入院後急性腎不全を主体とする多臓器不全を発症したが, 血液透析を計8回施行して腎機能は回復した. 透析離脱後は他の臓器不全も改善し後遺症も認められなかった. ハチ刺症による急性腎不全の発症機序としてはハチ毒による尿細管壊死, 横紋筋融解, 血管内溶血などが考えられる.
[doi.org]
横紋筋融解症の重症度、腎不全の発症率は血清CKと比例しており、腎不全発症のリスクは血清CKの最高値>5,000U/Lで増加することが示唆されているが、明確な診断の基準値はなく、慣習的に正常値の5~10倍が目安とされている。
[clinicalsup.jp]
劇症肝炎、無顆粒球症、横紋筋融解症、また横紋筋融解症による急性腎不全発症に注意 (4)血圧降下剤の「イルベサルタン・アムロジピンベシル酸塩」(販売名:アイミクス配合錠HDほか) ▽新たな【重大な副作用】:劇症肝炎、無顆粒球症、また横紋筋融解症による急性腎不全発症に注意 (5)血圧降下剤の「カンデサルタンシレキセチル・アムロジピンベシル酸塩」
[medwatch.jp]