肺胞蛋白症とは、末梢気腔(肺胞腔内及び終末気管支)にリン脂質とサーファクタントアポ蛋白が貯留し、次第に呼吸困難が進行する稀少肺疾患です。国内における推定患者数は800~1,200人程度とされています。 【研究班による全数調査の結果】 研究班では、1999年より同症の血清診断を行い、全数調査を行ってきましたが、2015年までに累積1,005名の肺胞蛋白症を診断しました。2014年までの罹患率はそれぞれ、0.69人/百万人/年(平均0.7人/百万人)と推定されます。[…]
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