精密検査
便潜血検査で陽性になった場合には、必ず大腸の精密検査をお勧めしています。 大腸の精密検査には大腸内視鏡検査とバリウムによる注腸検査がありますが、大腸ポリープを早期に発見するためには大腸内視鏡検査のほうが確かです。注腸検査では小さなポリープや平坦型のポリープはなかなか発見できないこともありますし、異常が指摘された場合は、追加で大腸内視鏡検査が必要となります。また大腸内視鏡検査では検査と同時にポリープの切除もできます。 治療 ほとんどの大腸ポリープは内視鏡を用いて切除することができます。 [nakanohp.com]
また、腹痛や 下痢 (げり)、便秘に対する精密検査として行なわれる大腸検査で偶然見つかることもありますが、ポリープがこうした症状の原因となっていることはまれです。 一方、まるで痔(じ)からの出血のように、鮮血が便に付着したり、下血(げけつ)がみられることがあります。その際注意しなければならないのは、以前から痔があってよく下血を経験する人の場合、いつもの痔からの出血と思い、ポリープや大腸がんからの出血を放置してしまうことです。痔と思っても、一度は精密検査を受けるようにしましょう。 [kotobank.jp]
治療
治療後の注意事項 ・治療後はいくつかの注意点があります。特に、術後の偶発症(出血や穿孔)の危険性を高めない ため、以下の注意事項を必ずお守りください。 ・治療後は、院内で30分ほど休んでいただいてから帰宅となります。 ・治療後約2週間は、食事・運動・出張・旅行・入浴など生活面でいくつかの制限があります。 食事内容 生活面 当日 治療後、飲水・飴は可。 夕食は腸管安静食 (ポリエクトミールの流動食)。 ポリエクトミールは治療後、当院でお渡しします。 ポリエクトミールは治療とは別料金となります。 [soiken.or.jp]
ポリープが見つかったという方は、ぜひお早目に治療をお受けください。 大腸ポリープの内視鏡的治療 内視鏡的治療ができるのはどんなポリープか、また内視鏡的治療の具体的な方法について、くわしくご紹介いたします。 内視鏡的治療ができるポリープの種類と大きさ 内視鏡的治療の適応となるのは、一般的には「径6 以上の良性のポリープ」と「リンパ節への転移の可能性がほとんどなく内視鏡を使って一括で切除できるがん」です。 [tsurumachi-clinic.com]
広い部位に適しており、上記のような局所的治療に対する補助療法として用いることがあります。 処置後も、再出血等がないか経過を慎重に追います。場合によっては、入院期間が延長される場合があります。 標準的な入院スケジュール 当院では治療や検査を進める標準的なスケジュール表をあらかじめ作成しています。スケジュールに沿った治療、検査を行うことで、治療内容や安全性を一定に保つことができます。(緊急入院や合併症のある場合などは、個別にスケジュールを立てることがあります。) [ai-hosp.or.jp]
予防
関連項目 癌予防薬 出典 株式会社平凡社 百科事典マイペディアについて 情報 家庭医学館 の解説 だいちょうぽりーぷ【大腸ポリープ Colon Polyp, Polyp of Large Intestine】 [どんな病気か] ポリープとは、消化管の粘膜(ねんまく)の表面から突出した隆起(りゅうき)(盛り上がり)のことで、その内容は腫瘍(しゅよう)から炎症による盛り上がりまでさまざまです。 [kotobank.jp]
通常、がんは早期発見が大切で、予防することまでは困難といわれていますが、『大腸がんはポリープを発見し、切除することで予防が可能です。』 また、大腸ポリープには良性で癌化しないもの、良性だが癌化ポテンシャルをもつもの 大腸腺種 、悪性のもの 大腸がん に分かれます。大腸腺腫や大腸がんは内視鏡手術の治療対象となります。大腸ポリープはサイズが大きくなると内視鏡では手術できなくなりますので、比較的小さいサイズのうちに、内視鏡で手術しますと、開腹手術にならずに済みます。 Q&A [msaito.jp]