提示
筋骨格
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関節痛
症状としては、突然の発熱、脱力、顔面蒼白、筋肉・関節痛、強度の頭痛を伴い、しばしば意識障害を起こす。治療しなければ、致死率50%を超えるといわれている。病原体は、ペルーの内科医バートンが発見したバルトネラ・バチリフォミス( Bartonella bacilliformis )。最初は、この病原体はリケッチアの一種と考えられていたが、人工培地で培養出来るなどの理由から、リケッチア科から除外された。この病原体は、ヒトの血流に入り、赤血球の表面に達して、赤血球を破壊して溶血性貧血を起こす。 [saganature.jp]
皮膚
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皮疹
これらの吸血昆虫類に刺されると、局所に掻痒感の激しい皮疹がみられる。また、掻くことによって、二次感染の原因となる。特に熱帯地では、化膿するので注意が必要である。これらに刺されないようにするには、昆虫忌避剤(DET:Diethyl-toluamide)を塗布しておくと、ある程度は有効である。 3) アブとハエ類 アブの仲間は、自然環境内や牧場などでみられるが、都市などにはほとんどいない。西アフリカには、ロア糸状虫症というフィラリアの一種を媒介するメクラアブが生息している。 [jomf.or.jp]
全身組織
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発熱
潜伏期は1 2週間で発熱や発疹で発症し70%は無症状ですが、初期に治療しないと慢性期には心筋炎や巨大結腸などを起こします。サシガメは地方の人家の土壁の裏などに生息し夜間出没しますので刺されないように注意して下さい。 リーシュマニア症 リーシュマニア属原虫が原因でサシチョウバエが媒介して感染します。発熱や貧血で発症する内臓リーシュマニア(潜伏期2週間 1年)と皮膚や粘膜に潰瘍を起こす皮膚・粘膜リーシュマニア(潜伏期1 4週間)があります。特殊な治療が必要です。 [br.emb-japan.go.jp]
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高熱
潜伏期は5 16日で高熱で発症します。予防は、夜間(夕方暗くなりかけから明け方まで)蚊に刺されないように注意することです。ブラジル保健省によればアマゾニア地域への観光旅行では予防薬は必要ないとされていますが,熱帯地方で蚊に刺された後高熱が出た場合は必ず速やかに医療機関で検査を受けて下さい。各地にはマラリア専門の公立医療機関があり、マラリアの診断が確定されれば無料で治療薬を出してくれます。 黄熱病 ブラジル特にゴイアス州、ブラジリア連邦区から北部のアマゾニア地方は黄熱病汚染地域です。 [br.emb-japan.go.jp]
急激な高熱、頭痛、悪寒、倦怠感、筋肉痛、嘔吐などの強い全身症状と鼠径部、腋窩、頸部のリンパ節腫脹がみられ、それがこわれて膿瘍が形成される。 敗血症ペスト;ショック症状、汎発性血管内凝固症候群に引き続き、手足の壊死、紫斑、昏睡がみられる。約100%の頻度。 肺ペスト;高熱、激烈な頭痛、嘔吐、呼吸困難、泡沫上の鮮紅色の血痰などが認められる。 【 細菌性赤痢 】 血清学的にS.dysenteriae(A群)、S.flexneri(B群)、S.boydii(C群)、S.sonnei(D群)の4型がある。 [biseibutu.co.jp]
内蔵リーシュマニア症 [aside normal”] 内蔵リーシュマニア症の症状 ・高熱が出る ・体重が減る ・膵臓や肝臓が腫れる ・血球が減少する ・治療しなければ、数週間 数年で命の危険になる[/aside] 内蔵リーシュマニア症は、非常に危険です。 肝臓や膵臓の不全が起きるので、治療しなければ命の危機となります。 肝臓や膵臓がなければ、人間は生きていけませんから、恐ろしいことですね。 原因はリーシュマニア寄生原虫 では、ゾンビ病になる原因は何なのでしょうか? [hgrmtl.com]
