慶應義塾大学病院では、遺伝性難聴のひとつであるペンドレッド症候群/DFNB4(SLC26A4変異)と診断されている7歳〜50歳の患者さんを対象とした、難聴・めまいに対する治験を行っています。 治験では①聴力検査, ②眼振測定機器, ③体平衡測定機器, ④生活問診票(タブレット端末)を貸出し、自宅で測定していただきます。病院でも把握できず、患者さん本人と周囲の方にしか理解されずにいた日々の症状の変動を調べるとともに、この治験薬がペンドレッド症候群の患者さんの症状や体調など、毎日の生活にもたらす効果を詳細にみていきます。[…]
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