胃癌の診断と治療 概説 胃癌は我が国で最も罹患率の高い悪性腫瘍であり、男性で最多、女性では大腸癌、 乳癌についで多い疾患です。胃癌は世界的には減少傾向ですが、本邦では人口の高齢化に伴い罹患患者数は男女ともにいまだに増加傾向にあります。早期胃癌に 対する内視鏡治療など低侵襲治療法が開発されていますが化学療法に関してはその成績はまだ十分なものではありません。当科では胃癌の早期発見、早期治療を 目的に積極的な内視鏡検査を推奨しています。さらに胃癌が発見された場合には胃癌治療ガイドラインに基づいた集学的治療を実施しております。 胃癌の診断[…]
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