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倦怠感
症状は咳、痰、血痰、全身倦怠感などである。ほとんどが肺疾患であるが、リンパ節結核、骨、関節結核、腎・尿路結核、腸結核など を起こすこともある。 【 バイコマイシン耐性球菌 】 バンコマイシン(MRSAの治療に用いられる抗生物質)に耐性を獲得した腸球菌。腸球菌は本来ヒトや動物の腸内に常在する菌で、健康な人が保菌していても感染症を起こすことはない。 [biseibutu.co.jp]
これらの疾患は臨床症状が非特異的で似通った全身倦怠感、悪寒、頭痛などだからである。レジオネラやエーリキア症では嘔気、嘔吐、下痢があるかもしれない、一方、成人の腸 チフス では便秘になることもある。評価は病歴の聴取から始める。最近これらの病原体が流行している場所へ旅行してないか、動物との 接触 、汚染された水や食物の摂取の有無、ノミ・ダニに噛まれてないか、などを確認する。発疹の存在とその場所は重要な情報である。 [uekent.hatenablog.com]
急性肝炎 A型肝炎ウイルスが原因で食べ物や水から感染するA型肝炎(潜伏期1 2ヶ月)とB型肝炎ウイルスが原因で血液や体液から感染するB型肝炎(潜伏期1 6ヶ月)があり、発熱、全身倦怠感、食欲不振などの症状と黄疸が表れます。A、B型肝炎ともに予防接種で予防が可能です。 狂犬病 多くはありませんが、野犬やコウモリを介して発症する例が報告されています。狂犬病ウイルスに感染している動物に咬まれて発症します。潜伏期は10 30日で高熱、痙攣などの神経症状で発症し、治療薬はなくほとんど死亡します。 [br.emb-japan.go.jp]
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悪寒
、発疹が出現 潜伏期間 : 8 11日 分布 : アジア全域、北オーストラリア の草原地帯 予防法 : 流行する森林地帯などに行く人は虫除け剤の使用、ツツガムシに咬まれない服装をすること ツツガムシ ロッキー山紅斑熱 マダニ 症状 : 頭痛、悪寒、筋肉痛、発熱、発疹 潜伏期間 : 3 14日 分布 : アメリカ東南部、カナダ 予防法 : 流行する森林地帯などに行く人は虫除け剤の使用、ダニに咬まれない服装をすること (5)シラミによってうつる病気 発疹チフス コロモジラミ 症状 : 頭痛、悪寒、発熱 [forth.go.jp]
嘔気、嘔吐、悪寒を訴えた症例もあるが、38 以上の発熱は稀である。溶血性尿毒症を伴う例もある。 【 劇症型溶血性連鎖球菌 】 「人食いバクテリア」として恐れられた。咽頭炎、創傷感染、手術創感染などに引き続いて、突然の高熱、四肢の筋肉痛、嘔吐、下痢、血圧低下などの敗血症性ショックを呈する。早期に播種性血管内凝固症候群(DIC)から肝不全、腎不全、成人呼吸窮迫症候群(ARDS)などの多臓器不全を起こして死亡する。 【 炭疽 】 3型に分けられる。 [biseibutu.co.jp]
これらの疾患は臨床症状が非特異的で似通った全身倦怠感、悪寒、頭痛などだからである。レジオネラやエーリキア症では嘔気、嘔吐、下痢があるかもしれない、一方、成人の腸 チフス では便秘になることもある。評価は病歴の聴取から始める。最近これらの病原体が流行している場所へ旅行してないか、動物との 接触 、汚染された水や食物の摂取の有無、ノミ・ダニに噛まれてないか、などを確認する。発疹の存在とその場所は重要な情報である。 [uekent.hatenablog.com]
