッカー(血液の需要を減らす)、血栓予防(抗血小板剤)、病態進行抑制(糖尿病治療強化、高脂血症治療強化、食事療法など)が基本となります。 [machida-city-hospital-tokyo.jp]
バルーンとステントによる再灌流治療例 冠動脈が閉塞して発症する急性心筋梗塞に対して、再灌流(血流を再開)させるために、冠動脈形成術で治療を行った症例です。 治療前には、完全に狭窄していた部位(治療前矢印)が、冠動脈形成術により再開通しています(治療後矢印)。 ロータブレーター治療 高度に進行した動脈硬化病変では、多量のカルシウムが沈着して、バルーンで高圧を加えても拡張することができなくなることがあります。このような場合、ロータブレーター治療が施行されます。 [kawati.or.jp]
治療実績 下肢閉塞性動脈硬化症に対するハイブリッド治療の検討 最近の重症虚血肢の患者背景は、複雑な動脈硬化性病変と高齢化および他疾患の合併疾患が多く認められます。当院では重症虚血肢の治療について血管内治療と外科的治療を組み合わせたハイブリッド治療を行っています。 ASOに対する治療方針 TASCⅡ分類に基づき腸骨動脈、大腿膝窩動脈領域については、血管内治療と外科的治療を選択して行っています。 [mchp.jp]
最近では、局所麻酔下にカテーテルと呼ばれる細い管で血管病変を治療する「血管内治療」が発達してきています。X線透視下に血管病変に風船のついたカテーテルを挿入し、血管内から風船を膨らませ血管の拡張を行ないます。風船治療で十分な拡張を得られない場合には、「ステント」と呼ばれる金属の筒を用いて拡張を保ちます。治療翌日からは歩行も可能であり、外科手術に比べ患者さんへの負担が少ない治療ですが、治療適応に制限があります。 名大血管外科ホームページへ 5. PADに対する治療法は、著しく進歩しています。 [med-nagoya-junnai.jp]
予防
冠動脈疾患(心筋虚血)の予防と治療 冠動脈の病気を予防するには、 動脈硬化症が進まないようにします。 具体的には、 糖尿病・血圧・脂質のコントロール 減量 禁煙 に配慮します。 冠動脈の病気を早い時期に発見した場合は、血液をさらさらにする薬や血液中のコレステロール値を下げる薬を新たにはじめたり増量したりすることで、動脈硬化をこれ以上進めないように努めます。 [dmic.ncgm.go.jp]
予防 危険因子を減らす日常生活は、一次予防(病気にならないこと)や二次予防(病気の悪化や再発を防ぐこと)に重要で、 食事 に気をつけ、 運動 習慣の保持や禁煙を心がけます。10代中頃よりすでに血管は動脈硬化の初期変化を示します。若いころから生活習慣に注意が必要です。 治療 生活習慣の改善でも持続する高血圧、脂質異常、糖尿病(それぞれの項を参照)は治療の対象となります。 [akita-u.ac.jp]