トロサ・ハント症候群(とろさ・はんとしょうこうぐん、英語: Tolosa–Hunt syndrome; THS)は稀な疾患であり、第III, IV, V, VI脳神経のいずれかに関係する、外眼性の麻痺を伴った片側性で重い頭痛と、特定の眼筋の脱力と麻痺(眼筋麻痺)を伴う眼の側方と後方の痛みを特徴に持つ。 2004年、国際頭痛学会は肉芽腫を含んだ診断基準を規定した。 THSの正確な原因は不明であるが、眼の奥の領域(海綿静脈洞や上眼窩裂)の炎症が関連していると考えられている。[…]
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