乳幼児期には、生まれた時の脳の損傷や先天性代謝異常、先天性奇形が原因で起こる症候性てんかんの頻度が高いと考えられていますが、小児てんかん全体では原因不明の特発性てんかんが多く、発病は生後から3 歳までと学童期に起こりやすいことが知られています。 てんかん症候群の分類 特発性 (原因不明) 症候性 (原因あり) 部分 脳の一部分から発作が始まる 特発性部分てんかん 主に小児~若年期に発病症状の経過はよい 良性ローランドてんかん 良性後頭葉てんかん など 症候性部分てんかん 成人発症に多い 発作が始まる前に何らかの前兆がある 側頭葉てんかん 前頭葉てんかん 頭頂葉てんかん 後頭葉てんかん など[…]
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