治療
クロストリジウム・ディフィシル感染症に対する治療は、別途適切に行うこと。 本剤は、クロストリジウム・ディフィシル感染症に対する治療施行中に投与すること。 本剤を複数回投与した場合のベネフィット・リスクは不明である。 使用上の注意 慎重投与 うっ血性心不全を有する患者[心不全が悪化するおそれがある。] [kegg.jp]
*1 日本感染症教育研究会、日本感染症学会、厚生労働科学研究費補助金・政策創薬総合研究事業「輸入熱帯病・寄生虫症に対する稀少疾病治療薬を用いた最適な治療法による医療対応の確立に関する研究」班、日本呼吸器学会 *2 申請にあたり 未承認薬等開発支援センター の助成金を受けております。 [pfizer.co.jp]
治療 治療は、メトロニダゾールまたはバンコマイシン散を 10 日間内服。 1) メトロニダゾール 250mg 1 錠を 1 日 4 回、または 2 錠を 1 日 3 回、 10 日間 2) バンコマイシン散 125mg を 1 日 4 回、 10 日間 ( 1 バイアル 0.5g を 20ml ブドウ糖に溶解し 5ml ずつ投与でも可、冷蔵保存) 軽症の場合は、効果に大きな差はないため、当院では安価なメトロニダゾールを推奨する。 [kufm.kagoshima-u.ac.jp]
疫学
ここでは、米国医療疫学学会(SHEA:Society for Healthcare Epidemiology of America)および米 国感染症学会(IDSA:Infectious Diseases Society of America)が公開した「成人におけるクロストリジウム・ディフィシル感染症のための臨床実践ガイドライン」 1) から院内感染対策についての重要ポイントを紹介する。 [kenei-pharm.com]
予防
[…] l CD トキシン陽性例では下痢症状が消失して 72 時間( 3 日間)まで接触予防策を実施する。 l 接触予防策解除のための CD 検査は行わない。 [kufm.kagoshima-u.ac.jp]
福祉介護施設でも、 C.difficile による集団感染の発生事例や感染対策に関する必要な情報を入手し、職員間で情報の共有を図りながら、上記通知の内容や感染予防対策(消毒法など)を守って、自施設で C.difficile による集団感染が起きないよう、くれぐれも注意して下さい。 (2010.5.13) 第24回『クロストリジウム属菌による健康被害(感染症や食中毒など)の発生とその予防について(その1)』 [pro.saraya.com]
不活化ワクチン接種による予防が行われていましたが、製造中止のため、 クロストリジウム 菌によって起こる 悪性水腫の予防もあわせた3種混合、5種混合ワクチンを行います。飼育環境の消毒、改善も本症の発生予防に 有効です。また、抗生物質(ペニシリン)の大量投与も感染初期には試みられますが、あまり有効ではありません。 ・ クロストリジウム 感染症3種混合トキソイド 3ml/ 頭 筋肉内注射 通常は年1回注射、汚染地域では6ヵ月間隔で注射 妊娠末期または分娩後間がない牛への注射は避ける。 [ibaraki.lin.gr.jp]