提示
筋骨格
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関節痛
感染すると、発熱、 頭痛 、発疹、関節痛などの症状が見られる。診断には、 血液検査 、発疹の 生検 、蛍光抗体法、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法が用いられる。治療には、抗菌薬のドキシサイクリンが効果的である。 引用参考文献 1) William A.Petri.リケッチア感染症の概要.MSDマニュアル家庭版. 看護師の年収から残業代、夜勤手当、賞与を比較。 [kango-roo.com]
熱 東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国 2 15日(多くは3 7日) 発熱で始まり、頭痛、眼の痛み、筋肉痛、関節痛 日本脳炎 日本、中国、東南アジア、南アジア 6 16日 発熱、頭痛、吐き気、おう吐、めまい、意識障害 マラリア 東南アジア、アフリカ、中南米 7 40日 発熱、悪寒、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛 (東京都感染症情報センターHPより一部改変) ジカ熱はなぜ怖い? [hosp.u-fukui.ac.jp]
うつ病などの精神的な疾患と間違われることも エールリヒア症 リケッチア 急性の場合は発熱、鼻汁、流涙、食欲不振、元気消失、貧血など 発熱、頭痛、関節痛、倦怠感、呼吸困難など。放置すると、命に関わることも [bayer-pet.jp]
また、筋肉痛、関節痛、頭痛、発熱、悪寒、倦怠感などのインフルエンザ様症状を伴うこともあります。症状が進むと病原体が全身性に拡がり、皮膚症状、神経症状、心疾患、眼症状、関節炎、筋肉炎など多彩な症状が見られます。 マダニ媒介性の回帰熱 ダニに刺されてから、12 16 日程度(平均15 日)に 発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感などの風邪のような症状が主で、時に、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸不全、出血症状(歯肉出血、紫斑、下血)が現れます。 [kansen-wakayama.jp]
【臨床症状】 ・潜伏期 2-14 日 (5-7 日が多い ) ・ 発熱 、頭痛、全身倦怠感、筋痛、関節痛、嘔気・嘔吐で発症する。腹痛で発症する例もある ・ 皮疹 : 発熱出現後 3-5 日に出現 する。初日に出現する例が 14% 。 72 時間以内に出現する例は 1/3 。 10% で皮疹が出現しない。 手関節や足関節に起こり、中枢や手掌・足背に拡大する紅斑。出血斑に至る例あり。 ・ 刺し口:なし 【中枢神経障害】 ・血管炎による中枢神経症状を高率に合併する (60%) 。 [imamura-bunin.com]
皮膚
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皮疹
(3)身体所見 発熱、皮疹、刺し口が三徴。 皮疹、刺し口は患者自身が気づかずに、訴えないことがあるので、注意深く診察する。 皮疹を認める場合でも、皮膚の表面(表皮)には異常をきたさない。疼痛、掻痒感を伴わず、浸潤を触れる。 皮疹の分布は、ツツガムシ病では体幹優位、日本紅斑熱は四肢優位であることが多い。 必ず全身の皮膚所見を確認する。大腿部の皮疹は観察しやすい。 刺し口は、全身の隅々まで探す。腋窩、膝窩、臍、陰部、頭部、腕時計の下、下着の当たる部分などは見落としやすいので注意する。 [kameda.com]
発熱と同時もしくは2,3日後に皮疹 が出現。 ・ 皮疹 :ツツガムシ病と同様の皮疹が出現するが、 四肢より出現し、四肢末梢、体幹に拡大 。 手掌の紅斑は疾患特異性が高いが、2,3日で消失 してしまう。 [imamura-bunin.com]
これらの疾患は発熱、皮疹、肝障害などの臨床所見の共通点が多く、臨床症状や身体所見、一般検査のみではいずれの疾患か診断することが難しく、その診断は血清中の抗体価 や病原体の遺伝子検出によって行われます。また、SFTSは2011 年に中国から報告され、日本では2013年に初めて報告されて以降、西日本での報告数が増えています。致死率は30%と非常に高く、早期発見が非常に重要です。 以上よりリケッチア感染症とSFTSを主としたダニ媒介感染症の臨床的特徴を検討することは重要であり、本研究を計画しました。 [med.miyazaki-u.ac.jp]
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点状出血
その他のリケッチア:猫のエールリッヒア感染では、呼吸困難、点状出血、網膜剥離、硝子体出血、粘膜蒼白が異常所見として報告されている。 日本の猫から検出された A.bovis 感染猫2頭ではどちらにも口内炎がみられたが、合併するFIV感染のため A.bovis の病原性は評価されていない。 リケッチア感染は、いずれの種であっても、間接免疫蛍光抗体法による抗体の検出(抗体価上昇の証明)、血液あるいは皮膚の病変部・マダニ刺咬部からのPCRによる病原体遺伝子検出、または病原体分離によって診断する。 [jabfid.jp]
中等症以上では暗紫色の点状出血斑となる場合がある。 ・ 湿性咳嗽、消化器症状 を認めることもある ・ 心筋炎 を来すと予後不良となる。 ・腸チフスと異なり、比較的徐脈は少ない 【中枢神経障害】 ・ 頭痛:激しい持続性の頭痛が特徴的。鎮痛薬などに抵抗性 。 ・髄膜刺激症状を認めることがあるが、髄液は正常であることが多い。 ・ 重症例の半数に精神神経症状が出現。傾眠、せん妄、昏睡、てんかん、巣症状などを認め、 脳神経麻痺を種々の程度で認める(ウイルス性髄膜脳炎に類似している)。 [imamura-bunin.com]
