提示
泌尿生殖器
-
血尿
症 状 発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状(吐き気、おう吐、腹痛、下痢)、頭痛、筋肉痛、けいれん、意識障害、昏睡、リンパ節腫脹、出血症状(皮下出血、血尿、血便、下血) 血液所見 血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満) AST、ALT、LDHの上昇 診 断 血清や咽頭ぬぐい液からのウイルス遺伝子の検出 治 療 ウイルスに対する特異的な治療法はなく、対症療法が主体となります。 現在のところ、有効な抗ウイルス薬は確認されていません。 [pref.okayama.jp]
全身組織
-
発熱
国内でまだ発生が報告されていない 四類感染症 回帰熱 回帰熱ボレリア(細菌) 感染 ダニ(オルニソドロス属ダニ) 若しくは感染シラミに咬まれる アメリカ大陸、アフリカ、中東、ヨーロッパの一部 5 10日 菌血症による発熱期、菌血症を起こしていない無熱期を3 5回程度繰り返す、いわゆる回帰熱を主訴とする。発熱期には、頭痛、筋肉痛、関節痛などをともなう発熱、悪寒がみられる。また、このとき点状出血、紫斑、結膜炎、肝臓や脾臓の腫大、黄疸もみられる。 [city.osaka.lg.jp]
12 16日程度(平均15日)の潜伏期の後、発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感などの症状が主で、時に、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸不全、出血症状(歯肉出血、紫斑、下血)が出現します。 日本紅斑熱について 日本紅斑熱は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染する疾患です。2 8日の潜伏期の後、頭痛、発熱、倦怠感などの症状が出現します。つつが虫病に似ており、発疹が出ます。 [city.aomori.aomori.jp]
STFSのほかによく知られるマダニ感染症として、高熱や発疹 (ほっしん) を伴う日本紅斑熱、発熱と頭痛および乾性咳 (がい) を伴うQ熱などがあり、これらはリケッチアが病原体となる。ほかに細菌が病原体となるものに、リンパ節炎を伴う野兎 (やと) 病、発熱と頭痛や筋肉痛を伴うボレリア症などがあり、またウイルスが病原体となるものにSFTSのほか、ダニ媒介性脳症、発熱や頭痛に出血を伴うクリミア・コンゴ出血熱がある。 [kotobank.jp]
《ライム病》 潜伏期間は12 15日程度で、主な症状としては発熱(微熱であることが多い)、倦怠感、慢性遊走性紅斑、まれに心筋炎、髄膜炎があります。 《回帰熱》 潜伏期間は7 10日程度で、主な症状としては39度以上の発熱、筋肉痛、関節痛、倦怠感等があります。 《ダニ媒介脳炎》 潜伏期間は7 14日程度で、主な症状は発熱、筋肉痛、麻痺、意識障害、けいれん、髄膜炎、脳炎等があります。 [city.koshigaya.saitama.jp]
6 14日の潜伏期の後、発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)が出現し、ときに、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などが出現します。 日本紅斑熱について 日本紅斑熱は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることにより感染する疾患です。 国内では1984年に患者が初めて報告され、それ以降も関東以西の地域で患者が確認されています。 2 8日の潜伏期の後、発熱、頭痛、倦怠感などの症状が出現します。つつが虫病に似ており、発疹が出ます。 [city.hachinohe.aomori.jp]
-
厳しさ
フラビウイルスの安全で簡便な新規血清学的診断法の開発 ダニ媒介性脳炎ウイルスは病原性が高いため、法律上取り扱いには厳しい規制があり病原体を扱うための特別な実験施設(BSL-3)が必要であるため、殆どの研究・検査機関において診断が実施できない状況でした。 我々はこの状況を改善するため、ウイルスを模した感染性を持たない人工の粒子(ウイルス様粒子)を作製し、ELISAによる新しい抗体検出方を開発しました(Inagaki et al., Ticks Tick Borne Dis. 2016)。 [vetmed.hokudai.ac.jp]
胃腸
-
下血
マダニ媒介性の回帰熱 ダニに刺されてから、12 16 日程度(平均15 日)に 発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感などの風邪のような症状が主で、時に、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸不全、出血症状(歯肉出血、紫斑、下血)が現れます。 いずれの疾患も、症状には個人差があり、ダニに刺されたことに気がついていなかったり、刺し口が見つからなかったりする場合も多くあります。見た目だけでの診断が困難です。 [kansen-wakayama.jp]
12 16日程度(平均15日)の潜伏期の後、発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感などの症状の出現が主で、ときに、神経症状(意識障害、痙攣、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸不全、出血症状(歯肉出血、紫斑、下血)が出現します。 クリミア・コンゴ出血熱について クリミア・コンゴ出血熱は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されたり、感染動物(特にヒツジなどの家畜)と接触したりした場合に感染する疾患です。 [city.hachinohe.aomori.jp]
