精密検査
血清
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白血球減少
支持療法 抗がん剤治療により白血球減少が起こると感染症を起こしやすくなりますので、当院では白血球減少期にはクリーンルームに入室してもらい感染予防に努めます。現在、クリーンルームは院内に13室あります。 また、抗がん剤治療による血球減少に対して赤血球輸血や血小板輸血を行います。 抗がん剤による吐き気に対しては吐き気止めを使用します。 長期間の入院になることも多く精神的なサポートを看護師、医師のみならず スピリチュアルケアカウンセラー も介入します。 [seichokai.or.jp]
表1 主な症状 原因 主な症状 造血機能の障害 赤血球減少 (貧血)息切れ、動悸、倦怠感など 血小板減少 (出血)あざ、赤い点状の出血斑、鼻血、歯ぐきからの出血など 白血球減少 (感染)発熱など 白血病細胞が臓器に浸潤 肝臓や脾臓の腫れ お腹が張る、腹部の腫瘤、痛み 歯肉腫脹 歯ぐきが腫れる、痛み 骨痛 腰痛、関節痛 中枢神経系への浸潤 頭痛、吐き気・嘔吐 リンパ節腫脹 頸部などのリンパ節の腫れ、T細胞系では縦隔部の腫瘤 3.原因 発症の原因の多くは不明です。 [ganjoho.jp]
3_正常白血球減少時の感染症 病気そのものにより、または抗がん剤の副作用で生じます。予防的には抗菌剤(抗カリニ、抗真菌)の内服、手洗い、およびうがいの励行などがありますが、実際に生じた場合には十分な抗生物質の投与を行います。また白血球数を増加させる薬剤を皮下注射します。 4_貧血・血小板減少 白血病自体でも生じますが、抗がん剤によってもおこり、貧血症状や出血症状が出ます。場合によっては致命的になることもありますので十分な治療が必要です。 [uwajima-mh.jp]
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赤血球減少
表1 主な症状 原因 主な症状 造血機能の障害 赤血球減少 (貧血)息切れ、動悸、倦怠感など 血小板減少 (出血)あざ、赤い点状の出血斑、鼻血、歯ぐきからの出血など 白血球減少 (感染)発熱など 白血病細胞が臓器に浸潤 肝臓や脾臓の腫れ お腹が張る、腹部の腫瘤、痛み 歯肉腫脹 歯ぐきが腫れる、痛み 骨痛 腰痛、関節痛 中枢神経系への浸潤 頭痛、吐き気・嘔吐 リンパ節腫脹 頸部などのリンパ節の腫れ、T細胞系では縦隔部の腫瘤 3.原因 発症の原因の多くは不明です。 [ganjoho.jp]
血球減少 : 赤血球減少により貧血症状がでます。 白血球減少により感染症をおこしやすくなります。 血小板減少により出血しやすくなります。 腎機能障害 : 免疫グロブリンが原因の尿細管閉塞による骨髄腫腎という病態やアミロイド腎、骨髄腫細胞の腎臓への浸潤が原因になることもあります。 ※ 原因不明な腎不全の精査中に多発性骨髄腫が原因であることが判明することもあります。 多発性骨髄腫の治療 病状、年齢などにより治療開始時期や治療法は変わってきます。 [seichokai.or.jp]
治療
抗がん剤治療開始から51日目。 この日も前日に始まった抗がん剤治療Hyper-CVAD/MA療法の3コース目、Hyper-CVAD療法(2回目)の点滴を受けました。 点滴を受けながら、日中は今後の治療方針のことを考えていました。数日前に 血液内科部長の谷口先生から聞いた説明 などを受け、化学療法だけでいくべきか、移植治療も受けるべきか、移植も受けるならCR1(第一寛解期)かCR2(第二寛解期)か、と考えていました。 考えながら、家内にその考えをメールし、やりとりしました。 [oceanbridge.jp]
しかし、それでも 治療方針の変更はない です(標準治療は標準治療)。病気の細胞が多くても、標準治療で治療を始めますし、 癌細胞が多かったとしても治療の反応性がよければⅣ期でも治ります 。 さんが治るか治らないかというのはやってみなくては神様でないので、僕もわかりません。もし、 治療反応性が悪い場合に関してはもう一度一緒に治療方法を考える必要があります (セカンドラインでこれが絶対に一番良いという統計学的優位さが出ている治療法はない。低悪性度リンパ腫のベンダムスチンを除く)。 [blog.goo.ne.jp]
進行は緩やかなため、治療や経過観察を行いながら、病気と上手に付き合っていくことが治療の目標になります。 図1、2は、濾胞性リンパ腫の治療の大まかな流れです。担当医と治療方針について話し合う参考にしてください。 1)限局期 病期がⅠ期、Ⅱ期の限局期で発見されることが少ないため、多くの患者さんの治療結果から導き出された標準治療は示されていませんが、一般的に病変部分への放射線治療が行われ、再発が少なく、根治率は比較的高いとされています。 [ganjoho.jp]
疫学
1)疫学 わが国では悪性リンパ腫の約15 20%を占めており、近年増加しています。高齢者に多く、年齢別の罹患(りかん)率は60歳代で増加傾向があります。 2)症状 頸部(けいぶ)、胸部、腹部などのリンパ節が腫れるほかは自覚症状に乏しく、気付かないうちに病期(ステージ)が進んでいる場合があります。病期が進んでいても無症状であることが少なくありません。また、症状がある場合でも病変の大きさに比べて症状が軽度であるのが特徴です。 [ganjoho.jp]
予防
(4)感染予防 抗がん剤による骨髄抑制から易感染状態となります。骨髄抑制の意味と感染兆候の知識、また感染予防行動(手洗い、口腔ケア、マスク着用、生もの摂取制限)ができるように援助してゆく必要があります。 (5)インフュージョンリアクション リツキシマブなどの抗体製剤は投与24時間以内にインフュージョンリアクションが出現することがあります。発熱、嘔気、頭痛からアナフラキシー様症状、心、腎障害を起す重症な場合まであるのでバイタルサイン、観察は大切です。 [kango-oshigoto.jp]
そのため、発症にかかわる危険因子や予防法も明らかではありません。 【参考文献】 日本血液学会編「造血器腫瘍診療ガイドライン 2013年版」(金原出版) 日本血液学会、日本リンパ網内系学会編「造血器腫瘍取扱い規約 2010年3月(第1版)」(金原出版) Swerdlow, S.H. et al. eds.: WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues., 2008; IARC. [ganjoho.jp]
支持療法 抗がん剤治療により白血球減少が起こると感染症を起こしやすくなりますので、当院では白血球減少期にはクリーンルームに入室してもらい感染予防に努めます。現在、クリーンルームは院内に13室あります。 また、抗がん剤治療による血球減少に対して赤血球輸血や血小板輸血を行います。 抗がん剤による吐き気に対しては吐き気止めを使用します。 長期間の入院になることも多く精神的なサポートを看護師、医師のみならず スピリチュアルケアカウンセラー も介入します。 [seichokai.or.jp]
その際に、中枢神経の白血病の治療あるいは再発の予防を目的として、抗がん剤の注射(髄注)を行います。 悪性リンパ腫の診断 腫瘍の一部を手術などにより切除(生検)して、腫瘍細胞の性質を詳細に解析して診断(病理診断)します。病変の分布(病期)を判定するために、CT、シンチグラフィー、PET、骨髄穿刺、腰椎穿刺などを行い、全身の評価を行います。小児の非ホジキンリンパ腫はMurphy分類、ホジキンリンパ腫はAnn Arbor分類による病期評価を行います。 [ncc.go.jp]