神経学
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頭痛
熱は上下しながら1週間ほど続き、悪寒、大量の発汗、 頭痛、日光過敏、筋肉痛などを伴う Q熱 Q熱リケッチア 宿主は ヒツジ、ウシ、ヤギ。 9 28日の潜伏期間後、発熱、激しい頭痛、悪寒、極度の 脱力感、筋肉痛、胸痛、肺炎を伴って突然発症するが、 発疹はない [mh.rgr.jp]
症状 リケッチアには様々なものがあるため、症状も様々ですが、多くは、1 2週間の症状のない期間のあと、発熱、頭痛、不快感、吐き気および嘔吐が見られます。リケッチアのうち病原性の高いものにかかり、重症になると死亡します。 治療 抗生物質の投与が行われます。 予防 ノミ、ダニやシラミなどに刺されないよう、虫刺され対策を行ってください。 虫除け対策をしよう 特に免疫能が低下している人は、重症になることが多いので、虫刺され対策を徹底してください。 危険のある地域 世界中で発生しています。 [forth.go.jp]
Rickettsia felis 感染症:人では R.felis の感染により、発熱、頭痛、筋肉痛、斑状発疹が認められる。いっぽう猫における R.felis の病原性はいまのところ不明である。 Anaplasma phagocytophilum 感染症:人の感染症状はインフルエンザ様症状であり、発熱、頭痛、筋肉痛のほか、消化器症状(悪心、嘔吐、下痢)、呼吸器症状、意識混濁が報告されている。いっぽう、猫では、発熱、食欲不振、元気消失が一般的に認められる。 [jabfid.jp]
(1)症状 発熱、皮疹、倦怠感、頭痛、全身痛などの非特異的な症状で受診することが多い。 (2)曝露歴・居住地 野山に入ったかどうか(山での仕事・畑仕事・散歩など)を聴取する。 流行地では、問診しても曝露歴がはっきりしないことがある。リケッチア症の好発地域である南房総在住であること自体が感染のリスクであり、普段の生活居住地域を確認することが重要である。 ツツガムシやマダニに刺されたことを自覚する患者は少ない。 (3)身体所見 発熱、皮疹、刺し口が三徴。 [kameda.com]
精密検査
血清
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白血球減少
・白血球減少や増加を認めることもあるが、正常例が多い。 ツツガムシ 刺し口 体幹の皮疹 【診断】 ・確定診断は主に 間接蛍光抗体法による血清診断 。診断用抗原にはKato 、Karp 、およびGilliam の標準型に加えて、Kuroki 、およびKawsaki 型を用いることが推奨されている。急性期血清でIgM上昇、あるいは、ペア血清で抗体価が4倍以上上昇で陽性。 [imamura-bunin.com]
治療
【治療】 治療の遅れが重症化につながるので、臨床的に疑う場合は、検査結果を待たずに治療を開始 大半の症例では、治療開始後2-3日で速やかに解熱し、症状が改善する。 臨床的改善に乏しい場合は別の鑑別疾患を考える。 第1選択薬は、ツツガムシ病も日本紅斑熱も、テトラサイクリン系抗菌薬。 [kameda.com]
治療 抗生物質の投与が行われます。 予防 ノミ、ダニやシラミなどに刺されないよう、虫刺され対策を行ってください。 虫除け対策をしよう 特に免疫能が低下している人は、重症になることが多いので、虫刺され対策を徹底してください。 危険のある地域 世界中で発生しています。 さらに詳しい情報 アメリカ疾病管理予防センター(CDC):Yellow Book リケッチア感染症 (英文) [forth.go.jp]
治療には、抗菌薬のドキシサイクリンが効果的である。 引用参考文献 1) William A.Petri.リケッチア感染症の概要.MSDマニュアル家庭版. 看護師の年収から残業代、夜勤手当、賞与を比較。 [kango-roo.com]
疫学
【ツツガムシ病 (scrab typhus) 】 【疫学】 ・ Orientia tsutsugamushi を起因菌とするリケッチア症であり、ダニの一種ツツガムシによって媒介。 ・ かつては山形県、秋田県、新潟県などで夏季に河川敷で感染する風土病であったが(古典型)、戦後新型ツツガ虫病の出現により北海道を除いて全国で発生がみられるようになった。 [imamura-bunin.com]
予防
予防 ノミ、ダニやシラミなどに刺されないよう、虫刺され対策を行ってください。 虫除け対策をしよう 特に免疫能が低下している人は、重症になることが多いので、虫刺され対策を徹底してください。 危険のある地域 世界中で発生しています。 さらに詳しい情報 アメリカ疾病管理予防センター(CDC):Yellow Book リケッチア感染症 (英文) [forth.go.jp]
マダニの刺咬を防ぐことが予防になる。猫はノミやマダニを人の生活環境に持ち込むことがあるという意味で、人に対する感染源となりうる。感染予防のためには、猫に使用することが認可されている殺ダニ剤を使用する。 海外では猫の A.phagocytophilum 感染例もあるので、とくに海外から輸入された、あるいは帰国した動物については注意する必要がある。 [jabfid.jp]
渡航先の感染症の発生状況に関する情報を事前に入手し、予防接種が受けられる感染症については、余裕をもって医師にワクチン接種の相談をしておくなど、適切な感染予防を心がけましょう。 海外に渡航する機会に、これまで受けた予防接種について確認しましょう。国内で予防接種が推奨される疾患であって予防対策が不十分なものがあれば、予防接種を検討しましょう。 海外渡航のための予防接種(ワクチン) 外国では、日本にはない病気が発生しています。また、日本にいる時よりも感染する危険が大きい病気があります。 [kantei.go.jp]