第二に、タミフルはインフルエンザウイルスのノイラミニダーゼだけでなく、ヒト正常細胞に存在するノイラミニダーゼ(シアリダーゼ)に結合しその活性を阻害しうることが最近判明した(Li C, Wei Lら、Cell Research(2007):17:1-6)。シアリダーゼは、その欠乏や過剰が、神経機能やがん、糖尿病など種々の病態に関わっているとされている[npojip.org]