提示
弁膜症の手術に関しては病状や全身状態を含めて心臓血管外科と十分な意思疎通を取りながら検討し、皆さんに治療法の提示を行っていくことになります。 3.不整脈 不整脈は頻脈性(脈が速くなる)不整脈と徐脈性(脈が遅くなる)不整脈があります。 頻脈性不整脈ですが、うっ血性心不全で良く認められるのは心房細動・心房粗動を合併している患者さんが多いです。 [tsukazaki-hp.jp]
心血管
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低血圧
これらによって、心拍出量が低下してしまうことで、 意識障害、冷汗、不穏、チアノーゼ、低血圧、乏尿 などの症状が出ると考えられます。 急性心不全と慢性心不全では、急性期での症状として 呼吸困難、心停止、心原性ショック などがあります。慢性期では 倦怠感、呼吸困難の持続、運動耐用能の低下 などが起こるとされています。 心不全は、 聴診で断続性ラ音 などが認められます。 血液検査 では、 脳性ナトリウム利尿ペプチドの上昇 を認めます。 [kango-oshigoto.jp]
治療
また、治療上、必要に応じて心カテーテル法(スワンガンツカテーテル)や心臓核医学の検査も考慮します。 最後に心不全の治療について以下にまとめます。 1. 薬物療法 を基本して、以下を個々の病態に合わせて行う 一つ目は、症状や血行動態の改善を目指した治療(利尿薬、血管拡張薬、狭心症など)があります。二つ目として、 心不全の長期予後を改善する治療 (レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の阻害薬、β遮断薬など)を用います。 2.重症例では、 補助循環法 を考慮する 3. [kango-oshigoto.jp]