ところが、抗生物質の服用によって正常な腸内細菌のバランスがくずれ、ある種の菌が異常に増え(菌交代現象)、大腸に炎症を起こすことがあります。 この代表的なものが感染性大腸炎の一種である偽膜性大腸炎で、そのほとんどが「クロストリジウム・ディフィシル」という菌が原因で引き起こされます。
[saiseikai.or.jp]
抄録 細菌による感染性大腸炎は多種多様なものがあり,その中で最近注目されている病原性大腸菌腸炎,MRSA腸炎,キャンピロバクター腸炎,腸結核について,その背景,症状,内視鏡所見,診断を概説した.病原性大腸菌は5群に大別され,特にO157は集団発生や重篤化が社会的問題となった.早期診断上,内視鏡は重要であり,深部大腸の出血性粘膜,浮腫,縦走潰瘍
[jstage.jst.go.jp]
遺伝的な要因といっても実際に両親が潰瘍性大腸炎であっても、多くの場合お子さんは潰瘍性大腸炎にはなりません。 日本における潰瘍性大腸炎の患者数は年々増加していると報告されており、現在約15万人以上の患者さんがいると推定されています。慶應義塾大学病院では2015年現在約1,700名の患者さんが定期的に通院しています。
[kompas.hosp.keio.ac.jp]