『シャルル・ボネ症候群』とは、低視力になった際、 そこにはないはずの人物、動物、建物などが見える症状をいいます。 いくつか原因が考えられていますが、最も説得力のあるものは 『幻肢現象』と類似したものであるという説です。 『幻肢現象』とは、けがや病気により四肢を切断された人が、 あるはずのない手や足が痛む症状です。 つまさきや指がまだあるように感じたり、あるはずのない腕に痛みを感じたりします。 これは、脳内にある体の各部位に対応するマップが、 その部位を失ったにも関わらず更新されず そのままになっているのが原因ではないかと考えられています。 眼にも『幻肢現象』と同じことが起こります。[…]
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