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症状 マダニに咬まれてから6日 2週間後、原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛)を中心に、頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸不全症状、出血症状(歯肉出血、紫斑、下血)が出現します。 ウイルスを保有するマダニ マダニ類は、固い外皮に覆われた比較的大型(種類にもよりますが、吸血前で3 8mm、吸血後は10 20mm程度)のダニで、主に森林や草地等の屋外に生息しており、市街地周辺でも見られます。 [city.yachiyo.chiba.jp]
眼
-
羞明
ロシア春夏脳炎では、突然に高度の頭痛、発熱、悪心、羞明などで発症し、その後順調に回復する例もありますが、他では髄膜脳炎に進展し、項部硬直、痙攣、精神症状、頚部や上肢の弛緩性麻痺などがみられます。致死率は20%に上り、生残者の30 40%では神経学的後遺症を来たします。 感染経路 ヒトへの感染は主に、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染します。逆に言えば、ウイルスを保有したマダニがいない地域では感染がおきません。 [city.kumamoto.jp]
人工呼吸器
-
咽頭痛
ダニ媒介感染症 疾患名 病原体 感染経路 発生地域 潜伏期間 症状 治療・予防方法 日本国内での発生状況 一類感染症 クリミア・コンゴ出血熱 クリミア・コンゴ出血熱ウイルス ・感染 マダニ に咬まれる ・感染動物の血液や組織と接触する ・感染者や患者の血液、血液の混入した排泄物、汚物などに接触する アフリカ大陸、東ヨーロッパ、中近東、中央アジア諸国、中国西部 2 9日 発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、腹痛、嘔吐がみられ、続いて咽頭痛、結膜炎、黄疸及び種々の知覚異常が現れる。 [city.osaka.lg.jp]
治療
早期に本症を疑い、テトラサイクリン系の抗菌薬による治療を行うことが重要。ワクチンはない。 国内での発生があり、毎年多くの患者が報告されている。 日本紅斑熱 リケッチア・ジャポニカ 感染 マダニ に咬まれる 日本 2 8日 頭痛、発熱、倦怠感を伴って発症し、ツツガムシ病と同じく、発熱、ダニの刺し口、発疹を主症状とする。 早期に本症を疑い、テトラサイクリン系等の抗菌薬による治療を行うことが重要。ワクチンはない。 国内での発生があり、毎年患者が報告されている。 [city.osaka.lg.jp]
致死率は、海外の報告によると、適切な治療を行わない場合で5%未満といわれています。 感染経路 回帰熱を引き起こす病原体であるボレリア属菌が、ダニ若しくはシラミにより媒介され、感染します。 国内では、ボレリア・ミヤモトイ( B.miyamotoi )を保有するシュルツェ・マダニに咬まれることにより感染します。 治療方法 回帰熱には抗菌薬による治療が有効です。 PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。 [city.sapporo.jp]
潜伏期間:7 14日 治療法:特異的な治療方法はありません。 日本国内では、平成5年、平成28年に北海道で1例、平成29年に北海道で2例、平成30年に北海道で1例が確認されています。 ダニ媒介脳炎に関するQ&A (参考)厚生労働省ホームページ 「ダニ媒介感染症」 [city.yatsushiro.lg.jp]
かまれてもかならずしも発症しないが、リケッチアや細菌が病原体となるものが薬物治療可能なのに対して、現状ではワクチンも確立された治療法もないので、死に至ることも多い。 STFSのほかによく知られるマダニ感染症として、高熱や発疹 (ほっしん) を伴う日本紅斑熱、発熱と頭痛および乾性咳 (がい) を伴うQ熱などがあり、これらはリケッチアが病原体となる。 [kotobank.jp]
潜伏期間 6日 2週間 治療法 有効な抗ウイルス薬等はなく、対症療法が主体です。 熊本県内での発生状況 表:熊本県内での発生状況 年 H25 H26 発生状況 4件 1件 ※平成25年3月4日から全数届出疾患に指定されています。 詳しくは下記をご参照ください。 関連リンク 厚生労働省ホームページ [city.arao.lg.jp]
疫学
疫学ならびに生態 1) 患者発生状況 世界におけるダニ媒介性脳炎の患者発生数は、患者数の集計が整った1990年以降、毎年6,000人以上であり、1993年と1994年には10,000人前後に増加している。ロシアにおける患者数は全体の50%以上を占めており、さらに1999年には9,955名、2000年には5,931名、2001年には6,399名と依然多発傾向にある。 2) ウイルスの生態 ウイルスの感染環は、以下の様である。 [jsvetsci.jp]
予防
感染経路:飛沫(唾液のしぶきなどヒトからヒトへ) 潜伏期間:2 3週間 主な症状:高熱、発疹、リンパ節の腫れ 予防法:風しんの流行と先天性風しん症候群の発生を防ぐために予防接種を受けましょう。また、外出時のマスクの着用や、外出後の手洗いやうがいを心がけましょう。 予防接種を受けることが望まれる方 1.妊婦の夫、子どもおよびその他の同居家族 2.10代後半から40代女性 特に妊娠希望者または妊娠する可能性の高い方は、予防接種を受けることを検討しましょう。 [city.sunagawa.hokkaido.jp]
ペットに対するダニ対策を行うとともに野生動物との接触は避け、動物に触った後は、必ず手洗いをするなど感染予防に努めましょう。 SFTS啓発チラシ(岡山県) 野外で活動する際の予防のポイント マダニは、主に草むらや藪・森林にいます。このような場所で長時間地面に直接寝転んだり、座ったりするのは止めましょう。 草むらなどに入るときは、 長袖、長ズボン、手袋、長靴等を着用 しましょう。 また、色の薄い服はくっついたダニを見つけやすくなります。 [pref.okayama.jp]
すべてのマダニが病原体を持っているわけではありませんが、これらの感染症を予防するためには、マダニに咬まれないようにすることが大切です。 マダニについて マダニは、3〜8ミリメートルと比較的大型で固い外皮に覆われ、森林や草むらなどの屋外に生息していて、市街地周辺でも見られます。衣類や寝具、食品などの屋内に発生するイエダニ(体長0.5ミリメートル)とは異なります。 予防方法 マダニが媒介する感染症を予防するには、マダニに咬まれないようにすることが重要です。 [city.kiryu.lg.jp]