・マラリアの主な症状は発熱、悪寒、発汗、頭痛、体の痛み、嘔気・嘔吐、疲労感 などですが、熱帯熱は脳症を併発して死亡することがあるので非常に危険です。 ・蚊に刺されないために、長袖の衣服の着用、蚊取り線香、昆虫忌避剤、蚊帳など の用意が必要です。 ・予防薬の準備も必要です。 5.ワクチンにより予防できない感染症 経口感染症 この地域は腸チフスとかコレラ以外に、赤痢、、病原性大腸菌感染症、アメーバ赤痢、ジアルジア症などの多種の経口感染症のリスク地です。 [traveller-vaccination.jp]
神経学
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頭痛
急激な高熱、頭痛、悪寒、倦怠感、筋肉痛、嘔吐などの強い全身症状と鼠径部、腋窩、頸部のリンパ節腫脹がみられ、それがこわれて膿瘍が形成される。 敗血症ペスト;ショック症状、汎発性血管内凝固症候群に引き続き、手足の壊死、紫斑、昏睡がみられる。約100%の頻度。 肺ペスト;高熱、激烈な頭痛、嘔吐、呼吸困難、泡沫上の鮮紅色の血痰などが認められる。 【 細菌性赤痢 】 血清学的にS.dysenteriae(A群)、S.flexneri(B群)、S.boydii(C群)、S.sonnei(D群)の4型がある。 [biseibutu.co.jp]
精密検査
血清
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白血球減少
軽度の白血球減少がある。死亡例はない。 2.病原体 アルボウイルスのブニヤウイルス科のフレボウイルス属に入るフレボトームスウイルス。 3.検査 血中からウイルスの分離。 II 疫学的特徴 1.発生状況 ヨーロッパおよびアフリカの特に地中海沿岸部、 中央アジア 、インドで媒介昆虫の棲息する地域に流行する。季節的には、4月から10月にかけてしばしば集団的に発生する。特に流行地への侵入者が罹患する。 2.感染源 ヒトの感染源はサシチョウバエによる剌咬である。 [mdessay.hateblo.jp]
治療
治療方法 内臓リーシュマニア症および粘膜皮膚リーシュマニア症は必ず治療が必要です。皮膚リーシュマニア症は原則治療が必要ですが、薬剤投与をしなくてもよい場合もあります。また、患者の状態(妊婦/授乳の有無、子供、免疫不全の有無、合併症の有無など)、体の部位や、感染した原虫の種類によって治療法は異なります。 皮膚・粘膜皮膚リーシュマニア症 飲み薬による治療法 アゾール系抗真菌薬やミルテホシンといった薬剤がありますが、リーシュマニア原虫の種類によって効能は大きく異なります。 [atm.eisai.co.jp]
治療方法は薬剤投与 実際にゾンビ病(リーシュマニア症)になってしまった場合は、治療方法はあるのでしょうか? ゾンビのようになるしかないなら、恐ろしいことですよね。 リーシュマニア症は、薬剤による治療ができます。 [aside normal”] ・アンチモン剤 ・アンフォテリシンB ・ペンタミジン[/aside] といった薬を使います。 治った人はいますが、専門家による治療が必須なので、感染したらとにかく病院へ行きましょう。 [hgrmtl.com]
患者は鎮痛薬と制吐薬による治療を受け、徐々に改善しました。発症後15日目にリハビリテーション・センターに転院することができ、発症21日目に完全に回復しました。患者は、その後、8か月間、再発しませんでした。 症例2とその他の人 2人目の患者は50代前半の女性で、発症後11日目に採取された血清で、抗TOSV IgM抗体と抗SFNV IgM抗体が陽性でした。また、発症後52日目に採取された血清で、抗TOSV IgM抗体が10倍増加しており、抗TOSV IgG抗体が陽転していました。 [forth.go.jp]
