治療
漢方的な働き 中国でも薬用として解毒、解熱、鎮咳 (ちんがい) などの治療に利用されていますが、食用にはされていません。 《調理のポイント》 ゴボウは晩秋から初冬のものがもっともおいしい時期です。2cmくらいの太さでスッと伸びたもの、ひげ根が少ないものを選びましょう。 リグニン は切り口に発生する性質があり、時間がたつほどふえます。切り口の表面が多くなる「ささがき」をした調理がおすすめです。ゴボウにはアントシアニン系色素が多く、アクが多いので、切ったら水にさらすことが必要です。 [kotobank.jp]
予防
がん予防や胆汁酸 (たんじゅうさん) を吸着し、排泄 (はいせつ) させる作用があります。これは、消化吸収されずに便の量をふやして腸の蠕動 (ぜんどう) 運動を活発にするので、便秘 (べんぴ) を防ぐ働きもあります。また、腸内の有用細菌の繁殖を助け、有害物質を吸着して排泄する働きもあるので、大腸がん予防に役立つといわれています。 便秘改善に効力を発揮する理由はほかにもあります。ゴボウは、水溶性と不溶性の両タイプの食物繊維が多く、便の量をふやし、乳酸菌の活動を活発にして、便秘を改善するのです。 [kotobank.jp]
食 物 繊 維 水溶性食物繊維 イヌリンなど ・腎機能高める ・利尿作用促す ・血糖値の上昇を穏やかにする ・余分なコレステロールに吸収し、体外に排出する ・糖尿病、高脂血症、動脈硬化などの病気予防、 改善が期待できる 不要性食物繊維 リグニン、セルロースなど ・腸内の有害物質を排出する ・ガンの発生を抑制する アルギニン 滋養強壮 亜鉛 成長や傷の 修復 ペルオキシターゼ 活性酸素の毒性を消す セレン 抗酸化作用 ポリフェノール 肉や魚の臭みを消す ゴボウの食べ方 旬 晩秋 冬(11月 2月頃) [tfk-corp.co.jp]