また治療薬で対応できるものは、ライム病、リケッチア症、ペスト、マラリア、フィラリア症、アフリカ・トリパノソーマ症,アメリカ・トリパノソーマ症、回帰熱などでこれらのうちマラリアは治療薬の一部を予防のために使用しています。 西ナイル熱とデング熱の2つは、現在のところ予防接種も治療薬もありません。 デング熱と黄熱は共に、ウイルス性出血熱の仲間で、 表B で説明してあります。 [faminet.net]
疫学
II 疫学的特徴 1.発生状況 ヨーロッパおよびアフリカの特に地中海沿岸部、 中央アジア 、インドで媒介昆虫の棲息する地域に流行する。季節的には、4月から10月にかけてしばしば集団的に発生する。特に流行地への侵入者が罹患する。 2.感染源 ヒトの感染源はサシチョウバエによる剌咬である。病原巣はサシチョウバエ、ヒト(アメリカ大陸では 齧歯類 の報告もある)。 3.伝播様式 サシチョウバエは小形の吸血性の双翅目の昆虫であり、夜間ヒトを吸血する。 [mdessay.hateblo.jp]
予防
幸い大変有効な予防ワクチンがありますので、熱帯アフリカおよび熱帯南アメリカに旅行または赴任する人達は黄熱ワクチンの接種を受けてから出国することが重要です。 黄熱の予防接種は各地の 検疫所 に前もって相談し、出国前に他の予防接種の接種プランに組み込む必要があります。 ペスト については 表 D (ネズミに関係する感染症)で説明いたします。 2006年10月5日 [faminet.net]
が異なる 潜伏期間 : 種類によって異なり、6 30日前後 分布 : アジア地域は山岳部や農村部 アフリカ地域は都市部でも 南アメリカ地域は平野部と森林地帯が主 予防法 : 蚊取り線香、虫除け剤の使用、服装の注意 予防薬の服用 ハマダラカ デング熱 ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ 症状 : 発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹 潜伏期間 : 2 15日、通常、2 7日 分布 : 熱帯・亜熱帯アジア全域、西アフリカ、北オーストラリア、ミクロネシア、ポリネシア、カリブ海諸国、中南米など広く 予防法 : 虫除 [forth.go.jp]
予防接種で予防可能なので、森林地帯に入る観光客には予防接種が必須です。 急性肝炎 A型肝炎ウイルスが原因で食べ物や水から感染するA型肝炎(潜伏期1 2ヶ月)とB型肝炎ウイルスが原因で血液や体液から感染するB型肝炎(潜伏期1 6ヶ月)があり、発熱、全身倦怠感、食欲不振などの症状と黄疸が表れます。A、B型肝炎ともに予防接種で予防が可能です。 狂犬病 多くはありませんが、野犬やコウモリを介して発症する例が報告されています。狂犬病ウイルスに感染している動物に咬まれて発症します。 [br.emb-japan.go.jp]
マラリア(Malaria) ブラジルのマラリア危険地帯:場所により異なる マラリア危険地帯へ行かれる方は、マラリア予防の方法について下記をご参考下さい。 主なマラリア予防の方法は下記の3つです: マラリア予防薬を服用する 虫除けクリームなどの虫除け剤や長袖と長ズボン着用により蚊に刺されないようにする エアコンディションや網戸のしっかりしてある部屋、蚊帳を使用する 当クリニックでは下記のマラリア予防薬を処方しております。 [japantravelclinic.com]
(危険がある場合には経口ワクチンを推奨) ポリオ 1975-1977年生れは追加接種 麻疹、風疹、水痘おたふくかぜ 予防接種を受けていないか1回だけ受けた人、 特に20歳未満の発病歴が無い人 インフルエンザ 60歳以上 (毎年受けていれば必要なし) 肺炎球菌(23価) 65歳以上 4. 同伴されるお子様の予防接種(接種時期、回数) 外国では日本の定期予防接種だけでは不十分な場合があります。必要な予防接種の種類と回数は旅行期間などにより違います。 [traveller-vaccination.jp]